日本ライフラインは、1981年に心臓ペースメーカーの輸入商社として事業を開始し、商品ラインナップを広げながら、事業を展開しています。
1999年には自社製品の開発に着手し、現在では心臓循環器領域に特化した医療機器の商社とメーカー、その2つの機能を併せ持っています。
最近の動向としては、主力である不整脈治療事業において長期的なパートナーとなるメーカーと新たな独占販売契約を締結するなど、今後の中長期的な基盤の強化を着実に進めています。
このような背景から、中途に関しても、様々な職種において、募集がかかっています。日本ライフラインへの転職のチャンスは豊富に存在するので、関心がある人は、このタイミングで真剣に検討することをオススメします。
日本ライフラインの中途採用求人の傾向
現在、日本ライフラインでは新卒中心の募集になっており、中途採用は行っておりません。しかし、しかし、時期によっては公式ページにて採用職種の公表がありますから、転職希望者はチェックするようにしてください。ここでは、転職エージェント経由の中途採用職種をまとめます。
【業務内容】
知的財産業務全般を担当します。主には新規特許出願対応や発明発掘、特許調査などの業務です。
【必須条件】
理系出身で、特許調査、発掘・発明が出来る方。
特許事務所もしくは企業知財での特許実務経験のある方。
【業務内容】
社内業務システムの提案、構築、運用、社内インフラの構築、運用、社内IT資産の保守管理などが業務になります。
【必須条件】
下記のいずれかが必要となります。
・コーディング経験
・DBの設計、SQLコーディングの経験
・SE経験
【業務内容】
・医療機器製造のための生産設備の開発
・製造ラインで使用する治工具の設計
・生産設備の評価/メンテナンス
・プロセスバリデーション化
・新規加工方法提案
【必須条件】
生産用設備の設計経験が必要です。歓迎条件として、設備の評価、メンテナンス経験および 医療機器の業務経験があれば可。
求人情報の入手方法
日本ライフラインの公式サイト内に、採用情報ページが開設されており、そちらのページにおいて、中途採用の募集要項、及び、募集がかかっている求人の一覧について、確認することが出来ます。(現在、中途採用は記載されておりません。)
https://www.jll.co.jp/recruit/
また、日本ライフラインは、転職エージェント経由でも、人材を募集しており、そちらから、求人情報を入手することが出来ます。
公式サイト、転職エージェント、どちらでも、入手出来る情報は一緒ですが、エージェントの場合、様々な企業の求人情報を押さえているので、日本ライフラインを他社の求人と比較してみたいといった時には、まとめて情報を入手出来るので、便利です。
また、エージェントは各社の社内事情を把握しているので、内部のことについて、より細かい情報を入手出来るのも、大きなメリットです。
このページの最後に、日本ライフラインの中途採用求人を扱う代表的な転職エージェントをリストアップしておきますので、参考にしてください。
日本ライフラインの社員の年収・給与制度について
日本ライフラインに勤務する社員の年収ですが、職種別に幾つか事例を挙げると、下記の通りとなります。
- 営業 27歳 年収600万円
- 営業 30歳 年収400万円
- 営業 30歳 年収730万円
- 営業 32歳 年収700万円
- 営業 46歳 年収740万円
- 営業課長 35歳 年収1100万円
- 営業管理 29歳 年収560万円
- 経営企画 35歳 年収850万円
- 設計 24歳 年収350万円
- 設計 38歳 年収500万円
- 生産管理 31歳 年収650万円
- 生産管理 30歳 年収550万円
- 研究開発 35歳 年収600万円
- 品質管理 28歳 年収550万円
日本ライフラインの給与体制は毎月の給与にプラスして年2回の賞与、年1回の昇給から成ります。賞与は半期で3か月の支給。また業績によって決算賞与の別途支給があります。これは1か月程度の額になります。
待遇・諸手当に関しては、通勤費全額支給、家族手当(配偶者:月2万円、子一人につき:月5千円~1万円)、住宅補助手当、外務手当(月5万円~)、役職手当、休日出勤手当、時間外手当、駐車場手当(営業職のみ)があります。その他、社用車の私的利用も全社的に認められています。
住宅補助手当は、会社から100キロ以上離れたところへの転勤は、借り上げ社宅制度で全面的に保証されます。家賃補助の場合、場所によって異なり、都内は4万円、それ以外の地区は2,3万円といった形です。
保険については、雇用・健康・労災・厚生年金の各種社会保険を完備しています。福利厚生に関しては、財形貯蓄、社員持株会、退職金、団体長期障害所得補償保険(GLTD)、慶弔見舞金、自己申告制度(年に1度、会社への提案や希望キャリアの進言などを行えます)、社内サークル有(フットサル、野球、バスケットボールなど)、福利厚生サービス『ベネフィット・ステーション』加入等充実しています。
中途採用で入社する時の注意点
中途採用の場合、前職までの経歴や実績を加味して、基本給が決まることになりますが、交渉次第で数字が変わってくるので、日本ライフラインから提示された金額に納得がいかない時には、そこで妥協せず、会社側と交渉するようにしてください。
もし、お金のことで話をするのは気が引けるということであれば、前述した転職エージェントに交渉を代行してもらってください。彼らはプロなので、この手の交渉事に慣れており、うまく話を進めてくれます。何らかの上積みを勝ち取ってくれるケースが多いので、安心して任せてみてください。
日本ライフラインの成長環境・教育制度・評価制度について
日本ライフラインでは常に社員の人たちに『自分はどう思うのか? 何をやりたいのか? 』を日々業務の中で問うことをする風土があります。そのため自ら行動するようになり、結果として必然的に業務幅が広がるという好循環を作り出しています。そうしたことから同業他社と比べても思考力、行動力は比較にならないほど早く成長する環境です。
また、やる気のある社員には、どんどん新しいことを任せる社風でもあります。そのため、若手社員の意見についてもしっかりと聞き入れ、若手の段階から様々な経験が出来ます。
教育面に関しても様々な取り組みを行っています。例えば、営業スキル研修 、マネジメント研修、プロフェッショナルキャリア研修、チームビルディング研修、マーケティング研修、各種eラーニング研修、考課者研修、各種講習会など多種多様に学べる環境が整えられています。
日本ライフラインの評価制度は、先ず期初に目標設定を行い、その達成方法を吟味する面談が半期に2度、部署の上司および人事であります。評価後のフィードバック面談が必ずあるため、評価の理由を知ることが出来ます。
ワークライフバランスについて
会社として残業時間の削減や代休の取得等に積極的に取り組んでいます。残業に関しては部署と時期によって大きく差はありますが、1分単位で申請できるため、サービス残業はありません。ちなみに月の平均残業時間は36.2時間となっています。
休日休暇に関しては、完全週休2日制(土・日)、祝日、年末年始休暇等で、年間休日125日になり、その他、有給休暇、フレックスホリデー(年に5日間の休暇を自由に取得可能)、慶弔休暇、特別休暇、リフレッシュ休暇(勤続10年ごとに5日)などが取得できます。
有給休暇に関しては、事前に申請すれば問題なく休みを取ることが出来、調整しやすい環境です。年間の有給休暇取得率は45.6%となっています。
女性の働きやすさについて
日本ライフラインでは男性社員の比率が高く、男性社会といった感は否めません。しかしながら、女性は男性のサポート職の人が多い環境ですが、サポート職でも他社に比べて仕事の幅は広く、責任を求められます。評価に関しては男女関係なく行われます。今後の女性社員の採用の増加や女性管理職の登用などに方向性など当面の課題と言えます。
近年では、子育てをしながら働くママさんが増えてきています。正社員(無期雇用)だけではなくパート社員でも産休を取得して復職している人が多いので、産休育休に関しては整備されていると言えます。
日本ライフラインの転職先としての価値
半メーカー、半商社と医療機器分野では面白いビジネススタイルを採っているため、常に新規デバイイスの提供などが出来、開発と販売がバランスよく出来ます。
中途入社比率が約8割と高いですが、社内の雰囲気は風通しは良く、中途入社でも意見が言いやすい環境です。やりたいことは挑戦させてくれる風土があるので能動的に働きたい人には最適な環境でしょう。
日本ライフラインに向いている人と言えば、半メーカー、半商社という面を勉強したい人、一つの業務にこだわらず幅広くオールマイティに仕事がしたいと思う人は向いているのではないでしょうか?
このあたりは、個人の考え方次第となるので、自分自身の価値観と照らしあわせながら、日本ライフラインへの転職の判断を下すようにしてください。
日本ライフラインの中途採用求人を扱っている転職エージェント
最後に、日本ライフラインの中途採用求人を扱っている転職エージェントをリストアップしておきますが、彼らは社内事情に精通しているので、このあたりの判断に迷うことがあれば、一度相談してみてください。プロの視点で、アドバイスしてくれるので、参考になるはずです。
また、転職エージェントは、様々な企業の求人情報を扱っているので、他社の求人を紹介してもらうのもオススメです。日本ライフライン以上に、魅力を感じる求人が出てきてもおかしくないので、関心があれば、ぜひ他社のことについても、話をしてみてください。
※JACに関する補足
- JACは海外移住、海外転職を支援するサービスではありません。海外勤務、海外駐在などの求人を紹介してもらえます。
- 年収600万円~2,000万円の方にオススメのサービスです。