創業150年以上の歴史を持つ、イギリス発祥のトータルヘルスケアカンパニー“スミス・アンド・ネフュー”において、整形外科領域の製品を扱う事業会社、スミス・アンド・ネフュー オーソペディックス。
リウマチや変形性関節症の治療に用いる人工関節や、変形矯正・骨延長に用いる創外固定器を主として取り扱っており、特に人工関節は人口高齢化が進展する日本において、需要増加が見込まれています。
スミス・アンド・ネフュー オーソペディックスの中途採用事情
スミス・アンド・ネフュー オーソペディックスでは、常時中途採用を行っています。求人が発生している職種は、公式サイト内に掲載されており、応募するには直接メールする、もしくは転職エージェント経由で紹介してもらう必要があります。募集職種に関しては、以下のようなものがあります。
- 営業職
- 経理シニアスペシャリスト
- Clinical Study Manager(臨床開発)
- Quality Assurance(品質保証)
- Regulatory Affairs (薬事スペシャリスト)
いずれの職種においても実務経験が最も重視され、一般的なポジションで2~5年程度、シニアクラスのポジションでは7年以上の実務経験が求められることになります。
実務経験以外では、英語力が評価の要素となっています。特に英語力を証明する資格などは不要ですが、業務上、必要な読み書きに支障がない程度のスキルは必須です。(TOEICでいえば700以上、英検でいえば準1級以上というのが、一つの目安になってくると考えてください。)
スミス・アンド・ネフュー オーソペディックスの社員年収について
スミス・アンド・ネフュー オーソペディックスのような医療機器メーカーは、償還価格が国によって保障されている業界であるため、給与水準は他業界と比較すると安定しており、スミス・アンド・ネフュー オーソペディックスも、その例に漏れず、社員の平均年収は高いです。
加えて、スミス・アンド・ネフューは実績主義の外資系らしい給与体系であるため、成果に対して大きなインセンティブが支払われる仕組みとなっています。特に、営業は個人業績に対しての報酬が大きく、加えてチーム業績に対しての報酬もあるため、努力次第で相当な給与を得ることも可能です。
昇進に関しても同様で、業績を上げた社員の出世は早く、若くして管理職へと登用されるケースも珍しくありません。自分の努力次第で、幾らでも昇給・昇進を手にすることが出来る会社です。
成長環境について
スミス・アンド・ネフュー オーソペディックスは、外資系企業ながら充実した研修制度を提供しています。具体的には新人、管理職、年次別といった階層別研修に加えて、ビジネスコミュニケーション研修、営業力強化研修などの個別プログラムが用意されています。
自分の実力や希望に合わせて、適切なプログラムが選べるようになっているので、スミス・アンド・ネフューは学習機会に恵まれている環境にある会社と言えます。
就業環境、ワークライフバランスについて
スミス・アンド・ネフューは外資にしては珍しく、ワークライフバランスが整っている会社です。全社的にワークライフバランスを向上させていこうという意識が強い企業なので、有給休暇の取得が容易ですし、過度な残業を強いられることもありません。
基本的に休日出勤も皆無であり、やむを得ず出社の必要が生じた場合には、手当や代休が取得出来るため、働きやすい環境が整っていると言えます。
社員の退職検討理由
スミス・アンド・ネフューグループは創業150年を超える歴史をもつ企業であり、世界90ヶ国以上において、製品を販売しているヘルスケア業界のリーディングカンパニーです。
同グループ内の整形外科領域商品を扱うオーソペディックスも同様に業界トップグループに位置しており、高い製品力を持っているので、医療現場への貢献にやりがいを感じながら仕事に取り組んでいる社員は多いです。
実力主義な社風で業績賞与の割合が大きいため、努力に対する見返りがしっかりと得られる企業でもあります。しかし、そういった実力主義の社風がストレスとなって、退職したという声も上がっています。
特に営業職の場合、個人業績次第で早期昇進が見込める分、成績が振るわない期間が続くと、退職勧告もあり得るため、精神的な負担が大きかったという声が出ています。
スミス・アンド・ネフュー オーソペディックスへの転職を検討する時には
スミス・アンド・ネフュー オーソペディックスは、人工関節領域におけるリーディングカンパニー的な存在なので、働き甲斐がある会社ですし、就労環境が非常に整っているので、働きやすいと思います。(年収という見返りもついてきます。)
そういった意味で、有望な転職先候補と言えますが、一つの事業分野に特化しているので、転職希望者には高度なレベルでの専門知識・経験が求められますし、入社後も、厳しい目で評価されることになります。
仕事量が多いということではないのですが、課せられるノルマには高いものがあり、それに応え続けなければいけないですし、そのためには、常に自分を研鑽する姿勢が必要です。
スミス・アンド・ネフューは、そういった体制が整っている会社なので、厳しい環境のなかで自分を高めたいという人には最適ですが、精神的に余裕を持って働きたいという人には、ストレスを感じやすい環境であるかもしれません。
こういったことを踏まえると、スミス・アンド・ネフュー オーソペディックスは人を選ぶ会社とも言えるので、本当に自分に合っているかどうか、入念に確認することが必要です。
この点について、不安がある人は、スミス・アンド・ネフュー オーソペディックスの実情に詳しい転職エージェントに相談してみることをオススメします。彼らは転職のプロなので、客観的な視点でアドバイスをしてくれますし、他に転職先として向いている会社があれば、教えてもらえます。
転職を目指す会社が固まった後には、面接に通過するためのアドバイスを受けたり、年収などの条件について交渉してもらうことも可能です。何かと便利な存在なので、積極的に活用してみてください。
下記のエージェントであれば、医療業界への転職支援実績が豊富ですし、外資にも強いので、相談先として最適です。
※補足
リクルートエージェントは、元々、英語が得意な人の転職支援に力を入れていましたが、最近では、入社後、勉強して身につけることを条件に、今現在の英語力については不問とする採用方針を採る企業からの求人についても、取り扱うようになっています。
そのなかには、海外出張や海外勤務の機会が想定される求人も含まれるので、興味がある人は、リクルートに相談してみてください。
なお、20代・30代の人には、マイナビエージェントという転職会社もオススメです。リクルートとは、また違った系統の求人を確保しているので、両者をダブルで利用すると、多角的に情報を集められるので、よりチャンスが広がります。
特に、第二新卒者の場合、好条件の求人を紹介してもらえる可能性が大です。一方、30代後半以降の経験豊富な人の場合、マイナビはそれほど良い求人を扱っているわけではないので、それほど期待は出来ないです。(他社のほうがオススメです。)