宇都宮で国際交流に関連する仕事の探し方ですが、最も確実なのは、市や県の国際交流協会、交流団体のHPをチェックすることです。人材募集がかかった時には、サイト内で告知されるケースが大半なので、確実に押さえることが出来ます。
ただし、不定期の募集となり、いつ求人が発生するか分からないため、こまめにサイトをチェックしていないと、見逃してしまい、気がついたら募集が終了していたという結果にもなりかねません。かといって、一つずつチェックしようとすると、数が多いので、かなり大変です。
そこで、オススメなのが、こういった国際交流関連の求人情報をまとめてチェックすることが出来るサイトを利用することです。宇都宮における求人の場合、下記の5サイトを押さえておけば、ほぼ100%網羅出来るので、オススメです。
なかには、登録しておけば、自分が望む求人が発生した時に、メールで教えてくれるといったサイトもあるので、自分から探す必要がなくて便利です。全て無料で利用出来るので、是非活用してください。
リクルートエージェント
民間の転職エージェントですが、国際的な仕事に関する求人の取り扱いに力を入れており、大使館や政府観光局、民間の国際協力団体、国際交流団体からの求人案件も扱っています。宇都宮市国際交流協会や栃木県国際交流協会からの求人の取り扱い実績もあります。
求職者登録をしておけば、新規求人が発生した時にリアルタイムで通知してくれるので便利です。登録をしないと見ること出来ない求人もあるので、そういった意味でも登録しておくことをオススメします。
※補足
リクルートエージェントは、元々、英語が得意な人の転職支援に力を入れていましたが、最近では、入社後、勉強して身につけることを条件に、今現在の英語力については不問とする採用方針を採る企業からの求人についても、取り扱うようになっています。
そのなかには、海外出張や海外勤務の機会が想定される求人も含まれるので、興味がある人は、リクルートに相談してみてください。
なお、20代・30代の人には、マイナビエージェントという転職会社もオススメです。リクルートとは、また違った系統の求人を確保しているので、両者をダブルで利用すると、多角的に情報を集められるので、よりチャンスが広がります。
特に、第二新卒者の場合、好条件の求人を紹介してもらえる可能性が大です。一方、30代後半以降の経験豊富な人の場合、マイナビはそれほど良い求人を扱っているわけではないので、それほど期待は出来ないです。(他社のほうがオススメです。)
アルバイトストック
国際交流関連の仕事だと、正社員(無期雇用)採用の求人というのは少なく、契約社員やアルバイト採用の求人が多いのですが、アルバイトストックは宇都宮の国際交流関連の仕事に関する求人案件を掲載しているケースが多いです。
アルバイトでも構わないという人は要チェックの媒体です。ちなみに、先ほど書き忘れましたが、リクルートエージェントは正規雇用の求人の取り扱いが中心なので、正社員(無期雇用)として働きたいという人は、リクルートを要チェックです。
jegs(Japanese Global Education Support)
教育を通じての国際交流をコンセプトに、日本語教師アシスタントや幼稚園ボランティアの手配、日本語教師養成講座情報などをまとめて公開しているサイト。宇都宮にある日本語学校からの講師募集案件や在日留学生と企業のマッチングを行っている人材紹介会社からの求人案件が掲載されていることがあります。
JREC-IN Portal
研究者のキャリア支援を目的として、国立研究開発法人科学技術振興機構が運営するポータルサイト。学術研究者・教育者を募集する全国各地の教育機関、研究機関からの求人案件がまとめて掲載されています。
宇都宮市内にキャンパスがある大学の国際交流センター・留学支援センターからのスタッフ募集案件が公開されていることもあるので、要チェックです。
PARTNER
国際協力分野でのキャリア形成に有効な情報を集めて公開しているサイト。JICA(国際協力機構)が運営しています。国際協力関連の求人情報ページが設けられており、国際機関、政府機関から民間団体、民間企業まで、あらゆる組織からの求人案件が公開されています。
宇都宮の国際交流協会や、NPO団体からの職員募集案件が掲載されていることもあるので、要チェックです。
民間企業で働くという選択肢
これは、国際交流という仕事に興味を持つ人に対して、当サイト管理人が必ず伝えていることなのですが、国際交流という目的を果たすうえでは、必ずしも政府機関やNPO団体だけが就職先というわけではありません。民間企業で働くという選択肢もあります。
留学斡旋業者のように、直接的に国際交流に関わる事業を展開している企業もあれば、途上国における農場経営、工場経営といった形で、間接的に寄与する企業もありますが、こういった会社で働くというのも立派な考えです。
国や自治体の国際交流関連機関で働こうとしても、求人数が絶対的に少ないので、かなり狭き門となります。NPO・NGO団体も同様です。国際交流に取り組もうという意思だけでは、なかなか、そういった機会を得ることは出来ません。
ただし、上記のように、間接的に国際交流を目指そうということであれば、選択肢は一気に広がります。民間企業だからこそ出来るということもありますし、やり甲斐を感じられる仕事と巡り会えることも決して少なくありません。(実際、日本の国際協力プロジェクトでは、商社やゼネコン、メーカーのような民間企業が大きな働きをしており、こういった企業無しでは考えられません。)
何よりも、仕事が多いという現実的なメリットがあります。最初から、可能性を除外するのは非常にモッタイないことです。是非、こんなことも考えてみてください。
上記でお伝えした、
また、ビズリーチというエージェントは、コンサルタントの求人案件の取り扱いに力を入れているのですが、JICAと協力して、途上国の農業育成に取り組む開発コンサルタントといった求人もカバーしているので、興味がある人は、問い合わせてみてください。(民間のコンサルティング会社からの求人です。)