【化学業界】英語が出来る人材向けの求人に強い転職会社6選

化学業界というのは、現時点においては、それほど高度な英語力が必要とされない業界です。特に開発系の求人の場合、ある程度の語学力は求められるにしても、ビジネスレベルまでの英語力が必須という案件は一握りに限られているのが実情です。

国内で完結する仕事が多いこと、日本の化学メーカーは世界的にみても、高い競争力を維持しており、外資企業が日本企業に合わせてビジネス展開をしているため、英語が必要となる場が少ないためです。

ただし、化学メーカーもどんどんグローバル展開しているので、少しずつではありますが、英語が出来る人材に対する需要が増えています。外資であれば、当然英語は必須スキルとなります。

そのため、英語力が求められる求人を探すことは現時点でも可能です。下記の転職エージェントであれば、英語を活かせる仕事の求人情報に強いので、ぜひ直接問い合わせてみてください。

リクルートエージェント

保有求人案件数が日本で最も多い国内最大手の転職エージェント。英語が得意な人材の転職支援に長けており、TOEIC700以上のスコアを持つ人材を募集する案件を多数扱っています。

化学業界において英語力が求められている転職案件については、次の二つの傾向に分かれます。

一つは外資化学メーカーからの医薬品業界、化粧品業界、食品業界向けの営業職求人。日本市場でシェアを拡大しようとしている外資メーカーが積極的に人材を採用しています。医薬原体、医薬中間体、化粧品原料、食料品原料、食品原料等のセールス経験者は有利な状況です。

また、外資系化学メーカー全般で求められる条件というのは、化学系大卒で英語力中級以上となりますが、人手不足の傾向があるため、この条件を満たせば、未経験者でも採用される可能性があります。

もう一つは海外展開が相次ぐ日系メーカーからの、プラントエンジニア・生産技術エンジニアの求人です。生産量が増加しているため、慢性的にエンジニアが不足しています。特に海外工場駐在に必要な英語力を持つエンジニアが不足しているので、英語力と技術力を兼ね備えたエンジニアはかなり有利な条件で転職出来る可能性があります。

※補足
リクルートエージェントは、元々、英語が得意な人の転職支援に力を入れていましたが、最近では、入社後、勉強して身につけることを条件に、今現在の英語力については不問とする採用方針を採る企業からの求人についても、取り扱うようになっています。

そのなかには、海外出張や海外勤務の機会が想定される求人も含まれるので、興味がある人は、リクルートに相談してみてください。

なお、20代・30代の人には、マイナビエージェントという転職会社もオススメです。リクルートとは、また違った系統の求人を確保しているので、両者をダブルで利用すると、多角的に情報を集められるので、よりチャンスが広がります。

特に、第二新卒者の場合、好条件の求人を紹介してもらえる可能性が大です。一方、30代後半以降の経験豊富な人の場合、マイナビはそれほど良い求人を扱っているわけではないので、それほど期待は出来ないです。（他社のほうがオススメです。）