画像出典:Ken Farge LRPS
[char no=”3″ char=”男性”]このページでは、社内の労働環境や給与水準(年収)、求人の内容など、ウォルト・ディズニー・ジャパンへの転職を検討している人にとって、役立つ情報をまとめていますので、参考にしてください。[/char]
[char no=”1″ char=”女性”]
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※登録後は、ウォルト・ディズニー・ジャパンに転職することで、どれくらいの待遇が見込めるのか、転職出来る確率はどれくらいあるのかなど、相談に乗ってもらうことも出来ます。
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ウォルト・ディズニー・ジャパンという会社の概要
ザ・ウォルト・ディズニー・カンパニーはアメリカに本社を置くエンターテインメント・メディア系総合会社。その現地日本法人が、1959年に設立されたウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社です。
ディズニー作品の制作・配給や関連グッズ制作、ブランドマネジメントといった、日本におけるディズニービジネスを管轄しています。ディズニーは日本にも熱烈なファンが多く、企業の人気度ランキングでも、常に上位にくる会社です。
ウォルト・ディズニー・ジャパンの中途採用事情
ウォルト・ディズニー・ジャパンは、中途採用に関しては、通訳・翻訳、秘書、経理など、事務系の職種を中心に募集をかけていますが、それ以外では、営業・マーケティング、デジタル製品開発、オンラインマーケティングといった分野に精通する人材を募集することが、たびたびあります。
- 業務内容
- 業績アップを目的としたビジネス企画の立案
- 売上予測、売上目標の管理
- 月次、年次予算管理
- 営業チームのマネジメント
- 応募条件
- 営業、もしくはマーケティングでの実務経験(5~10年)
- プレゼンスキルを有すること
- 業務内容
- 開発プラットフォームや分析ツールに関する技術顧問
- データ分析・改善策提案
- デジタルプロジェクトの戦略計画立案に関するアドバイザリー
- 応募条件
- デジタル製品開発のプロジェクトマネジメント経験
- デジタル業界、テクノロジーに関する見識を有すること
- ビジネスレベルの英語力
事務、営業、IT技術というのが、ウォルト・ディズニー・ジャパンが中途採用で募集をかけている、代表的な職種となりますが、いずれにおいても、経験豊かな即戦力の人材が求められているので、最低でも3年、大半の求人において、5~10年の実務経験が必要と考えてください。
したがって、ウォルト・ディズニー・ジャパンは、転職の難易度が高い会社と言えます。
中途採用情報の入手方法
ウォルト・ディズニー・ジャパンは、採用情報の専用ページを用意しており、そちらのページにおいて、現在、募集がかかっている求人の詳細について、確認することができます。
また、ウォルト・ディズニー・ジャパンは、転職エージェント経由でも、人材募集をかけているので、そちらから、求人情報を入手することも可能です。
ディズニーの公式ページ、転職エージェント、どちらにおいても、入手できる情報に変わりはありませんが、エージェントは、様々な企業の求人情報を押さえているので、ディズニーの求人を、他社と比較してみたいといった時には、まとめて教えてもらえるので便利です。
冒頭でも触れていますが、下記のエージェントは、ウォルト・ディズニー・ジャパンの求人情報を扱っているので、情報源としてオススメです。
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年収について
ウォルト・ディズニー・ジャパンは年俸制となっており、年俸額を12分割したものが、毎月支払われる仕組みとなっています。
賞与はありませんが、営業職に関してはインセンティブがあり、営業成績に応じて、業績給が支給されます。
また、正社員(無期雇用)の場合、残業代は年俸に含まれるという考え方なので、いくら残業時間が増えたとしても、給与は変わりません。
昇給査定は年1回で、ほとんどの場合、ベース給与の2%アップとなり、人事評価が良好な人だと3%前後になることもあるようです。
ディズニーの具体的な年収レンジとしては、以下のようになっています。
- 役職なし:年収440万~450万程度
- マネージャークラス:年収700~1,000万程度
- シニアマネージャークラス:年収1,000~1,400万程度
ポジションによって年収額が大きく変わるというのが、ディズニーの特徴ですが、同じポジションのなかにおいても、給与幅があるので、結局はその人次第ということになります。
年収は中途採用の場合、入社時の面接によって、ほぼ決定されるため、面接時の給与交渉が非常に重要となります。
補足:契約社員の給与体系
ウォルト・ディズニー・ジャパンは、全ての部署において、積極的に契約社員を雇っています。契約社員は時給制となり、業務内容によって具体的な金額は異なりますが、フルタイムで働いた場合、役職なしの正社員(無期雇用)に準ずるような給与設定となっています。
かつ、残業代が全額支給となるので、残業が多い時には、正社員(無期雇用)以上の給与額になる可能性もあります。
ただし、正社員(無期雇用)と違って、定期昇給のようなものはないですし、ポジションが上がることもないので、長期的に見ると、やはり待遇は正社員(無期雇用)に劣ります。
ウォルト・ディズニー・ジャパンには、正社員(無期雇用)登用制度がありますが、ハードルはかなり高く、正社員(無期雇用)を希望していても、10年以上、契約社員のままという人もいます。
その反面、外資だけあって、能力を認められれば、1年も経たないうちに、正社員(無期雇用)にする柔軟性があるので、チャンス自体はあります。
正社員(無期雇用)登用には、アメリカ本社の意向が強く反映されるため、アメリカ人が好むような積極性、自主性が高い人ほど、正社員(無期雇用)に昇格する傾向があります。
ウォルト・ディズニー・ジャパンの福利厚生について
日本の大企業ほど、充実した内容とはなっていませんが、社会保険、年金といった基本的な福利厚生は用意されています。
また、国内ディズニー施設の入場パスポートや、ディズニーストアの商品を格安で購入できる社員割引制度が用意されています。
海外ディズニー施設に関しても、割引で利用することが可能なので、ディズニーブランドが好きな人にとっては、なかなか魅力的な制度と言えるでしょう。
社員に対して、無料で配布されている商品もあります。
人事評価制度について
ウォルト・ディズニー・ジャパンでは、MBO評価制度(目標管理制度)が導入されており、上司と相談のうえで設定した自己目標の達成度合いと、自己評価をベースに、直属の上司が、年1回査定を行うという仕組みとなっています。
(半期ごとに、中間レビューがあり、状況に応じて、目標の修正が行なわれます。)
上司の権限が非常に強くなっており、彼らの意向が、そのまま反映されるため、日頃から上司と良好な関係性を構築して、上司の考えに沿う実績を出すこと、かつ、その実績を自ら強くPRすることが、この会社で、高評価を得るコツとなっています。
ただし、営業については、ほかの職種とは違って、完全な成果主義となっており、数字が全ての世界なので、ここは分かりやすいです。
営業マンの評価は、所属部署全体の成績とも連動しており、業績の悪い部署に配属されると、どれだけ一個人として頑張ったとしても、低評価を受けてしまうので、部署全体のパフォーマンスを上げることにも、気を配る必要があります。
これは、かなり大変なことですが、もし、実際に自分がリーダーシップを取って、業績を上げることができれば、上層部の目にとまって、昇進することにつながるので、チャンスでもあります。
ウォルト・ディズニー・ジャパンの就業環境、ワークライフバランスについて
土日が固定休の週休2日制となっており、休日出勤は少ないです。仮に、土日に出勤が発生したとしても、その時には、代休が取得できるようになっていますし、有給休暇に関しても自由に取れる環境です。
ただし、残業については、部署ごとに特徴がハッキリしており、営業だと仕事が忙しく多め、バックオフィスについては、ほぼゼロです。
注意点としては、ウォルト・ディズニー・ジャパンは、こまめに組織を改編する会社なので、定期的に新しい部署が立ち上げられますが、当然、設立当初というのは忙しく、毎日、残業に追われることになります。
また、人員が少ない部署だと、1人が抜けただけで、てんてこ舞いで、残りの人間が長時間労働でカバーするということになります。
要は、どの部署に所属するかによって、状況が大きく変わるということなので、残業を避けたいという人は、入社前に確認しておくことをオススメします。
ここを除けば、ウォルト・ディズニー・ジャパンは、個人の裁量が大きな会社なので、自由度の高い働き方ができます。
ここ数年で、フレックス制度、在宅勤務制度が整備されつつあるので、今後は、ますます、その傾向が強くなると考えて間違いなしです。
ディズニーには、外国人社員も多いのですが、彼らは、膨大な仕事の量を抱えつつも、勤務時間内に終わらせて、毎日、夕方早くには帰宅しています。
その一方で、同じ部署で働く日本人のなかには、遅くまで会社に残っている人もおり、そういった人は、たいてい仕事のスピードが遅く、ダラダラしています。
これは管理職についても言えることであり、ディズニーは管理職になると、かなりのハードワークになりますが、外国人はうまく時間を管理して、仕事を回しているという声が聞かれます。
これは、日本人社員からの声なので、ワークライフバランスがどうなのかというのは、自分次第という面があるようです。
逆に言えば、自分さえしっかりしていれば、プライベートの時間を確保できるということです。
成長環境・社内教育体制について
ウォルト・ディズニー・ジャパンは、外資だけあって、ポジションや勤続年数を問わず、やる気がある人間にチャンスを与える会社ですし、そこで実力を認められれば、速いペースで昇進することができます。
アメリカ本社、海外支社からスカウトされて、異動するといったケースもあるので、やり甲斐があります。
部署間の垣根が低くて、風通しが良く、ほかの部署の仕事にも関わることができる会社なので、ほかの会社と比較して、仕事を通じて経験できることの幅が広く、色々な知識が身に付きますし、何か困ったことがあれば、どの部署の人にも相談できるので、安心です。
外国人が多い会社なので、社内においても、英語を話す頻度が高く、自然に語学力が向上しますし、取引先には、様々な国の企業があるので、グローバルな考え方を習得しやすい環境でもあります。
チャレンジャーを応援する社風があり、自分が希望すれば、新しい仕事にも、大きな裁量権を与えられ、挑戦させてもらえるので、仕事を通じて、自分を成長させたいと考えている人にとっては、このうえない環境と言えます。
実際、ウォルト・ディズニー・ジャパン出身者には有能な人が多く、転職市場においても、ディズニーという会社にいたということが、有利に働くので、長期的な視点で見ても、ディズニーという会社で働いてみるというのはアリです。
なお、ウォルト・ディズニー・ジャパンは、外資としては珍しく、社員教育プログラムが充実している企業でもあり、全てのプログラムが無料で提供されています。
PC関係や英会話などの基本ビジネススキルに関するプログラムから、各種専門職(法務・財務・管理職など)育成のためのプログラムまで、その内容は多岐に渡ります。
また、有志の社員による勉強会が開催されるなど、学びの機会が多い会社ですが、参加は強制ではなく、個人の判断となるので、興味がないことに無理矢理取り組まされるといった、窮屈感とは無縁です。
女性の働きやすさについて
ウォルト・ディズニー・ジャパンは、女性の社員比率が高いこともあって、完全に男女平等の会社です。女性社員が様々なポジションで活躍していますし、昇進においても男女に差は無いので、管理職に就く女性も多いです。
ディズニーの顧客の多くが女性ということで、その人たちの気持ちを理解しやすい女性社員は、会社からとっても貴重な存在として、重宝しているという背景があるので、今後も、この傾向は変わらないでしょう。
ただし、トップマネジメントは、男性主体なので、このレベルを真剣に狙うのであれば、別の会社で働くことを考えたほうがいいかもしれません。
育児支援制度について
ウォルト・ディズニー・ジャパンは、子育てに対する理解がある会社なので、部署によって、多少の違いはありますが、産休育休が取得しやすく、実際に多くの社員が休みを取っています。
復帰後には、時短勤務制度を利用できるようになっていますし、子供を持つ人への配慮ができる社員が大半を占めているので、こまめにフォローしてもらえるなど、育児中の人でも、安心して働ける職場となっています。
子供の学校行事や旅行など、家族のための休暇を取ることを、積極的に推奨している会社でもあり、外資らしく、多くの社員が、クリスマスに休暇をもらっています。
管理職にも、子育て中の人が多数存在するので、子育てにも力を入れたいし、でも、自分自身のキャリアも諦めずに追求したいという女性には、転職先として最適です。
子供が大学に進学すると、奨学金が出るなど、小さなうちだけでなく、末永く、子育てを応援する会社でもあります。
子育てという視点から見ると、100点満点に近い会社ですが、敢えて欠点にも触れるとすると、一部には、かなりのハードワークな部署もあり、そういったところで働いている人のなかには、子育てと仕事の両立について、体力的に厳しいと感じることがあるようです。
その時には、会社に相談すれば、負担の少ない部署に配置転換するなど、配慮してくれるので、それほど心配する必要はないのですが、一応、こういった状況に遭遇することもあるということで、お伝えしておきます。
ウォルト・ディズニー・ジャパンの転職先としての価値
ウォルト・ディズニー・ジャパンは、労働時間よりも成果によってパフォーマンスを測る会社なので、長時間労働とは無縁ですし、休暇が取りやすいなど、ワークライフバランスが優れています。
仕事の内容に関しては、扱う商材が世界最高クラスのエンターテインメントコンテンツであり、多くの人々に影響を与えることが出来るため、やりがいを感じられるという声が多く見られます。
ブランド価値を保つためのマネジメント手法に関して非常に勉強になるといった意見もあり、エンターテインメントビジネスを志向する人にとっては、理想的な企業と言えるでしょう。
こういったことも含めて、ウォルト・ディズニー・ジャパンは自己成長を図りやすい環境にあり、キャリアアップの意識が高い人にとっても、満足出来る会社と言えます。
ウォルト・ディズニー・ジャパンの求人を扱う転職エージェント
最後に、ウォルト・ディズニー・ジャパンの中途採用求人を扱っている転職エージェントをリストアップしておきますが、彼らは社内事情に精通しているので、この会社に転職すべきかどうか、判断に迷うことがあれば、一度相談してみてください。
プロの視点で、アドバイスしてくれるので、参考になるはずです。また、転職エージェントは、様々な企業の求人情報を扱っているので、他社の求人を紹介してもらうのもオススメです。
ウォルト・ディズニー・ジャパン以上に、魅力を感じる求人が出てきてもおかしくないので、関心があれば、ぜひ他社のことについても、話をしてみてください。
※JACに関する補足
- JACは海外移住、海外転職を支援するサービスではありません。海外勤務、海外駐在などの求人を紹介してもらえます。
- 年収600万円~2,000万円の方にオススメのサービスです。
補足)こういった人は面接で落ちてしまいます
最後に補足ですが、管理人の妻の友人が、以前ウォルト・ディズニー・ジャパンに働いていたのですが、彼いわく『ディズニーの熱烈なファンは採用されない』ということです。思い入れが強い人だと、仕事に対する選り好み・こだわりが強く、会社側からすると、戦力にならないためです。
そのため、面接の時に、ディズニー好きという姿勢を表に出しすぎると、マイナス評価となってしまうので、その点はくれぐれも注意してください。