主に漫画喫茶・インターネットカフェなどの複合カフェや、フィットネスジム・ヨガなどのトレーニングジム分野において事業展開しているアミューズメント企業、ベンチャーバンク。現在では、エステや美容、介護予防、ヘルスケア関連といった分野にも事業の幅を広げています。
その名の通り、常に新しいことに挑戦していくベンチャー企業、といった社風で、店舗数も順調に増やしていますが、決して無理なく、計画性をもって事業拡大を進めているので、業績も順調に伸ばしています。
特に近年では、フィットネスジムの中でも、クラブをイメージした照明のスタジオで行なう、新感覚のエンターテインメント型サウンドフィットネススタジオがいくつかのテレビで取り上げられるなど、話題を呼んでいます。
こういったエネルギッシュな会社なので、人材採用の動きも活発であり、中途採用についても、積極的に募集をかけています。
このページでは、ベンチャーバンクの中途採用求人の傾向、及び、社員の年収・給与体系、社内の就労環境などについてまとめていますので、参考にしてください。
ベンチャーバンクの中途採用求人の傾向
中途採用に関しては、フィットネス事業、美と健康事業、介護予防事業、本社管理部門など、様々な事業部の様々な職種において、常時募集をかけています。
一例を挙げるだけでも、インストラクター、スーパーバイザー、アパレル開発、セラピスト、美容カウンセラー、マッサージ師、人事採用、経理、社内システムエンジニア、デザイナー、といったように、その募集職種は多岐に渡ります。
応募条件については、該当業務に関する実務経験や知識が必要な職種もあれば、やる気があれば業界未経験でも問題ないといった職種もあり、求人ごとに内容が異なりますので、このあたりの詳細については、自分が希望する職種の応募要項をチェックして、確認するようにしてください。
また、ベンチャーバンクには、キャリア登録制度が用意されており、あらかじめ登録しておくことで、希望する職種や、自分に適した職種・ポジションの募集が発生した場合、その情報を受け取ることができるようになります。
現時点ですぐに転職を考えているわけではないけれど、将来の選択肢として、ベンチャーバンクに関心があるので、求人情報をウォッチしておきたいという場合には、有効な手段です。
求人情報の入手方法
求人情報の入手方法ですが、ベンチャーバンクの公式サイト内にある採用情報ページにおいて、現在、募集がかかっている求人の一覧について、確認することが出来ます。
https://www.venturebank.co.jp/recruit/career/
また、中途に関しては、転職会社経由でも募集がかけられているので、そちらに問い合わせることでも、求人情報を入手することが出来ます。
公式サイト、転職会社、どちらでも、入手出来る情報に変わりはありませんが、転職会社の場合、様々な企業の求人案件を扱っているので、ベンチャーバンクだけでなく、他社の求人のことについても知りたいという時には、まとめて情報を教えてもらえるので便利です。
このページの最後に、ベンチャーバンクの中途採用求人を扱っている代表的な転職会社をリストアップしておきますので、情報源として活用してください。
ベンチャーバンクの社員の年収・給与制度について
ベンチャーバンクに勤務する社員の給与水準ですが、職種別の年収事例を挙げると、以下のようになります。
- Web管理 29歳 年収400万円
- Web管理 33歳 年収420万円
- 経理 30歳 年収350万円
- マーケティング 25歳 年収230万円
- マーケティング 27歳 年収350万円
- 事業管理 33歳 年収340万円
- 事業管理 34歳 年収400万円
- 事業管理 課長 35歳 年収800万円
- 経営企画 33歳 年収700万円
- 経営企画 37歳 年収1000万円
- 営業 22歳 年収300万円
- 営業 27歳 年収400万円
- 店長 25歳 年収280万円
- 店長 23歳 年収290万円
- インストラクター 22歳 年収220万円
- インストラクター 23歳 年収230万円
- インストラクター 24歳 年収290万円
ベンチャーバンクの給与制度は職種によって若干異なります。いずれの職種においても、基本的には月給制であり、それに加えて各種手当や30時間分のみなし残業代が毎月支払われる形なのですが、職種により、主に賞与面において違いがあります。
人事や法務などの本社管理部門の一部の職種や、スーパーバイザー、アパレル開発などの職種においては、年2回の賞与、また、業績次第で決算賞与が支払われます。一方で、インストラクターやセラピスト、美容カウンセラーなどの職種においては、賞与は決算賞与だけとなっています。
決算賞与については、それほど大きな額は期待できず、数万円程度といったところです。また、昇給は年1回ですが、こちらも昇給額はそれほど大きくないので、自分の頑張り次第で一気に年収が上がるといったことはありません。
ただし、インストラクター職においては、レッスンを取得していき、そのレッスン本数に応じて給与が上がるので、いかに多くのレッスンを習得できるかといった点が給与アップのカギとなります。また、顧客満足度などによってインセンティブも用意されているので、努力次第といった面もあります。
ちなみに、各種手当については、すべての職種において、子供手当や保育手当、出張手当、赴任手当、役職手当といったものが用意されており、それなりに充実しているといえますが、住宅手当や家賃補助はありませんので、その点は頭に入れておいたほうがいいです。
福利厚生については、各種社会保険完備はもちろんのこと、契約保養施設、社員割引制度なども用意されているほか、事業部によっては、社内常駐マッサージサービス、特定提携クリニック助成金制度、オフィスヨガなどもあり、かなり充実したものとなっています。
中途採用で入社する時の注意点
中途採用の場合、前職の給与額や、これまでの実績などを加味して、基本給が算出されることになりますが、交渉次第で数字が変わってくるという要素もあるので、ベンチャーバンクからの提示額に不満がある時には、納得出来るまで、交渉するようにしてください。
中途半端に妥協してしまうと、後々まで後悔することになりかねないので、要注意です。もし、こういった条件交渉を行うのは、気が引けるということであれば、前述した転職会社に交渉を代行してもらうことをオススメします。
彼らはプロなので、この手の交渉術に長けており、上手に話を進めてくれます。少なくても、交渉ベタな人が、無理に自分で進めるよりも、良い結果に落ち着くことは間違いないので、遠慮せずに、最初から任せてしまったほうが賢明です。
ベンチャーバンクの評価制度について
ベンチャーバンクの評価制度は、目標を立て、それに対する達成度合いで評価をしていくMBO制度や、360度評価といったものを導入しています。とはいえ、実際には評価の基準が曖昧になっている部分も多く、評価において納得感が低いと感じている人が多いのが実情です。
これは、どの会社においても少なからず言えることではありますが、ベンチャーバンクでは、評価者である上司の意向が評価に大きく影響する傾向が強く、良い評価を受けるためには、上司との関係性といったところも重要なポイントとなります。
また、年に数回あるコンベンションなどの社内イベントで目立った成果をあげるなどすれば、良い評価を受けやすく、その後のキャリアも積みやすくなるといった傾向があるのも実情です。
しかしながら、良い評価を受けたからといって、それが給与に直結して大きく昇給していくといったこともないので、良い評価を目指して働くというよりも、自分なりにやりがいを見出したり、自己研鑽をしたりして、モチベーションを高めて働いている人も多いです。
ベンチャーバンクの成長環境・キャリア開発について
ベンチャーバンクの研修制度は整っており、キャリアアップ・スキルアップのためのプログラムが充実しています。もちろん、インストラクターなどの職種であれば、未経験者への研修も用意されているので、業界未経験であっても、ベースとなる知識はしっかりと身に付きます。
いずれの職種においても、充実した研修だけでなく、やりたいことがあれば、手を上げればやらせてもらえる環境ですし、自分の意見や考えも遠慮なく言える環境なので、自分のやる気次第で大きく成長できる環境といえます。
また、特にインストラクター職などは、やる気を持って積極的にチャレンジしていくことで、入社2年目に店長となる人もいますし、認められれば、スーパーバイザー、エリアマネージャーといったように、そこからキャリアアップしていくことも可能です。
そういった背景からも、特にヨガやインストラクターとして今後のキャリアを重ねたい人や、将来独立したいと考えている人にとってはオススメの職場といえます。ただし、資格取得については、補助制度などは用意されていないため、休日に自分で計画的に取得していく必要があります。
ワークライフバランスについて
ベンチャーバンクの就労環境は、職種、または、配属される店舗によって、異なります。本社管理部門においては、所属部署の忙しさやプロジェクトにもよりますが、業務量は決して少なくありませんので、残業は少なからず発生すると考えておいてください。
もちろん、会社として残業を推進するような雰囲気はありませんが、部署によっては休日出勤することが多くなるケースもありますし、また、ベンチャーバンクは土日の社内行事が多いので、そういった意味では、自分でしっかりと意識してプライベートの時間を確保する必要があります。
また、インストラクター職などの場合は、シフト制の勤務となっており、シフトの組み方や忙しさ、有休取得率、残業時間等が店舗によって大きく異なるため、ワークライフバランスは配属店舗次第となっています。
とはいえ、シフト制のため、予定のある日にあらかじめ休みを取るなど、プライベートとの調整がしやすいと考えている人は多いです。ただし、体調不良などで誰かが欠勤になれば、自分が代わりに急遽出勤しなければならなくなるということもあり得るので、その点は頭に入れておいてください。
また、自分のキャリアアップやスキルアップのためには、積極的にレッスンを取得する必要があり、そのためには休みの日を利用してレッスンを受けに行かなければならず、休みであっても仕事のことを考えていてオンオフのメリハリがつきにくいと感じている人もいるようです。
女性の働きやすさについて
ベンチャーバンクは、女性が多く活躍している会社であり、女性にとって働きやすい環境が整っているといえます。女性であっても、認められれば管理職になれますし、女性がキャリアアップできる制度も充実しています。
性別だけでなく、年齢にもこだわらず、やる気と実力があればどんどん仕事を任されていきますので、成長意欲のある人にとっては、やりがいを持って働くことができる会社です。
産休・育休・時短勤務の制度もしっかりとしており、実際に取得している人も多いです。女性も多いので、復職後も周囲が配慮・フォローしながら働き続けられるような風土となっているので、子育てと仕事の両立も十分に可能です。
ただし、インストラクター職においては、長く働き続けられるかというと、その点は難しいと考える人が多いのが実情です。体力仕事のため、30代、40代となったときにキツくなりますし、シフトによっては23時までの勤務などもあるため、家庭がある場合には、家族の理解も必要となります。
ベンチャーバンクの転職先としての価値
ここまで、ベンチャーバンクの就労環境について、様々な角度から見てきましたが、印象としては、いかがだったでしょうか。
ベンチャーバンクは、給与水準はそれほど高くありませんが、各種手当や福利厚生はある程度充実していますし、若くても認められればどんどんキャリアアップできる環境なので、やりがいを持って働くことができる会社であり、転職先候補として検討するだけの価値は十分にあると言えます。
研修制度もしっかりとしているので、未経験だけどインストラクター職に就いてみたいと考えている人には、特にオススメの会社です。また、キャリアップすることで、店舗経営などにも関わる機会があるため、将来独立を目指している人にも、向いています。
ベンチャーバンクは女性比率も高いので、女性にとっても働きやすい環境が整っていますし、女性であっても実力があれば昇格していきますので、結婚・出産といったライフイベントで退職を余儀なくされるといったこともありません。
ただし、インストラクター職などのシフト制勤務の場合は、遅くまでの勤務や土日出勤は避けて通れないため、家庭との両立には、家族の理解が必要となりますので、女性がベンチャーバンクへの転職を考える場合は、自分のライフプランも考慮しておくと良いでしょう。
このように、会社に何を求めるかによっても、ベンチャーバンクの転職先としての価値が変わってくるので、自分自身の価値観と照らしあわせながら、転職の判断を下すようにしてください。
もし、自分一人で判断するのが難しいということであれば、前述した転職会社に、相談することをオススメします。プロの視点で、客観的にアドバイスしてくれるので、参考になります。
また、転職会社は、様々な業種の企業の求人情報を押さえているので、他社の求人を紹介してもらうのもアリです。他社と比較することで、より、ベンチャーバンクの価値が明確になりますし、その過程で、より自分に合う企業が見つかるかもしれません。
ベンチャーバンクの中途採用求人を扱っている転職会社
下記に、ベンチャーバンクの中途採用求人を扱っている転職会社をリストアップしておきますが、転職先を探す際に、候補が多いに越したことはないので、関心があれば、ぜひ、他社のことについても、話をしてみてください。
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