金沢市内において発生している、国際交流に関連する仕事の求人情報を入手したいのであれば、チェックすべきサイトが3つあります。求人の数自体が少ないので、必ずしも、求人が見つかるとは限りませんが、募集がかかった時には、必ず、この3サイトのいずれかに掲載されています。
求人元となる母体によって、掲載されるサイトが違ってくるので、それぞれのサイトで確認出来る求人情報の種類と合わせて、ご紹介します。
ハローワーク
国際交流協会や石川県内の教育機関(大学・高校など)から、国際交流活動の推進スタッフ・留学生支援スタッフを募集する求人が、不定期で発生していますが、募集がかかる時には、ほぼ確実にハローワークで告示されています。
契約社員で、給与は月額15万円前後になるケースが多いです。応募条件については、それほど厳しくはなく、英語と日本語、それぞれをネイティブレベルで操ることが出来れば、ほぼ誰でも応募可能です。
JREC-IN
JREC-INというのは、日本国内の研究機関・教育機関からの求人情報をまとめたデータベースですが、国際交流関連の求人としては、大学での非常勤英語講師、国際交流センターの事務員を募集する案件が出ています。
金沢大学、金沢医科大学、金沢星稜大学等、金沢市内の大学からの求人が見つかることもあるので、こういった仕事に興味がある人は要チェックです。
なお、英語講師については、TESL/TEFL/TESOL/CELTAなどの資格を保有していることが応募条件となります。また、英語を教えるだけでなく、授業カリキュラムの構築や国際交流イベントの企画実行なども担当業務に含まれるなど、様々な業務に対応することが求められる仕事です。
はたらこねっと
数は少ないのですが、金沢市内には、国際交流を主活動とするNPO団体が存在しており、こういった団体から、アルバイト・パートスタッフを募集する求人が発生することがありますが、そういった求人が掲載されているのが、はたらこねっとです。
なお、純粋な国際交流活動とは少し違ってくるかもしれませんが、外国人客が多い飲食店、日本語を教える塾などからの求人も見つかることがあるので、興味があれば、ぜひチェックしてみてください。
まとめ
以上の3サイトをチェックしておけば、金沢の求人はほぼ確実に押さえられます。特に、ハローワークとJREC-INは掲載頻度が高いので、要チェックです。
なお、ハローワークについては、求人情報をサイトから検索することが出来ますが、全ての求人情報が登録されているとは限りません。(求人が発生してから、検索出来るようになるまで、タイムラグが生じることもあります。)
そのため、窓口に足を運んで、求職者登録をしたほうが、より確実です。一度、手続きをしておけば済むので、なるべく早い段階で、登録しておくことをオススメします。
民間企業で働くことも検討してみてください
最後に、これは補足ですが、国際交流関連の仕事というのは、正直なところ、かなり少なく、求人を探し出すこと自体、困難です。(発生する求人が1年間で、1件もなかったということも、十分にあり得ます。)
また、給与も低いので、学生や主婦などがアルバイト感覚で取り組むのであればともかく、本業とするには、かなり厳しいです。(家族がいたら、生活することすら、ままなりません。)
そのため、本職として考えているのであれば、もう少し視野を広げて、間接的に国際交流というものにかかわる方法を模索することをオススメします。それが、民間企業で働くなかで、国際交流という活動と接するという方法です。
金沢市内には、グローバル規模で活躍している国際的な企業が多数存在しますが、そのなかには、海外の人達(現地の人達)と密接な関係性を築きながら、事業を推進している会社も存在します。
また、企業ボランティアとして、国際交流活動に取り組んでいる会社も存在します。(教育分野での活動が多いです。)こういった会社では、社員がボランティアスタッフとして携わっているので、こういった会社で働くことで、国際交流活動にも関与することが出来ます。
さらに、これはかなりレアなケースにはなってしまいますが、JICAや国際交流基金が推進する国際交流プロジェクト、開発援助プロジェクトに参加して、現地での活動を請け負う企業も金沢には存在するので、こういった企業で働く機会を得れば、より直接的に関与することが出来ます。
※JICA関連だと、こんなプロジェクトも存在します。
http://www.tekkokiden.jp/kaiin/jica-5.html
NPO団体や教育機関などで求人を探すよりも、よほど現実的な選択肢となるので、ぜひ、こういった働き方も検討してみてください。
海外進出に積極的な企業からの求人情報を扱っている転職会社に相談すれば、こういった求人が存在するかどうか調べてもらえますし、該当する求人があれば、紹介してもらうことも可能です。
問い合わせた段階で有効求人がなければ、求職者登録(会員登録)をしておくことで、新規求人が発生した時に、すぐに連絡してもらうことが出来るので、情報源としても活用出来ます。何かと頼りになる存在なので、ぜひ一度連絡を取ってみてください。
下記の転職会社であれば、確保している情報量が多いので、相談先として最適です。
※ほかにも、転職会社は存在するのですが、とりあえず、上記の3社を押さえておけば大丈夫です。特にリクルートエージェントは保有情報量が膨大なので、ここだけでも連絡しておいたほうがいいです。
※JACに関する補足
- JACは海外移住、海外転職を支援するサービスではありません。海外勤務、海外駐在などの求人を紹介してもらえます。
- 年収600万円~2,000万円の方にオススメのサービスです。
※補足
リクルートエージェントは、元々、英語が得意な人の転職支援に力を入れていましたが、最近では、入社後、勉強して身につけることを条件に、今現在の英語力については不問とする採用方針を採る企業からの求人についても、取り扱うようになっています。
そのなかには、海外出張や海外勤務の機会が想定される求人も含まれるので、興味がある人は、リクルートに相談してみてください。
なお、20代・30代の人には、マイナビエージェントという転職会社もオススメです。リクルートとは、また違った系統の求人を確保しているので、両者をダブルで利用すると、多角的に情報を集められるので、よりチャンスが広がります。
特に、第二新卒者の場合、好条件の求人を紹介してもらえる可能性が大です。一方、30代後半以降の経験豊富な人の場合、マイナビはそれほど良い求人を扱っているわけではないので、それほど期待は出来ないです。(他社のほうがオススメです。)