GMOインターネットの中途採用事情

GMOインターネットの中途採用事情

 

サーバーなどのインターネットインフラ事業を中心として、インターネット広告・メディア事業、インターネット証券事業、モバイルエンターテイメント事業など、様々な事業を幅広く展開している新進気鋭のインターネット企業、GMOインターネット。

 

インターネットの黎明期から、事業を展開している、この分野の先駆者的な立場にある企業であり、代表的な事業の一つである、ドメイン名登録事業、レンタルサーバー事業においては、国内トップクラスのシェアを誇っています。

 

2018年度には、仮想通貨マイニング事業にも参入するなど、時代の変化に合わせて、次から次へと、新規事業を打ち出しており、東証一部に上場した今でも、ベンチャー気質を忘れていない、エネルギッシュな会社です。

 

そのため、常に外部から、新しい人材を取り入れる意識が高く、こういった背景から、人材採用の動きは、常に活発です。

 

中途に関しても、様々な職種において、募集がかかっており、GMOインターネットへの転職のチャンスは豊富に存在するので、関心がある人は、このタイミングで真剣に検討することをオススメします。

 

このページでは、GMOインターネットの中途採用求人の傾向、及び、社員の年収・給与水準、社内の労働環境についてまとめていますので、参考にしてください。

 

なお、GMOインターネットは、24時間無料の社員食堂や託児所を設けるなど、社員の福利厚生に力を入れており、労働環境は良好です。

 

GMOインターネットの中途採用求人の傾向

GMOインターネットの中途採用で募集がかかる職種は、多岐に渡りますが、最近の傾向としては、下記のような職種において、求人の発生頻度が高くなっています。

 

<管理>
GMOインターネットのグループ会社、新たにグループとなる会社において、会計・財務関連の一連の業務を担当。応募条件として、会計・財務関連の記帳から決算・申告まで、一連の業務経験が必要になります。

 

<営業・コンサルティング>
クライアントの事業拡大や販売促進などのための、インターネット広告活用の導入提案業務。営業経験が必須となりますが、業種は限定されていないので、IT業界の経験がない人でも応募可能です。

 

実際、GMOインターネットの営業マンには、証券・金融・不動産・自動車販売・人材サービス等、様々な職歴を持つ人がいて、活躍しています。

 

<アプリケーション・エンジニア>

  • アプリケーションエンジニア/アーキテクト
  • Webアプリケーションエンジニア(UI・UX担当)
  • Webアプリケーションエンジニア(課金・社内システム担当)
  • WEBアプリケーションエンジニア(ドメイン、ホスティングサービス担当)

 

<インフラ・エンジニア>

  • 運用業務最適化社内SE
  • データベースエンジニア
  • サーバー監視・運用エンジニア
  • インフラ・サーバー開発エンジニア・構築担当(Linux、Unix系OS)
  • ブリッジエンジニア

 

<データベース・エンジニア>

  • データサイエンティスト

 

GMOインターネットは、エンジニアの募集も積極的に行っています。いずれの職種に関しても、該当業務に関する実務経験が必須となりますが、具体的な経験の内容(職歴・経歴)、年数については、同一職種でも、求人ごとに異なるケースが多いので、個々に確認するようにしてください。

 

求人情報の入手方法

GMOインターネットから発生している中途採用者向けの求人情報の入手方法ですが、会社の公式サイト内において、採用情報ページが設けられており、そのなかで、現在、募集がかかっている求人の募集要項を、確認することが出来ます。
https://recruit.gmo.jp/

 

また、中途の場合、転職会社経由でも、求人情報が公開されているので、そちらから情報を入手することも可能です。

 

公式サイト、転職会社、どちらでも、入手出来る情報に変わりはありませんが、転職会社の場合、様々な企業の求人情報を押さえているので、GMOインターネットだけでなく、他社の求人も含めて、比較検討してみたいといった時には、まとめて情報を入手出来るので便利です。

 

このページの最後に、GMOインターネットの中途採用求人を扱う、代表的な転職会社をリストアップしておきますので、参考にしてください。

 

GMOインターネットの社員の年収・給与制度について

GMOインターネットに勤務する社員の年収ですが、職種別に幾つか事例を挙げると、下記の通りとなります。

 

GMOインターネットの社員年収

  • 営業 25歳 年収400万円
  • 営業 28歳 年収360万円
  • 営業 30歳 年収500万円
  • 営業 39歳 年収600万円
  • 開発 30歳 年収400万円
  • 開発 31歳 年収420万円
  • 開発リーダー職 33歳 年収500万円
  • 開発リーダー職 36歳 年収530万円
  • 営業企画 25歳 年収500万円
  • 営業企画 30歳 年収500万円
  • 営業企画 38歳 年収600万円
  • マーケティング 24歳 年収350万円
  • マーケティング 26歳 年収320万円
  • 経理財務 30歳 年収300万円
  • 経理財務 40歳 年収650万円
  • 人事 27歳 年収400万円
  • SE 27歳 年収350万円
  • SE 27歳 年収450万円
  • SE 31歳 年収500万円
  • 経営企画 30歳 年収600万円
  • カスタマーサポート 30歳 年収450万円
  • カスタマーサポート 32歳 年収580万円

 

GMOインターネットの給与体系ですが、月給に各種手当、年2回の賞与から構成される、ごくオーソドックな形となります。

 

賞与については、年齢や就労年数に関係なく、実績によって支給額が変わるため、同年代でも年収差が大きいです。

 

昇給のチャンスは、年4回あり、3ヶ月ごとに目標を設定、その目標の達成度が、基本給に反映されます。(評価が悪い時には、給与が下がることがあり、ここも、完全な実力主義です。)

 

福利厚生に関しては、各種社会保険が完備されているほか、ライフプラン(資産形成)支援制度、従業員持株会(奨励金として、拠出金の10%を付加支給)、確定拠出年金制度などが用意されています。

 

また、全国各地に、会社直営の保養施設が4ヶ所あるほか、法人契約の施設を約9000ヶ所、格安で利用出来ますし、健康面のサポートとして、専門医によるヘルスケアカウンセリングを受けられるようにもなっています。

 

中途採用で入社する時の注意点

中途で入社する場合には、前職までの経歴・実績をベースにして、基本給が決まることになりますが、交渉次第で数字が変わってくるので、会社側からの提示額に納得がいかない時には、そこで諦めずに、自分の希望条件を伝えて、しっかりと話し合うようにしてください。

 

ここで妥協してしまうと、後々まで影響を受けることになるので、要注意です。もし、こういった金銭交渉を自分で行うのは、気が引けるということであれば、前述した転職会社に、交渉の代行を依頼することを、オススメします。

 

彼らはプロなので、この手の交渉ごとに長けており、うまく話を進めてくれます。自分の希望条件を100%通すというのは、さすがに難しいのですが、何らかの上積みが為される可能性は十分にあります。

 

代行してもらうことで、慣れない交渉を実行するストレスから解放されるというメリットもあるので、苦手な人は、最初から任せてしまったほうが賢明です。

 

GMOインターネットの評価制度について

GMOインターネットの評価制度は、年4回の四半期評価と年1回の360度評価を基本としています。後者に関しては、ポジションを問わず、業務で関わった人から評価を受けることになります。(同時に、自分自身も、同僚や上司を評価することになります。)

 

人事評価に応じて、等級・ランクが決められ、そこに合わせて、基本給が算出されることになります。(等級ごとに、給与テーブルが設定されています。)

 

四半期評価に関しては、先ほども少し触れましたが、目標達成度がベースとなります。(GMOインターネットでは、MBO評価制度が導入されており、四半期に一度、上長との面談のなかで、その期の個人目標を設定、その達成度に応じて、評価を行います。)

 

個人目標は、各人の現状を加味して、達成可能な範囲内で設定されるので、無理な目標を強いられて、評価が悪くなるといった心配はないです。

 

GMOインターネットの評価制度は、公明正大で非常にわかりやく、『評価の見える化』が出来ています。

 

それだけに、ごまかしが効かず、いかに有言実行出来るかです。かつ、周りからの評価を得るためには、普段の仕事に対する姿勢も、重要となってくるので、そういった意味でも、手抜きは出来ない環境です。

 

GMOインターネットの成長環境について

GMOインターネットは、社員の自律性を重んじており、採用の際にも、この点を徹底的に見極めるため、結果として、この会社は、自ら動いて行動出来る人間が集まっています。

 

仮に、今まで経験したことがないような仕事が回ってきたとしても、周りと協力し合いながら、試行錯誤で仕事を完遂するタイプの社員が多いです。

 

こういった人達と働けるというのは、自分目線で見ると、常に良い刺激を受けられます。切磋琢磨していきながら、お互いが成長していくような会社なので、自分を高めたいという成長志向を持つ人にとっては、やり甲斐がある職場と言えます。

 

ちなみに、GMOインターネットは、社員のチャレンジ精神を重んじる会社でもあるので、自分から手を挙げれば、色々な仕事を担当させてもらえますし、そのなかには、海外駐在、新規事業担当といった案件も含まれます。

 

逆に言えば、自ら行動を起こせない人には、何もチャンスを与えない会社です。(より正確に言えば、気にかけない会社です。)そもそも、こういったタイプの人は、GMOインターネットに入れることは、まずないのですが、仮に誤って入社してしまうと、苦労することになるので、注意してください。

 

(上司などから、逐一、指示を受けて働くのが好きという人には、向いていない会社です。)

 

また、GMOインターネットは、ジョブローテーションが活発で、能力など、一定の条件をクリアすることが条件ですが、自分が希望する部署に、異動させてもらうことも出来ます。

 

営業からエンジニアというふうに、全く違うキャリアに進むチャンスもあるので、キャリアを変えたいと思ったときにも、別の会社に転職することなく、社内で実現させることが出来ます。

 

GMOインターネットの教育制度・成長環境について

GMOインターネットの教育制度は、非常に充実しています。そのなかでも、特にエンジニア・クリエイター向けの教育体制はしっかりしており、自社内でも、様々な勉強会、研修が開催されていますし、外部のセミナーへも参加しやすいように、会社としてサポートしています。

 

また、技術関連の書籍や最新ガジェットを購入する際に、費用を補助する制度、オフィスチェアなども含めて、その人に合った開発環境を整えるための補助制度なども、用意されています。

 

これだけ、社員のスキルアップを支援する会社というのは限られているので、教育環境という観点においても、成長意欲が高い人が、満足出来ること間違いなしです。

 

ワークライフバランスについて

インターネット関連の会社と聞くと、激務をイメージする人が多いかもしれませんが、GMOインターネットは、就労環境がかなり良い会社です。

 

まず、残業に関して言えば、1ヶ月あたりの平均残業時間は30時間程度です。(ちなみに、GMOインターネットは、みなし残業制度が取り入れられており、40時間分が手当として支給されています。)

 

開発系の部署にいる人だと、もう少し、多めの残業をしている人がいたり、繁忙期には、社内全体で残業が増えたりといった傾向がありますが、これらは例外的なことなので、ワークライフバランスを重視する人にとっても、まず満足出来る環境と言えるでしょう。

 

ちなみに、GMOインターネットにおける、有休の消化率は約60%となっており、こちらも、まずまずです。事前調整さえしておけば、希望通りに取得出来ますし、急な用事が出来た時に、半休として使用するといった使い方も認められています。

 

また、有休以外の休暇制度については、夏期と年末年始に、まとまった休みが取れるようになっていますし、それとは別に、リフレッシュ休暇も用意されています。

 

結婚、忌引、看護、配偶者出産、学校行事、災害、病気など、特定の原因を理由に、休みを取れるようにもなっているので、このあたりも、かなり手厚くなっています。

 

女性の働きやすさについて

GMOインターネットにおける、社員の男女比は6:4で、まだまだ男性のほうが多い職場ですが、元々、実力主義の会社なので、女性だからといって働きにくいということは、ありません。

 

また、最近は、エンジニアも含めて、年々、女性が増えてきており、上級職に就く人も出てきているので、キャリア志向が強い人にも、オススメの会社です。

 

また、GMOインターネットは、育児支援にかなり力を入れている会社であり、産前産後休暇として、産前6週間、産後8週間の休みが取得出来るようになっていますし、復帰後には、子供が小学校に入るまで、勤務時間を1日4時間以内に、短縮することが出来ます。

 

なお、時短勤務は男性社員が取得することも可能ですし、同様に、予定日前後3週間以内であれば、5日間(合計40時間)を限度として、男性社員が休みを取れる『配偶者出産休暇』も用意されています。

 

また、冒頭でも触れたように、2011年7月には、本社があるセルリアンタワー内に、託児所をオープンして、社員が自由に使えるようになっています。

 

※補足
GMOインターネットは、介護支援にも取り組んでおり、家族に介護が必要となった場合、1人につき、通算93日の介護休暇を取得することが出来ますし、3ヶ月以内であれば、勤務時間を短縮することも、認められています。

 

GMOインターネットの転職先としての価値

GMOインターネットで働く人の特徴として、全員がプレイヤー気質であり、人を育てるという企業風土はあまりありませんが、そのかわり、やる気さえあれば、自分を成長させられる環境を与えてくれる会社です。

 

業務の割り振りに関しても、実績に関係なく大きな仕事を任せてもらえるので、常に、やり甲斐を感じながら働ける会社です。(自分自身でキャリアを切り開いていこうと考えている人には、最高の環境です。)

 

そこで、成果を出せば、昇給・賞与という形で、見返りをもらえるので、収入面に関しても、十分にやる気を持てますし、福利厚生や教育制度も充実していますので、転職先として、十分にオススメ出来る会社です。

 

もちろん、誰でも合う会社というのは存在しないので、人によっては、GMOは厳しいかも・・・という結論になるかもしれませんが、このあたりは、当人の考え方次第と言えるので、自分自身の価値観と照らしあわせながら、GMOインターネットへの転職の判断を下すようにしてください。

GMOインターネットの中途採用求人を扱っている転職会社

下記に、GMOインターネットの中途採用求人を扱っている転職会社をリストアップしておきますが、彼らは社内事情に精通しているので、このあたりの判断に迷うことがあれば、一度相談してみてください。プロの視点で、アドバイスしてくれるので、参考になるはずです。

 

また、転職会社は、様々な企業の求人情報を扱っているので、他社の求人を紹介してもらうのもオススメです。GMOインターネット以上に、魅力を感じる求人が出てきてもおかしくないので、関心があれば、ぜひ他社のことについても、話を聞いてみてください。