外資系ホテルの求人情報を探そうとするのであれば、入手ルートは大きくわけて二つになります。
一つは、ホテル業界や飲食業界、サービス業の求人情報を掲載している専門サイトをチェックすること。専門サイトだけに情報量が豊富です。
欠点としては、転職先への仲介や履歴職作成・面接のアドバイスといったサポートを受けることが出来ないということ、どちらかといえば一般スタッフの求人が中心となっていることです。
もう一つの手段は、外資系企業の求人に強い転職エージェントを利用すること。外資の求人は金融やITといった業界に集中しているので、あまりホテル業界の案件に力を入れているエージェントはいないのですが、管理職や経営幹部といったハイクラスの求人には強いので、こういった職種での転職を考えている人にはオススメです。
自分が望む職種によって、利用すべきサイトが変わってきますが、それぞれ特色があるので、ぜひ見比べてみてください。
外資系企業の求人に強い転職エージェント
ビズリーチ
ビズリーチは最後まで職務経歴書を記入しないと、求人案件を紹介してもらえません。登録作業は数分で済むので、最後までキチンと入力しておきましょう。僅か数分で有力な転職先がみつかるどうかが大きく違ってきます。特に現在の年収が750万円を超える人の場合、より好条件の求人を同時に複数紹介してもらえる可能性が大です。
年収が800万円を超えるようなハイクラス案件を専門に扱っている転職エージェント。ホテルの支配人、マネージャーといった管理職の案件が公開されています。
リクルートエージェント
語学が求められる職種の求人に力を入れているエージェント。外資系ホテルの求人については、フロントスタッフやウエイター・ウエイトレスといったサービス職ではなく、管理職や人事・経理といった管理部門の仕事に関する求人がメインとなっています。
※補足
リクルートエージェントは、元々、英語が得意な人の転職支援に力を入れていましたが、最近では、入社後、勉強して身につけることを条件に、今現在の英語力については不問とする採用方針を採る企業からの求人についても、取り扱うようになっています。
そのなかには、海外出張や海外勤務の機会が想定される求人も含まれるので、興味がある人は、リクルートに相談してみてください。
なお、20代・30代の人には、マイナビエージェントという転職会社もオススメです。リクルートとは、また違った系統の求人を確保しているので、両者をダブルで利用すると、多角的に情報を集められるので、よりチャンスが広がります。
特に、第二新卒者の場合、好条件の求人を紹介してもらえる可能性が大です。一方、30代後半以降の経験豊富な人の場合、マイナビはそれほど良い求人を扱っているわけではないので、それほど期待は出来ないです。(他社のほうがオススメです。)
マイケルペイジ
外資系専門の転職エージェント。金融業界、IT業界の案件が主体となっていますが、ホテルの求人も扱っています。
Daijob.com
外資系企業の求人情報を掲載しているサイト。ホテル業界の案件も掲載されていますが、数は少ないです。
ホテル業界の求人に特化している専門サイト
HOTERES(ホテレス)
ホテル・レストラン・ブライダル業界の求人情報、セミナー情報を集めた情報サイト。外資系ホテルの求人についても、一般スタッフから支配人クラスまで幅広い案件を扱っています。
全国各地のホテルの求人情報が集まっています。
ホテル求人ドットコム
ホテル求人に特化した情報サイト。外資系の案件も掲載されています。勤務地、職種、ともにバラエティに富んでいます。ホテルの求人を探すのであれば、一度はチェックしておきたいサイト。
FOOGENT(フージェント)
フード関連業界専門の転職エージェント。ホテルの求人も含まれています。年収500?1200万の案件のみとなっています。ただし、求人の案件数はそれほど多くはないようです。 ハイクラスの案件を少数精鋭で扱っているエージェントといった感じです。