1886年、アメリカ合衆国において、寄木細工の床材メーカーとして創業した化学会社、ジョンソン。現在は家庭用洗剤の製造・販売事業を主軸として、約70の国や地域において、事業を展開しています。
日本法人は1962年に設立され、カビキラーやテンプル、スキンガード、スクラビングバブルなど、誰でも知っている、数多くのヒット商品を世に送り出しています。
ジョンソンの中途採用事情
ジョンソンは、今現在においては、積極的な採用活動を行っていません。公式サイト内にも採用情報ページがないため、求人情報を手に入れること自体が困難という状況です。
求人が発生するタイミングとしては、退職者が出たので代わりの人員が欲しい、新規プロジェクトを始めるので、追加人員が欲しいなど、必要性に迫られてということになりますが、こういった時には、転職エージェントを経由して、募集をかけることが多くなります。
そのため、ジョンソンの中途採用求人に関する情報を得るには、転職エージェントに登録しておいて、新規求人が発生した時に、すぐに教えてもらえる体制を築いておくことが、必須となります。外資に強いエージェントであれば、ジョンソンとのコネクションもあるので、情報源として最適です。
このページの最後に、外資求人の取り扱いに力を入れているエージェントを数社、リストアップしておきますので、参考にしてください。
ジョンソンの社員年収について
ジョンソンの社員年収について、幾つか具体的な数字を挙げると、下記のようになります。
- 24歳 営業 340万円
- 29歳 営業 年収500万円
- 30歳 営業 年収500万円
- 36歳 営業 年収750万円
- 37歳 営業 年収500万円
- 42歳 営業課長 年収1100万円
- 33歳 人事 年収550万円
- 28歳 経理財務 年収500万円
- 35歳 財務マネージャー 年収900万円
- 営業 27歳 年収700万円
- 営業主任 33歳 年収700万円
- 営業課長 32歳 年収900万円
- マーケティング 37歳 年収1100万円
- マーケティングマネージャー 36歳 年収1200万円
- 経理財務 31歳 年収800万円
- 人事 36歳 年収800万円
- メディカルアフェアーズ 27歳 年収650万円
- メディカルアフェアーズ 40歳 年収900万円
- プロジェクトマネージャー 31歳 年収700万円
- プロジェクトマネージャー 41歳 年収1100万円
- 事務 31歳 年収450万円
- 事務 33歳 年収500万円
- 営業企画 係長 35歳 年収900万円
- 経営企画 25歳 年収600万円
- 開発 25歳 年収600万円
給与水準は、メーカーとしては高めです。成果主義が徹底しており、賞与や昇給に対する実績の反映は、厳格に行われています。昇進に関しても、数字を的確に反映される形で、決定されています。
人事評価の内容については、社員がおおむね納得出来る公平なものとなっており、不平不満の声はあまり聞こえません。実力主義のスタイルを好む人にとっては、ジョンソンは、やり甲斐を感じられやすい会社と言えます。
一方、福利厚生については、ジョンソンは外資なので、それほど力を入れているわけではありませんが、各種保険が完備のうえ、カフェテリアプランなどが用意されているので、まずまずと言えます。
就業環境、ワークライフバランスについて
ジョンソンは、ワークライフバランスという観点でいえば、職場環境が極めて良好な会社です。在宅勤務が可能なので、自分の裁量で、いくらでもスケジュールを調整出来ます。
営業職だと、直行直帰の勤務スタイルも認められているので、必要な報告と成果さえ上げていれば、出社する必要はないので、プライベートの用事に合わせて、仕事をする時間を決めるといった働き方も可能です。
また、有給休暇の取得を、全社的に推進しており、毎年、全日数を消化している社員がほとんどなので、休日も十分に確保出来ます。(長期休暇を取得することも可能です。)
女性が働く環境としても、産休や育休の取得が問題なく行われている実績があり、休暇後の復職時にも、周囲からのサポートがあるので、良好と言えます。
成長環境について
資格取得補助、外部セミナー受講費用補助といった制度はありますが、基本的にはOJTによる教育がメインです。上司や先輩社員が、しっかりコーチングするという慣習が定着しているため、実践を通して業務スキルが向上したという社員が多く、教育体制に関する満足度は高いです。
他部署への異動も希望すれば可能なので、能動的なキャリア開発を行うことが出来る会社でもあります。成長意欲が高い人にとっては、自分から動けば、幾らでもチャンスを得られる理想的な職場と言えるでしょう。
ジョンソンへの転職を検討する人が知っておくべきこと
ジョンソンは、少数精鋭、実力主義の会社です。しかしながら、殺伐とした雰囲気はなく、むしろアットホームで働きやすい職場であるとの声が多いです。
実力主義という点に関しても、自分が残した成果に対する正当な評価が返ってくるものとして、好意的に受け止められています。
社員の平均勤続年数も15年以上と長く、これは社員の入れ替わりが活発な外資系企業は元より、日系大手企業と比較しても、遜色ない数字です。
待遇面、成長環境といった観点からも優良と言える会社ですが、求人が発生する機会は多いとは言えないので、限られた機会を逃さないためにも、転職エージェントを利用して、情報収集を行うことをオススメします。
また、残念ながら、いつ求人が発生するか分からないので、転職にそれほど時間をかけられないという人は、他社へも視野に入れて、転職活動に取り組むことをオススメします。
転職先に望む条件等をエージェントに伝えれば、それらの条件を満たす求人が存在するかどうか、チェックしてもらえるので、ジョンソンの求人情報と併せて、確認してみてください。
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転職を目指す会社が決まった場合、年収などの条件交渉を代行してもらうことも出来ます。年収アップに成功するケースが少なくないので、ぜひこういったサポートも受けてみてください。
※JACに関する補足
- JACは海外移住、海外転職を支援するサービスではありません。海外勤務、海外駐在などの求人を紹介してもらえます。
- 年収600万円~2,000万円の方にオススメのサービスです。
※補足
リクルートエージェントは、元々、英語が得意な人の転職支援に力を入れていましたが、最近では、入社後、勉強して身につけることを条件に、今現在の英語力については不問とする採用方針を採る企業からの求人についても、取り扱うようになっています。
そのなかには、海外出張や海外勤務の機会が想定される求人も含まれるので、興味がある人は、リクルートに相談してみてください。
なお、20代・30代の人には、マイナビエージェントという転職会社もオススメです。リクルートとは、また違った系統の求人を確保しているので、両者をダブルで利用すると、多角的に情報を集められるので、よりチャンスが広がります。
特に、第二新卒者の場合、好条件の求人を紹介してもらえる可能性が大です。一方、30代後半以降の経験豊富な人の場合、マイナビはそれほど良い求人を扱っているわけではないので、それほど期待は出来ないです。(他社のほうがオススメです。)