画像出典:Miro Dudas
2019年6月追記:レゴジャパンの正社員(無期雇用)は高収入であることが判明
このところ、レゴジャパンの現役社員の口コミ情報が、少しずつネット上で見受けられるようになってきています。
また、これまでは完全非公開だった求人の一部が、公開求人として、ネット上で閲覧できるようにもなっています。
そういったデータを集めると、レゴジャパンの正社員(無期雇用)は、総じて高収入であることが分かります。ただし、その理由は、正社員(無期雇用)については、マネージャーレベルの募集しかないためです。
最近の事例では、下記の2つのポジションでの求人がありました。
- 仕事の内容
- 日本市場向けのデジタルマーケティングを統括
- 応募条件
- MBA、もしくは、それに準ずる学歴があること
- Webマーケティングの経験があること
- ソーシャルメディア、SEOに精通していること
- Webマーケティングに関するデータ分析スキルを有すること
- 日本語、英語に精通していること
- 仕事の内容
- 日本市場における需要予測
- 応募条件
- 需要予測、生産管理、財務計画(予算策定)、経営分析などの経験があること
- データ分析スキル、問題解決能力、プレゼンスキルに優れていること
- 日本語、英語に精通していること
応募条件については、特に重要視されているものを抜粋しましたが、ほかにも『こういったスキルがあれば、望ましい』というものが細かく提示されています。
いずれにしても、その業務に精通しているプロフェッショナルが募集されているので、即戦力とみなされるだけの実力がないと厳しいです。
そのかわり、年収は応相談となっていますが、採用が決まれば、700~1000万円になると想定されているので、なかなかの好待遇です。
この2つの求人は、転職エージェント経由で募集がかかっています。下記でも、取り上げていますが、ビズリーチ、JACリクルートメント、リクルートエージェント、マイナビエージェントの4社が取り扱っているので、いずれかに連絡を取ってみてください。
※JACに関する補足
- JACは海外移住、海外転職を支援するサービスではありません。海外勤務、海外駐在などの求人を紹介してもらえます。
- 年収600万円~2,000万円の方にオススメのサービスです。
ブロックで有名なレゴ。元々はデンマークの会社ですが、日本における輸入販売を統括している会社がレゴジャパンです。レゴに思い入れがある人が多いためか、人気度が高く、『就職したい外資系企業ランキング』でも、常に上位にランクされています。
その一方、レゴジャパンの採用情報を把握するのに苦戦している人が多いようです。それもそのはず、レゴジャパンでは求人に関する情報が一切公開されていません。通常、企業の公式サイトにアクセスすると、採用情報ページが開設されていますが、レゴジャパンには、採用に関するページは一切存在しません。
そのため、情報収集に苦戦している人が多くなっています。なかには、『レゴは日本では採用していない。レゴで働きたければ、デンマークの本社に応募するしかない』といった声もありますが、これは事実とは違います。
レゴジャパンも人材を採用しています。ただし、採用方法が普通の会社とは違っているので、分かりづらくなっています。そこで、このページでは、レゴジャパンの採用事情についてまとめてみます。
レゴジャパンの求人は不定期の中途採用のみ
まず、レゴジャパンは新卒採用を行っておらず、不定期で中途採用をかけているのみとなっています。(2016年現在)
中途採用の頻度、求人数はその年によってバラバラなのですが、2015年に関しては、営業、経理財務、人事などで複数名の求人が発生しています。求人が全く発生しない年もあり、ここ10年ぐらいでは、2004年、2006年、2012年には、まとまって募集がかかった実績がありますが、それ以外の年度は、ほぼゼロに近い状態だったようです。
求人自体がかなり少ないのですが、その反面、冒頭でも触れたように、レゴジャパンは人気企業なので、募集がかかった時には応募が殺到することになり、狭き門となっています。(応募者が多く、書類選考の結果連絡が来るまで、締め切り後2週間以上かかったという事例もあります。)
レゴジャパンの中途採用情報は転職エージェント経由でしか入手出来ない
レゴジャパンが中途採用をかける時には、必ず転職エージェント経由となっています。エージェントの公式サイト内で告知がかかり、応募も転職エージェントのサイトから行うことになります。もちろん、選考自体はレゴジャパンが行いますが、人事採用の管理業務自体は自社では行わず、転職エージェントに委託しているようです。
そのため、公式サイトからでは、中途採用に関する求人情報を確認することが出来ません。ここ数年では、下記の転職エージェントにおいて、募集がかかっていた実績があります。特に、JACリクルートメントは取り扱い実績が豊富なので、要チェックのエージェントです。
レゴジャパンは求人の絶対数が少ないので、問い合わせても有効求人が存在しない時のほうが多くなりますが、その時には、求職者登録(会員登録)をしておくことをオススメします。一度、登録しておけば、自分が望む求人が新規で発生した時に、その都度メールで通知してもらうことが出来ます。
自分から探す手間が省けて楽ですし、チェック漏れも防げるので確実です。あとは、地道に新しい求人が出てくるのを待つのみとなります。
※補足
JACは外資系企業、日系グローバル企業専門なので、こういった企業への転職を目指すのであれば、上記で取り上げている転職会社のなかでも、最も有効な情報源となります。
特に、30代以上の経験豊かなビジネスマンの転職支援を得意としているので、該当する人は要チェックです。(マネジメントレベルの求人も多いです。)
リクルートエージェント、ビズリーチも同様ですが、保有求人数が若干劣るので、第二・第三の選択肢と言えるような存在です。ただ、JACがカバーしていないような求人を扱っていることもあるので、リストアップさせて頂きました。
一方、マイナビエージェントは、若年層のビジネスマンの転職支援に力を入れている転職会社です。第二新卒者の転職支援も得意としているので、20代の人にオススメです。
いずれにしても、どの転職会社がいいのかというのは、実際に話をしてみたいと分からない部分もあるので、2~3社に同時にコンタクトして、比較検討することをオススメします。面倒かもしれませんが、これが最も確実な方法です。
レゴジャパンの中途採用求人の応募資格
応募条件は、その都度違ってはきますが、該当業務に関する実務経験と語学力が必須になるというのが基本パターンになっているようです。レゴジャパンの事業内容は、輸入販売、マーケティングがメインなので、貿易関連の業務経験、営業・マーケティング経験がある人のほうが、チャンスは多いかもしれません。
語学力に関しては、TOEIC750以上の英語力が必須となります。かなり要求度が高いので、英語に関してはスキルアップしておいたほうがいいです。また、レゴはデンマークの会社なので、デンマーク語が出来れば、多少有利に働くかもしれません。(本社とのやりとりは英語なので、英語が出来れば語学に関しては、それ以上が求められることはないと思いますが・・・)
※補足
レゴジャパンは自社で採用情報を公開していないので、情報量が少なく、実情が分かりにくくなっています。レゴの求人を扱っている転職エージェントであれば、最新の動向についても、常に把握しているので、詳細については直接確認してみてください。もしかしたら、変わっている可能性もあるので、この点は要チェックです。