韓国は日本と関わりが深い国ですが、韓国駐在員の求人となると、それほど多くはありません。インド、中国、東南アジアを重視している企業が多いためと思われますが、それでも製造業を中心に韓国に駐在する人材を募集する案件は少なからず存在しますので、転職エージェントに問い合わせてみてください。
韓国駐在の案件を扱っているエージェントは少ないのですが、下記の会社であれば、取り扱い実績が豊富なので、案件情報を色々と教えてくれるはずです。
ビズリーチ
ビズリーチは最後まで職務経歴書を記入しないと、求人案件を紹介してもらえません。登録作業は数分で済むので、最後までキチンと入力しておきましょう。僅か数分で有力な転職先がみつかるどうかが大きく違ってきます。特に現在の年収が750万円を超える人の場合、より好条件の求人を同時に複数紹介してもらえる可能性が大です。
年収1000万レベルのハイクラス専門の転職エージェント。海外勤務案件の取り扱いに力を入れており、韓国駐在員を募集する求人についても、常時扱っています。
メーカー、商社からの求人が中心となりますが、会計事務所やコンサルティング会社、建築会社、IT企業からの求人を保有していることもあります。いずれも、管理職、役員クラスの求人が中心となります。（韓国拠点の社長候補を募集する求人なども存在します。）
入社直後に、韓国に赴任して現地の業務を統括出来るような、即戦力の人材が求められているので、採用のハードルは高くなりますが、それだけに高待遇となるので、キャリアアップ志向が強い人は要チェックです。
リクルートエージェント
保有求人案件数が日本で最も多い国内最大手の転職エージェント。日系グローバル企業の求人案件の取り扱いに積極的であり、海外駐在員を募集する案件を多数扱っています。
韓国駐在員の募集案件に関しては、機械・電気・自動車・エネルギーといった業界における各種エンジニア、技術者の転職案件が中心となっています。
技術系以外の職種に関しては、海外営業や現地法人の財務会計管理、経営管理といった管理系のポジションで求人が多くなっています。将来のリーダー候補を募集する案件も出ています。
JACリクルートメント
日系グローバル企業、外資系企業の求人専門の転職エージェント。海外に進出している日系企業からの現地駐在員募集案件を多数、扱っており、韓国駐在員を募集する求人に関しても、営業マン、技術者を中心に、多数の案件を保有しています。
語学に関しては、それほどハードルは高くなく、最低限のコミュニケーションが英語で出来ればＯＫとする案件が多くなっているので、語学力に不安がある人が、仕事を探す時に、最適なエージェントです。
一方、実務経験については、最低2～3年程度が必須とされる求人ばかりなので、未経験者の場合、仕事を紹介してもらうのは厳しいと考えてください。（海外経験は問われないので、国内での勤務実績のみで、大丈夫です。）
※JACに関する補足
- JACは海外移住、海外転職を支援するサービスではありません。海外勤務、海外駐在などの求人を紹介してもらえます。
- 年収600万円～2,000万円の方にオススメのサービスです。
※補足
このところ、JACは海外向けのビジネス経験・海外勤務経験がない人材に対しては、有望な求人を紹介出来ないようになっています。（海外ビジネス経験者を募集する求人の取り扱いにシフトしているためです。）
そのため、海外経験がないという人の場合、後にも触れているリクルートエージェント、もしくはマイナビエージェントといった転職会社のほうがオススメです。
特に、マイナビは若手層の転職支援に力を入れているので、35歳ぐらいまでの人であれば、職歴などを問わず、採用するという企業からの求人を多数保有しています。
海外駐在案件に関しても、本人の意欲が高ければ、それで良しとする企業が少なくないので、未経験という人にもチャンスがあります。（そのかわり、本気度については、厳しく見極められるので、注意してください。）
マンパワー
国内ではIT、看護系の転職案件に力を入れているエージェントですが、海外求人にも積極的に取り組んでおり、アジア太平洋地域の転職案件を豊富に保有しています。
IT、営業、人事、財務・経理、品質管理といった職種の案件を多数扱っており、そのなかには韓国駐在の求人も含まれています。
doda
日系グローバル企業の求人案件を積極的に扱っている転職エージェント。アジア地域を中心に海外駐在員の募集案件を豊富に扱っています。
韓国駐在員の求人については、販路開拓を行う海外営業、営業アシスタントといった営業職の案件が多くなっています。語学に関しては韓国語が出来なくても英語が話せれば良しとする案件が中心です。
アージスジャパン
日系グローバル企業、外資系企業の求人専門の転職エージェント。韓国に進出している日系企業からの現地駐在員を募集する案件を扱っています。機械・製造・電気・精密機械といった業種が中心ですが、メディカル業界の案件が出てくることもあります。
最近の例では、日本で始めてCROビジネスをスタートさせた企業からの韓国子会社のマネジメントを担当出来る人材を募集する案件が出ていました。
