【要英語力】公認会計士向けの求人に強い転職エージェント6選

このページは公認会計士向けの求人のなかで、英語力が求められる案件を多数保有している転職エージェントを扱っています。

転職先としてはグローバル展開している日系企業、外資企業、もしくはこういった企業をクライアントとしているコンサルティング会社、監査法人、会計事務所、税理士事務所、および事業再生会社、M&A会社、投資銀行といった金融業界の企業となります。

転職市場は活況で、選択肢は豊富に存在していると言えます。英語を活かせる場も多いので、語学が出来る公認会計士というのはとても有利です。どんな転職案件があるのか、ぜひエージェントに問い合わせてみてください。

ビズリーチ

年収1000万円以上のハイクラス求人の取り扱いに特化している転職エージェント。公認会計士の有資格者を募集する求人案件を、多数取り扱っています。そのなかで、英語スキルが必須となる求人についても、常時500～800件近く確保しているので、かなり有力な情報源となります。

監査法人や会計事務所、コンサルティングファームからの求人となり、リスクコンサルタント、経営コンサルタントといった肩書きで、リスクマネジメントのアドバイザリー業務、内部統制構築の支援業務、検査対応のコンサルティング業務などを担当することになります。

また、ライセンス・コンプライアンス調査、内部監査・内部統制評価などを担うといった業務内容の案件も多いです。いずれも、公認会計士の資格に加えて、該当業務に関する実務経験を有することが求められているので、未経験者が応募するのは厳しいです。

また、ビズリーチは、経理財務部門のマネージャーを募集する求人もカバーしており、そのなかには、公認会計士の資格を持つ人間を歓迎する求人が見つかることがあります。

こちらも実務経験が必須となるので、ビズリーチは、経験者が転職先を探す時に向いている転職エージェントと捉えてください。（実務経験がない人の場合、マイナビ会計士のほうが、仕事を紹介してもらえる可能性が高いです。）

なお、いずれの職種についても、ビジネスレベルの英語力が求められるのが一般的です。日本語よりも英語のほうが、使用頻度が高いといった職場も存在するので、語学スキルを発揮して働きたい人でも、まず満足出来る仕事が見つかるでしょう。

マイナビ会計士

日本では数少ない会計士専門の転職会社なので、公認会計士の有資格者を募集する求人を探す時には、頼りになる存在です。

ただし、そんなマイナビ会計士でも、扱う求人の大半は、英語とは無縁の仕事ばかりであり、英語が必須となる求人というのは、全体の数パーセント程度です。

かなりチャンスは限られますが、それでも、英語を活かせる求人の取扱数が最も多い転職会社の一つなので、有力な情報源として、最初にお伝えします。

それで、英語が必要とされる求人のなかで、第一の選択肢となるのが、監査法人やコンサルティングファーム、会計事務所におけるリスクマネジメント業務、コンプライアンス関連業務、内部監査業務、会計監査業務といったものです。

公認会計士の資格があって、かつ、ビジネスレベルの英語力を有していれば、応募可能となっているので、該当業務に関する実務経験がなくても大丈夫です。（もちろん、経験があれば、高く評価されるので、転職時には有利です。）

もう一つは、国際税務に関する業務、特にM&Aや組織再編、事業統合に関連する税務業務を担当するといった内容の求人です。

これは、一般事業会社の財務部門からの求人ということもあれば、M&Aを支援する会計事務所やコンサルティングファームから、募集がかかるというケースもあります。

どちらも、税理士、公認会計士、いずれかの資格を持つことが応募条件となっていますが、加えて、税理士法人での勤務経験、もしくは一般企業における税務業務経験が要求されるので、実務未経験者は、応募不可となります。

JACリクルートメント

日系グローバル企業、外資系企業専門の転職エージェント。メーカーや商社など、海外に事業拠点を持つ企業の経理財務部門への転職案件のなかで、英語が出来る人材を募集する求人が多数出ており、会計士の資格を活かして転職するチャンスがあります。

国際会計、国際税務の担当者として、下記の業務を担当することになるといった、内容の案件が多いです。

海外投資に関わる会計
税務デューデリジェンス
海外子会社の会計業務・税務のサポート
投資に伴う資金調達のサポート
海外事業推進に関わる財務面での諸施策の企画立案
投資を意思決定する際の客観的な評価の指標、判断材料の提供
海外子会社の税務担当者とのコミュニケーション
国内外からの税務関連の相談への対応
監査法人との折衝

また、海外子会社の監査担当者として、内部監査の計画立案および実施、内部統制監査（J-SOX）の計画立案および実施、海外子会社における内部統制構築のための分析、指導、助言などの業務を担うといった内容の案件も存在します。

いずれも、外国人スタッフと協働しながら、業務を遂行することになるので、ビジネスレベルの英語力が必須となります。

なお、2～3年程度の勤務経験を経て、海外拠点への赴任が想定されているような案件もあるので、海外勤務に興味がある人も要チェックです。

応募条件に関しては、求人ごとに異なり、基本的には実務経験が必須となりますが、なかには、公認会計士やUSCPAの資格があれば、経験不問という求人もあるので、未経験という人も、一度JACに相談してみてください。

※JACに関する補足

JACは海外移住、海外転職を支援するサービスではありません。海外勤務、海外駐在などの求人を紹介してもらえます。
年収600万円～2,000万円の方にオススメのサービスです。

リクルートエージェント

保有求人案件数が日本で最も多い国内最大手の転職エージェント。英語力が求められる転職案件の紹介を得意としています。（特にTOEIC700以上のスコアを持つ人材を求める案件を多数扱っています。）

公認会計士向けで、英語力が求められる転職案件となると、管理会計、経理（決算業務）、英文経理、内部監査といった職種が中心となります。管理職の案件もあります。

財務・会計コンサルティング会社、監査法人からの転職案件でも、英語力が必須とされる求人が多数出ています。

※補足
リクルートエージェントは、元々、英語が得意な人の転職支援に力を入れていましたが、最近では、入社後、勉強して身につけることを条件に、今現在の英語力については不問とする採用方針を採る企業からの求人についても、取り扱うようになっています。

そのなかには、海外出張や海外勤務の機会が想定される求人も含まれるので、興味がある人は、リクルートに相談してみてください。

なお、20代・30代の人には、マイナビエージェントという転職会社もオススメです。リクルートとは、また違った系統の求人を確保しているので、両者をダブルで利用すると、多角的に情報を集められるので、よりチャンスが広がります。

特に、第二新卒者の場合、好条件の求人を紹介してもらえる可能性が大です。一方、30代後半以降の経験豊富な人の場合、マイナビはそれほど良い求人を扱っているわけではないので、それほど期待は出来ないです。（他社のほうがオススメです。）