蝶理は、繊維・化学・機械の専門商社です。グローバルに事業を展開しているので、海外勤務となる場合もあります。ホームページで新卒採用案件を掲載していますが、中途採用に関しては、常時、募集がかかっているとは限りません。
このページでは、蝶理の中途採用求人の内容や入社後の年収・評価制度などをまとめているので、参考にしてください。
中途採用の募集内容・選考プロセスについて
蝶理の中途採用案件は、ホームページ上で募集しておらず、常時出ているわけではないので、見つけるのは難しい状況です。蝶理の求人を保有していた実績のある転職エージェントに登録しておくと、求人案件が出た場合に、事を紹介してもらえるのでオススメです。
このページの最後に、登録先としてオススメの転職エージェントを数社リストアップしておきますので、参考にしてください。なお、中途採用だと商品企画、営業(海外営業)、人事、財務経理、経営企画、事務といった職種において、求人がかかるケースが多いです。
ただし、求人が出てきたとしても、実務経験豊富な人でないと、用される可能性は低いと考えてください。また、高学歴が必要となるケースもあるので、注意が必要です。また、蝶理は商社なので、海外勤務の求人が発生する可能性もあり、英語が出来る人や海外経験、海外企業との取引経験がある人だと有利です。
社員の年収・給与制度について
蝶理社員の年収ですが、職種や採用方法などで違いがあります。平均的な年収事例をいくつかあげると、下記の通りとなります。
- 30代 営業 年収650~700万円
- 39歳 営業 年収820万円
- 32歳 企画生産 年収360万円
- 30代 人事 年収600万円
配属された部署によって差はありますが、正社員(無期雇用)だと業績によってボーナスが出て、昇給もあるので、収入に満足している従業員の割合が高くなっています。一方、契約社員や派遣社員は、ボーナスが出ないため、残業をしないと生活が苦しいと感じる社員もいます。
雇用形態で収入に大きな違いが出ることを頭に入れておいてください。正社員(無期雇用)の場合、毎年基本給は上がりますが、年功序列というわけではありません。部署の業績によって個人の評価が変わってくるため、同じ年齢の社員でも年収にかなり差が出てきます。
管理職になれば、基本給が大幅に上がるので、年収1000万円以上というケースは普通ですし、営業職だと、業績給が多くなるため、平社員でも年収1000万円オーバーという人が存在します。正社員(無期雇用)に関して言えば、高収入が目指しやすい会社と考えて間違いなしです。
蝶理の人事評価・昇給制度について
蝶理の人事評価制度ですが、個人の実績というよりは、部署の業績によって評価されるので、配属先次第で、その後の給与に大きな違いが出てきます。
大きなプロジェクトをこなしている職場では、業績が上がる可能性が高いのですが、規模の小さな職場だと、いくらやる気があっても、仕事量の上限が決まっているため、業績が上がりにくい傾向にあります。
業績の悪い部門に配属された場合は、やり甲斐を感じられず、モチベーションを維持しにくいため、退職する人もいます。蝶理への転職を考えている人にとっては、配属先というのは死活問題です。
また、正社員(無期雇用)だと、基本的に年に一回昇給があります。会社は実力主義という方針ですが、上司によって評価方法に違いがあり、気に入られているかどうかも査定に影響するので、こういった意味でも、配属先というのは重要です。
部署によっては、転職しないほうが良いという判断になる可能性もあるので、自分の意向をしっかり伝えるとともに、配属先の状況について、事前に確認しておくようにしてください。(このあたりの要望は、転職エージェントに伝えれば、うまくフォローしてくれます。)
ワークライフ・バランスについて
部署によって、有給の取りやすさ、残業の有無に違いがあります。会社は、残業を減らす方針なので、目に見える残業時間は減っていますが、仕事量が多い職場だと、家に持ち帰って業務をこなすことが余儀なくされるので、プライベートと仕事の両立が難しい状況です。
また、部署によっては、上司や同僚との社内イベントや飲み会などに参加することが強制されるので、配属先がそのような職場だと、精神的に休まることができず、体調を崩す人も存在します。
このように、部署によってワークライフ・バランスの優劣に差はあるのですが、嫌なことは嫌と自分の意見をハッキリ言えるような人でないと、周囲に流されてしまうので、蝶理でストレスなく働くのは難しいかもしれません。
実際、蝶理で働き続けている人=特に自分のプライベートを維持しながら働いている人というのは、自分自身で仕事や人間関係をコントロール出来る人です。
女性の働きやすさ
女性の働きやすさという点では、蝶理は注意すべき点が幾つかあります。女性の管理職は少ないですし、男性有利の人事が行われている部署も存在します。また、業務自体が、体力的に女性には厳しいというケースもあります。
しかしながら、多くの部署において、人事評価は男女公正に行われており、実績があれば、誰でも昇進することが可能なので、完璧ではないかもしれませんが、他社と比較しても、それほど悪くはない状況です。(正直、もっとヒドイ会社が幾らでも存在します。)
また、産休・育休制度が整っており、利用する社員も増えてきています。職場復帰も容易ですし、業務負担が重い仕事に就いていた人だと、復帰後は、もっと軽めの仕事に異動してもらうことも可能です。
ただし、上司の判断で、本人の意向に沿わない形で、違う仕事に回されるということもあるので、このあたりが気になる人は、今のうちに制度の内容について確認しておくことをオススメします。
蝶理の中途採用求人の取り扱い実績がある転職エージェント
先ほども触れましたが、蝶理の場合、中途採用の求人情報が必ずしも公式サイト内に掲載されているとは限らず、転職エージェント経由で募集されることもあるので、転職を目指すのであれば、エージェントに登録して、採用情報を確認することが必須となります。下記のエージェントであれば、取り扱い実績があるので、登録先として最適です。
なお、これらのエージェントは他社の求人情報も押さえているので、蝶理と比較して、より良い転職先候補があるのかどうか、相談してみるのもアリです。
※JACに関する補足
- JACは海外移住、海外転職を支援するサービスではありません。海外勤務、海外駐在などの求人を紹介してもらえます。
- 年収600万円~2,000万円の方にオススメのサービスです。
※補足
JACは外資系企業、日系グローバル企業専門なので、こういった企業への転職を目指すのであれば、上記で取り上げている転職会社のなかでも、最も有効な情報源となります。
特に、30代以上の経験豊かなビジネスマンの転職支援を得意としているので、該当する人は要チェックです。(マネジメントレベルの求人も多いです。)
リクルートエージェント、ビズリーチも同様ですが、保有求人数が若干劣るので、第二・第三の選択肢と言えるような存在です。ただ、JACがカバーしていないような求人を扱っていることもあるので、リストアップさせて頂きました。
一方、マイナビエージェントは、若年層のビジネスマンの転職支援に力を入れている転職会社です。第二新卒者の転職支援も得意としているので、20代の人にオススメです。
いずれにしても、どの転職会社がいいのかというのは、実際に話をしてみたいと分からない部分もあるので、2~3社に同時にコンタクトして、比較検討することをオススメします。面倒かもしれませんが、これが最も確実な方法です。