アカマイ・テクノロジーズは、世界130か国以上に高度に分散された24万台ものサーバプラットフォームと1,700を超えるネットワークを持つ、コンテンツ・デリバリー・ネットワーク(CDN)サービスのリーディングカンパニーです。
1998年の設立以来、インターネットに求められる高速化や安定化、セキュリティーに対する、根幹的なソリューションと製品を提供し続けています。
提供するソリューションや製品、そして会社の知名度は低いですが、顧客からの信頼は絶大で、日本国内では金融、製造、流通、公共、メディア&エンターテイメントと主要業界を中心に幅広く600社以上もの顧客企業を持っています。
このような背景から、中途に関しても、様々な職種において、募集がかかっています。アカマイ・テクノロジーズへの転職のチャンスは豊富に存在するので、関心がある人は、このタイミングで真剣に検討することをオススメします。
アカマイ・テクノロジーズの中途採用求人の傾向
現在、アカマイ・テクノロジーズの公式ページでは、世界中の求人が検索できるようになっています。その中で日本法人の求人をまとめていますので、参考にして下さい。なお、公式ページは全て英語表記となっています。
【仕事内容】
自社CDNソリューション、及びWebパフォーマンスソリューション、及びネットワークセキュリティソリューションのセールス、その他が業務となります。
【必須条件】
新規顧客開拓営業経験や、Webテクノロジー、若しくはITシステムに関する知識、経験が必要になります。
※Global Account担当として入社される場合は英語が必須となります。
【仕事内容】
kamaiが提供するWebパフォーマンスソリューションにおけるプロダクトマーケティング業務、その他が業務となります。
【必須条件】
IT企業経験(5年以上)、ビジネスレベルの英語力、プロダクトベースでの売り上げ拡大に携わった経験(プロダクトマーケ、プロダクトマネージャ、プリセールス等)が必要になります。
歓迎資格として、B to Bソフトウェア業界での経験とされています。
【仕事内容】
Web コンテンツの配信およびトラフィック管理サービス、ストリーミングメディアの配信およびトラフィック管理サービス、その他が業務となります。
【必須条件】
5年以上のアナリストの経験、国際的な企業での経験が必須となります。
求人情報の入手方法
アカマイ・テクノロジーズの公式サイト内に、経験者採用ページが開設されており、そちらのページから、求人情報を入手することが出来ます。
https://akamaijobs.referrals.selectminds.com/
また、アカマイ・テクノロジーズは、転職エージェント経由でも募集をかけているので、転職エージェントに問い合わせることでも、求人情報を入手することが可能です。
どちらのルートでも、入手出来る情報は一緒ですが、転職エージェントの場合、様々な企業の求人情報を押さえているので、アカマイ・テクノロジーズを含めた、複数の企業の求人を見比べてみたいといった時には、まとめて紹介してもらえるので、便利です。(自分で探す手間が省けます。)
また、一度、転職エージェントに登録しておけば、自分が希望する条件に合う求人が発生するたびに、メールで通知してもらえるので、募集頻度が少ない職種での転職を狙う時には、情報源として活用することをオススメします。(連絡を待つだけなので楽です。)
求人情報を入手する際には、転職エージェントは何かと役立つ貴重な存在なので、うまく活用してください。(このページの最後に、アカマイ・テクノロジーズの中途採用求人を扱っている代表的な転職エージェントをリストアップしておきます。)
アカマイ・テクノロジーズの社員の年収・給与制度について
アカマイ・テクノロジーズに勤務する社員の年収ですが、職種別に幾つか事例を挙げると、下記の通りとなります。
- 営業 23歳 年収350万円
- 営業 30歳 年収1000万円
- 営業 34歳 年収1500万円
- 営業 39歳 年収1490万円
- 営業 39歳 年収1400万円
- 営業 43歳 年収2500万円
- 営業 50歳 年収1800万円
- カスタマーサポート 30歳 年収600万円
- カスタマーサポート 34歳 年収950万円
- カスタマーサポート 39歳 年収770万円
- 法務 27歳 年収240万円
- 経理 32歳 年収430万円
- ネットワーク運用 27歳 年収560万円
- ネットワーク運用 36歳 年収700万円
- プロジェクトマネージャー 42歳 年収1400万円
給与は出来高+固定の合計となっており、年俸制を採用しています。職種によってそのパーセンテージが異なります。営業職は出来高の割合が高い(ベース60%インセンティブ40%)一方、技術職は固定給の割合が高くなっています。
営業職には、これ他にインセンティブもあり、技術職に比べると給与は高くなります。30代前半でも軽く2000万を超えることもあります。他の外資企業と比較しても遜色ない給与水準となっています。
諸手当として、ポジションによって金額が異なりますが電話代が支給されます。外資で行われているような無料カフェテリアや社内保育所等の福利厚生はありません。
年に1度会社主催の全社パーティが行われたり、チームによりますが半年に一度の頻度でチームビルディングの飲み会やアクティビティが開催されます。
保険に関しては、雇用保険 厚生年金 健康保険 労災保険など完備し、待遇・福利厚生は、確定拠出年金、ベネフィットワン、ストックオプションがあります。
中途採用で入社する時の注意点
中途採用の場合、前職までの経歴・実績を加味して、年俸が決まることになりますが、実質的には、交渉次第となっており、同じような実力を持つ人でも、会社側と、どんな話をするかによって、ベース給が変わってきます。
そのため、会社側からの提示額に納得がいかない時には、そこで妥協せず、自分の希望を伝えて、キチンと交渉することをオススメします。ここで、会社の意向を受け入れてしまうと、入社後、同僚との給与差が大きいことに気づき、後悔することになりかねないので、要注意です。
条件交渉が苦手という人は、前述した転職エージェントに代行を依頼してみてください。彼らはこの手の交渉経験が豊富なので、うまく話を進めてくれます。交渉ベタな人が、自分で強引に進めるよりも、よほどうまくいく可能性が高いので、最初から任せてしまったほうが賢明です。
アカマイ・テクノロジーズの評価制度について
人事評価にはMBOによる評価を全世界で採用しています。まず年の初めにマネージャーから目標が提示されます。その後、マネージャーとの1on1ミーティングを通して具体的な内容について意識合わせが行われます。
年の終わりに成果に基づいた自己評価を記入し、それをマネージャーがレビューし、達成度に応じて昇給の具合やボーナスが決定されます。実力や評価に基づいた評価が実施されるため、勤続年数による昇給はありません。
よくも悪くもMBOによる評価が給与に影響するため、自らの実績を上手くマネージャーにプレゼンテーションする能力が必要です。
アカマイ・テクノロジーズの教育制度・成長環境について
アマカイのソリューションポートフォリオ的に、従来の業務効率やコスト削減に代表されるいわゆる『守りのIT』を目的に採用されるのではなく、顧客のビジネスを加速させるための、つまり、顧客のコアコンピタンス×アカマイのソリューションという形で提案できます。
このため、顧客の要件縛りの言いなり提案ではなく、それを越えたビジネスディベロップメント目線での価値提案が身に付くことが出来ます。また、CDN市場グローバルNo1、最近ではクラウド・セキュリティでもリーダーで有ることから、ブランド力ありCxO向けの提案の機会が多く、大企業における要人との人脈形成に役立ちます。
教育面に関しては、入社後の教育もOJTに頼らず多くの時間がトレーニングに費やされ、60ほどのe-learningコースを受けられます。
エンジニアに関しては、トレーニング機会も多く、かなり充実しています。自社製品のスキルアップに役立つトレーニングをうけることが出来ますし、著名なエンジニアと交流することができ、刺激も多い環境です。
キャリアパスもかなり柔軟で、キャリアパスに関する上司とのセッションも頻繁に設けられています。移動先に空きがあれば海外オフィスに移動の希望を出すことも可能です。
ワークライフバランスについて
アカマイ・テクノロジーズでのワークライフバランスは部署により違ってきます。基本的に社員の裁量に任せているところがありますが、数字が不調の時は、残業、休日出勤は普通に行われています。
しかし、週1程度で自宅勤務も推奨されている為、家庭環境によっては非常に助かっている人もいます。また、仕事の持ちかえりも出来ますから、作業の場所は選びません。給与は残業代込みになっており、月の平均残業時間は44.2時間となっています。
休暇に関しては、年間休日123日、完全週休二日制、土日祝日、年末年始12月29日~1月3日とあります。有給は初年度から14日もらえ、病気になった場合、診断書があれば5日間有給扱いで休むことが出来ます。さらに有給とは別に有給扱いの夏休みが3日間あります。ちなみに年間の有給休暇取得率は54%となっています。
女性の働きやすさについて
アカマイ・テクノロジーズは、ダイバーシティを尊重していますので、性別だけではなく、人種や文化や様々な違いを重要視する風土があります。Women’s Forumと言われる討論会があり、女性の活用やキャリア育成のみに限らず、無意識な偏見を無くす事を目指す話し合いが行われています。
その他、Awareness Trainingや、乳がんセミナー、ファイナンス講座等を開催し、多くの男性社員も積極的に参加している。
育児支援制度に関しては、産休、育休等の制度は整えられており、出産後も復帰している女性もいます。ワーキングマザーや、ワーキングファーザーも多く活躍しており、それぞれ、ワークライフバランスのとり方など、多様な働き方を推進する為に、情報交換をする機会も多く設けられています。
アカマイ・テクノロジーズの転職先としての価値
アカマイ・テクノロジーズを一言で言うと、イノベーティブという表現が合います。自分のチームを引っ張る人や政治を使う人はおらず、皆が助け合い、問題解決に最善を尽くす環境があります。その結果、仕事に集中でき業績を上げることが可能です。
こうしたアカマイ・テクノロジーズに向いている人は、やはりチームプレイが好きな人であり、チームを通じて専門性を貫きたいと考えている人ではないでしょうか? 逆に個人プレイが好きな人や収入だけを考えている人は少しベクトルが違うようです。
このあたりは、個人の考え方次第となるので、自分自身の価値観と照らしあわせながら、アカマイ・テクノロジーズへの転職の判断を下すようにしてください。
アカマイ・テクノロジーズの中途採用求人を扱っている転職エージェント
最後に、アカマイ・テクノロジーズの中途採用求人を扱っている転職エージェントをリストアップしておきますが、彼らは社内事情に精通しているので、このあたりの判断に迷うことがあれば、一度相談してみてください。プロの視点で、アドバイスしてくれるので、参考になるはずです。
また、転職エージェントは、様々な企業の求人情報を扱っているので、他社の求人を紹介してもらうのもオススメです。アカマイ・テクノロジーズ以上に、魅力を感じる求人が出てきてもおかしくないので、関心があれば、ぜひ他社のことについても、話をしてみてください。
※JACに関する補足
- JACは海外移住、海外転職を支援するサービスではありません。海外勤務、海外駐在などの求人を紹介してもらえます。
- 年収600万円~2,000万円の方にオススメのサービスです。