英文会計の求人案件を扱っているエージェントは二つの傾向に分かれます。一つは会計・財務/経理といった業種に特化して転職支援を行っているエージェント、もしくは外資系企業の求人に特化したエージェントです。
英文会計の知識が必要とされる仕事というのは、専門性が高い特殊業務のため、普通の人材紹介会社では、あまり求人案件を扱っていません。会計や財務の求人に特化したエージェント、外資系企業への転職支援に強いエージェントでなければ、仕事を紹介してもらうことは厳しいでしょう。
そういったエージェントは、基本的に東京に拠点を置いて活動していますが、幸い大阪であれば、支社・オフィスをおいているところが多いので、相談することが出来ます。
英文会計が絡んでいる求人だと、一般的に公開されている案件が少ないので、直接問い合わせてみることが必要となってきます。
英文会計の知識が必要とされる仕事に関しては、コンサルタントや内部監査、アナリストといったファイナンス系のプロフェッショナル職、もしくは経理・財務の管理職のいずれかとなります。
専門性の高い仕事ばかりとなるので、求められるレベルも高いものとなりますが、それだけにやりがいを感じられる仕事が多いと言えます。高収入の案件が多く、キャリアアップを目指す人には格好の職種と言えます。
ビズリーチ
ビズリーチは最後まで職務経歴書を記入しないと、求人案件を紹介してもらえません。登録作業は数分で済むので、最後までキチンと入力しておきましょう。僅か数分で有力な転職先がみつかるどうかが大きく違ってきます。特に現在の年収が750万円を超える人の場合、より好条件の求人を同時に複数紹介してもらえる可能性が大です。
年収が1000万円を超えるようなハイクラスの求人案件の紹介に特化している転職エージェント。英文会計に関連する仕事だと、経理・財務の管理職、会計コンサルタントといった職種が主となります。
リクルートエージェント
日本最大手の転職支援エージェント。英文会計に関連する案件だと、経営企画や経営管理、投資管理、決算業務の主任といった管理職の求人が主軸となっています。
※補足
リクルートエージェントは、元々、英語が得意な人の転職支援に力を入れていましたが、最近では、入社後、勉強して身につけることを条件に、今現在の英語力については不問とする採用方針を採る企業からの求人についても、取り扱うようになっています。
そのなかには、海外出張や海外勤務の機会が想定される求人も含まれるので、興味がある人は、リクルートに相談してみてください。
なお、20代・30代の人には、マイナビエージェントという転職会社もオススメです。リクルートとは、また違った系統の求人を確保しているので、両者をダブルで利用すると、多角的に情報を集められるので、よりチャンスが広がります。
特に、第二新卒者の場合、好条件の求人を紹介してもらえる可能性が大です。一方、30代後半以降の経験豊富な人の場合、マイナビはそれほど良い求人を扱っているわけではないので、それほど期待は出来ないです。(他社のほうがオススメです。)
経理転職.com
外資系企業、グローバル企業への転職案件に強いJACリクルートメントが運営する経理・会計職の求人情報サイト。USCPAの保有が必須とされる求人もあります。アナリストや監査業務、会計コンサルタントといった職種が主となっています。
会計人材バンク
税理士・会計士・経理の転職案件に特化した人材紹介会社。外資系会計事務所、コンサルティング会社の案件も豊富です。
キャリアクロス
外資系企業・日系グローバル企業の求人案件に特化した情報サイト。外資の経理職、財務会計分野のコンサルタント職で英文会計の資格を持つ人材の募集がかかっています。
ジャスネットキャリア
会計・税務、経理・財務の転職案件に強い転職支援エージェント。案件数は少ないのですが、業界に特化しているため、情報の質は濃いものとなっています。
TACキャリアエージェント
資格スクールTACの子会社が運営する転職支援サービス。一般企業、会計事務所、いずれの求人案件にも強く、英文会計の仕事を探す時には、一度はチェックしておきたいサイトです。