領事館に就職するには、どうすればいいのでしょうか?
職を得ることをゴールと考えると、そこにたどり着くための手段として、必要な要素が二つあると考えられます。
一つは職務をまっとうするだけの能力を身につけておくこと。当たり前のことですが、注意点としては業務内容によって求められるスキルが違ってくるということです。
極端な例をいえば、領事館内にあるレストランの料理人や運転手、機械設備の保守要員といった仕事であれば、語学力については、それほど高いものは求められません。日常会話が出来る程度で十分です。
それよりも専門知識のほうが重要であり、そこが優秀であれば言葉は片言でも採用してもらえる可能性があります。
逆に、領事館というのは日本に住む自国の人間に対してサービスを提供する場所なので、そういった人達とじかに接するような職種だと、ネイティブ並の語学力が求められることになります。
また、そういった職種はオフィスワークとなるので、パソコンスキルや事務処理能力は高いものが求められるでしょう。
語学と専門スキルのバランスが取れていて初めて、業務をこなすスキルがあると言えます。その点については注意しましょう。
ほかにも柔軟性やコミュニケーション能力といった要素が必要になってきますが、下記のページに領事館で働くために必要とされているスキルをまとめていますので、参考にしてみてください。
求人情報に対する感度を高める
もう一つの要素は情報力です。
領事館や大使館での求人というのは、不定期でかつ、採用枠が狭いものです。一方、仕事を狙っている人は多いので、常に争奪戦のようなものとなります。
そのため、いち早く求人情報を入手して申し込むことがポイントとなります。
ちなみに、大使館や領事館での求人は一定の応募期間があるというものではありません。ある意味、速いもの順で、応募者がいたら随時面接。条件に合う人がみつかったら、その時点で募集終了。
こういった感じです。アルバイトの募集と似たような感じなので、いちはやく応募することが大切です。出遅れると、申し込みはしたけど自分が面接を受ける前に採用者が決まってしまったという残念な結果になることもあります。
下記ページに求人情報を入手する方法についてまとめていますので、参考にしてください。