マイナーサイトというのは言い方が悪いのですが、一般的には殆ど無名のサイトで、スペイン政府観光局の求人情報を入手することが出来ます。観光局の公式サイト上では、採用情報が公開されていないため、貴重な情報源となります。
そのサイトですが、セルバンテス文化センターとジャパントゥデイ・ジョブです。
http://tokio.cervantes.es/jp/noticias_jp/bolsa_de_trabajo_jp.htm
http://blog.goo.ne.jp/gaijinpot/c/7b464b950e41b5ce388cd349996f9de5
セルバンテス文化センターは、スペインの文化を世界各国に広げることを目的とした政府機関で、経済活動・投資活動の促進にも力を入れており、そのなかの一貫としてスペイン企業や政府関係機関の求人情報を掲載するページを用意しています。
掲載数は多く、新着案件が登場する頻度も高いので、ちょこちょこチェックしてみることをオススメします。
ジャパントゥデイ・ジョブは、欧米13カ国の在日商工会議所の公式求人サイトとして、日本に進出中の外資系企業やグローバルに展開する日本企業からの求人や、外国大使館、政府機関などの求人情報を提供しているサイトです。
一般的な転職サイトのように、仕事を求めている人が自分の履歴書を登録する機能があり、登録しておけば、あなたに興味を持った採用担当者から直接コンタクトを受けることもできます。登録しておいて損がないサイトです。
この二つが最も有力な情報源になります。あとは日本の転職サイトということになりますが、政府関係機関の求人情報はクローズド扱いされていることが多く、ユーザー登録をしないと見ることが出来ません。
真剣に探している人は、語学系の求人に強い幾つかの転職サイトに登録しておくことをお勧めします。
直接、問い合わせをしてみる
これ以外のやりかただと、直接観光局に問い合わせてみるというやりかたもあります。相手にしてもらえるかどうかは分かりませんが、やってみるだけの価値はあります。
ただし、その場合、自分がやりたいからという理由だけでは厳しく、これまでスペインと関わりの強い仕事をしてきたとか、スペインのことに精通しているとか、即戦力で政府観光局のスタッフとして携われるだけの能力を持っていることを証明する必要があります。
いわば、むこうから『こんな人だったら、ぜひ働いてもらいたい』と思われるような人材になるということですね。
政府観光局で働いている日本人スタッフの大半は転職組なので、ただ働きたいというだけでなく、どうやったらスタッフとして貢献出来るかという視点で考えることも重要です。
今現在、こういった実績がないという人は、まずは実績を積めるような仕事をしてから、観光局のスタッフに転職するというようなキャリアアップのルートも検討してみましょう。