【アパレル業界】貿易事務の求人案件に強い転職会社6選

アパレル業界における貿易事務の仕事というのは非常に多く、多数の求人が常時発生していますが、傾向としては正社員（無期雇用）職の求人と派遣社員の求人というふうに、大きく二つに分かれます。それぞれの雇用形態において、業務内容・応募条件に違いが見受けられます。

派遣社員の求人に関しては、通関手続き、輸送手配・船舶手配、納期調整といった、ごく一般的な貿易事務を担当することになる案件が大半です。加えて、会社によっては、英語でのメール対応、電話対応が発生するといった状況です。

一方、正社員（無期雇用）職の求人だと、貿易実務に加えて、生産管理・在庫管理や品質管理業務を兼任することになるのが一般的です。また、物流体制の構築（倉庫手配、物流業者の選定・契約交渉等）やライセンスの管理業務を兼任するケースもあります。

また、さらに上級ポジションとなると、販売予測、売上計画策定といった業務にも携わるといったケースが多くなります。

このように業務範囲が貿易実務に留まらず、大きく広がるというのが正社員（無期雇用）職の傾向であり、貿易事務だけ出来れば済むということではありません。そのため、正社員（無期雇用）職を目指すのであれば、生産管理や物流管理といった分野にも対応出来ることが必須条件です。

ただし、貿易事務の仕事から始めて、業務のなかで、少しずつ仕事を覚えて業務範囲を広げていくということも可能です。特に派遣社員の求人のなかの正社員（無期雇用）登用を前提とした紹介予定派遣案件であれば、こういったプロセスが可能となるケースが多いので要チェックです。

いずれにしても、自分自身のスキル・経験値や目指す方向性（キャリアプラン）によって、どのような求人を狙っていくべきか変わってくるので、詳細については貿易事務の求人状況に詳しい転職エージェントに相談することをオススメします。

下記のエージェントであれば、アパレル業界における貿易事務の求人案件の保有数が多いので、適切なアドバイスを受けることが出来ます。

リクルートエージェント

8万件以上の求人案件を保有する国内最大手転職エージェント。貿易事務の求人案件についても、各種メーカー、商社、通関業者からの募集案件を幅広く扱っています。

アパレルメーカー、アパレルブランドからの求人案件もカバーしていますが、リクルートは英語が得意な人材に対する転職支援サービスに力を入れているエージェントなので、貿易事務の求人に関しても、TOEIC700以上の語学力を持つ人材を求める企業からの案件が中心となります。

また、貿易実務も含めたロジスティクス管理を担当することになるポジション、生産管理・品質管理を兼任することになるポジションの案件も扱っています。こちらも、自社グループ内の海外本社・支社や海外の取引先企業との折衝・連携が必須となるため、ビジネスレベルの英語力を身につけた人材が求められています。

※補足
リクルートエージェントは、元々、英語が得意な人の転職支援に力を入れていましたが、最近では、入社後、勉強して身につけることを条件に、今現在の英語力については不問とする採用方針を採る企業からの求人についても、取り扱うようになっています。

そのなかには、海外出張や海外勤務の機会が想定される求人も含まれるので、興味がある人は、リクルートに相談してみてください。

なお、20代・30代の人には、マイナビエージェントという転職会社もオススメです。リクルートとは、また違った系統の求人を確保しているので、両者をダブルで利用すると、多角的に情報を集められるので、よりチャンスが広がります。

特に、第二新卒者の場合、好条件の求人を紹介してもらえる可能性が大です。一方、30代後半以降の経験豊富な人の場合、マイナビはそれほど良い求人を扱っているわけではないので、それほど期待は出来ないです。（他社のほうがオススメです。）