日本ホールマーク株式会社の中途採用事情

日本ホールマーク株式会社の中途採用事情

 

グリーティング関連商品、ウェディング関連商品のデザイン企画・製造・販売事業を展開するホールマーク。100年以上の歴史を持ち、2017年現在では、世界100ヶ国以上、30の言語で展開している、世界を代表するメーカーです。

 

その日本法人にあたるのが、日本ホールマーク株式会社。1997年に設立され、以降、日本人の感性に合った独自の商品をデザイン、販売することで、着実にファンを増やし続けています。

 

社員数90名ほどの小さな会社なので、新卒・中途を問わず、求人が発生する頻度は、それほど高くはなく、発生したとしても、募集数は数名に限られるので、転職を目指すうえでは、なかなか狭き門となっています。

 

ただし、チャンスはゼロではないので、ある程度、長いスパンで見ていけば、転職の機会は確実に見つかります。このページでは、日本ホールマーク株式会社の中途採用求人の傾向、及び、社員の年収、就労環境についてまとめていますので、参考にしてください。

 

日本ホールマークの中途採用求人の傾向

日本ホールマークでは、公式サイト内に採用情報ページが用意されており、そちらから、求人情報を入手することが出来ます。
https://www.hallmark.jp/company/

 

ただし、冒頭でも触れたように、求人の発生頻度は高くないので、実際にチェックしてみても、求人がないということのほうが多いです。そのため、こまめにアクセスして、確認する必要がありますが、これだと、かなり大変です。

 

そこで、大手の転職会社に求職者登録(会員登録)をしておくことをオススメします。日本ホールマークは、中途採用で募集をかける時に、転職会社を利用することが多く、一度登録しておけば、新規求人が発生した時に、メールなどで通知してもらえます。

 

自分で探す手間が省けて便利なので、今のうちに登録しておくことをオススメします。ただし、ここには注意点が一つあります。転職会社というのは多数存在しており、どの会社から、求人が出てくるか分からないということです。(その都度、ホールマークが利用する転職会社が違うためです。)

 

大手数社に登録していけば、まず間違いなく引っかかってくるので、3~5社ぐらいに登録しておくのがベストです。このページの最後に、代表的な転職会社をリストアップしておきますので、参考にしてください。

 

日本ホールマークの社員年収、給与体系

日本ホールマークで働く社員の給与水準ですが、具体的な事例を数例挙げると、下記の通りとなります。

 

日本ホールマークの社員年収

  • 28歳 経理 年収350万円
  • 32歳 商品企画 年収440万円
  • 43歳 商品企画 年収550万円
  • 38歳 営業 課長 年収640万円
  • 42歳 営業 年収600万円
  • 49歳 営業 年収480万円
  • 27歳 グラフィックデザイナー 年収420万円
  • 33歳 グラフィックデザイナー(契約社員) 年収300万円

 

基本給に年1回、賞与が支給されるといった給与体系となっており、給与水準が低い印刷業界のなかでは、やや高めの給与額となっています。

 

ただし、他業種の大手企業と比較すると、年収が少ないことに変わりはないので、ホールマークの商品が好きだからということで、働き続けている人が多いです。昇給は本人次第となり、実績を積めば、それなりに上がっていきます。

 

日本ホールマークの評価制度

春に、各個人が年間目標を設定、半年ごとの面談で、進捗に関する報告・レビューを行うという評価制度が設けられていますが、個人の実績が、どれだけ給与に反映されるのかという基準が公表されていない(社内で確立していない?)ため、不明瞭な部分があります。

 

社内で、仕事が出来ると、ほかの社員から評価されている人が、昇給・昇進をしているので、評価自体は、おおむね妥当なものとなっていることは間違いないのですが、細部が分からないというのが実情です。

 

ここは外資としては曖昧で、むしろ、古い日系企業のようなイメージで捉えておいたほうが、分かりやすいかもしれません。

 

なお、商品企画・デザインといった制作系の部署の場合、年齢や就労年数を問わず、良いアイデアであれば、すぐに取り上げられて、商品化します。そういった実績が評価に反映されるので、やり甲斐を感じられる環境です。

 

就労環境について

日本ホールマークは業務量と比較して、社員数が少ない会社なので、1人当たりの業務負荷が高く、残業が常態化しています。部署によって異なりますが、会社全体としては、1ヶ月平均25時間程度の残業が発生しています。

 

また、有給の消化率は40%前後と、低い数字にとどまっています。その反面、休日出勤が発生することは殆どないですし、フレックス勤務が取り入れられているため、フレキシブルに働けます。

 

このあたりの自由度は高いのですが、直属の上司の意向によって、仕事の進め方が変わってくるくるので、この点は要注意です。ワークライフバランスを重視する人は、自分が配属されることが想定される部署の状況について、事前に確認しておくことを、オススメします。

 

日本ホールマークは、仕事を通じて成長出来る会社

日本ホールマークは、個人に大きな裁量を与える会社なので、仕事全体を管理する意識が高まり、自然に業務マネジメントスキルが磨かれます。

 

同時に、仕事に対する責任感も身に付くので、今後のキャリアを考えても、日本ホールマークで働くことはプラスになると考えて間違いなしです。

 

女性が働きやすい会社

日本ホールマークは、女性社員が多いこともあり、女性が働きやすいように配慮されています。産休・育休はもちろんのこと、復帰後には時短勤務を選択することも出来るようになっています。

 

小さな子供を持つ社員が多いので、お互いにフォローする雰囲気があり、子供がいる人でも、ストレスなく働くことが出来ます。

 

キャリア形成についても、男性・女性で仕事の内容や、昇進のペースが変わるわけではないので、本人が望めば、幾らでもキャリアアップを目指すことが可能です。

 

日本ホールマークの転職先としての価値

ホールマークは業界内で確固たる地位を確立していることもあり、業績が安定しており、落ち着いた雰囲気のなかで働くことが出来ます。仕事量が多いということを除けば、文句なしの勤務先だと思います。

 

ただし、冒頭でも触れたように、求人自体がなかなか出てこない会社なので、求人情報を得ることが、最初のステップとなります。下記の転職会社であれば、日本ホールマークの中途採用求人の取り扱い実績があるので、今のうちに登録しておいてください。

 

なお、転職会社は様々な企業の求人情報を押さえているので、他社のことについて聞いてみるのもアリです。転職先に希望する条件を伝えれば、それらの条件を満たす企業が存在するかどうか、調べてくれます。

 

もしかしたら、日本ホールマーク以外にも、魅力に感じる会社が出てくるかもしれないので、興味がある人は、ぜひ探してもらってみてください。

 

※JACに関する補足

  • JACは海外移住、海外転職を支援するサービスではありません。海外勤務、海外駐在などの求人を紹介してもらえます。
  • 年収600万円~2,000万円の方にオススメのサービスです。

 


転職を目指す会社が決まった場合、年収などの条件交渉を代行してもらうことも出来ます。年収アップに成功するケースが少なくないので、ぜひこういったサポートも受けてみてください。