このページでは、フランス政府観光局の求人情報を得るための方法について解説しますが、その前に一つだけ確認事項です。
フランス政府観光局は2009年に観光開発機関オディット・フランスと統合され、フランス観光開発機構と名前が変わりました。政府観光局という機関は2014年現在においては存在していないので、そこは頭に入れておいてください。
では、フランス観光開発機構の求人情報を得るためには、どうすればいいのでしょうか?
最も確実なのは、フランス大使館公式サイトのなかにある人材募集ページを確認することです。
http://www.ambafrance-jp.org/-%E5%8B%9F%E9%9B%86%E6%83%85%E5%A0%B1-
政府機関の求人情報が幅広く掲載されており、フランスの公的機関で働きたい人にとっては、第一にチェックすべきサイトとなります。
次に、フランス観光開発機構の公式サイト、Facebookページです。
http://jp.rendezvousenfrance.com/
https://www.facebook.com/franceiine
掲載頻度は少ないのですが、稀に採用情報が公開されることがあるので、こちらも要チェックです。
あとはJapan Timesの求人広告欄とネット上の求人サイトです。 下記のように開発機構の正社員(無期雇用)が募集されていることもあります。
随時、採用募集がかけられているわけではありませんが、リクルートエージェントやdodaといった転職サイトであれば、募集がかかった時にいち早く、その情報を入手出来る可能性が高いので、登録しておいて損はありません。
求人数は少ないのが実情
フランス観光開発機構の求人情報を入手するルートは幾つかありますが、採用数が絶対的に少ないのが実情であり、なかなか思うようにはいかないと思います。下手したら1年、2年、募集がかからないという可能性も十分にあり得ます。
そのため、民間企業で務めながらチャンスを待つという選択肢を検討する必要もあります。フランスと関わりのある仕事であれば、それは立派なキャリアとなるので、いざ求人が発生して応募したときに有利な立場になれます。
旅行・観光業界での経験があれば、尚良しです。
一番やってはいけないのは、適当にバイトをしながら求人を待つとか、語学学校に通ってフランス語を勉強しながら待つといったやりかたです。どこの国でもそうですが、政府観光局は即戦力を求める傾向が強いので、これまでの職務経験というのが、非常に重要になってきます。
いくらフランス語に堪能だったり、フランスのことに精通しているとしても、社会人としての経験が不足していたら、採用される可能性は低くなってしまいます。
仕事の能力を鍛えるには、実際に働くのが一番です。フランス観光開発機構に働くという目標から逆算して、どうするのが一番なのかということを考えて動くようにしましょう。
補足)政府機関の求人を扱う転職会社に相談してみる
最後に補足ですが、政府機関とのつながりが強い転職支援会社(人材紹介会社)に聞いてみるのもアリです。リクルートエージェント、dodaといった大手エージェントであれば、各国大使館、政府観光局の求人の取り扱い実績があります。
残念ながら、フランス政府観光局の求人の取り扱い実績は確認出来なかったのですが、アメリカ、イギリス、台湾、タイなど、複数の観光局の求人をカバーしているので、フランス政府観光局の求人を紹介してもらえる可能性も十分にあります。ダメ元で問い合わせてみてください。
※補足
リクルートエージェントは、元々、英語が得意な人の転職支援に力を入れていましたが、最近では、入社後、勉強して身につけることを条件に、今現在の英語力については不問とする採用方針を採る企業からの求人についても、取り扱うようになっています。
そのなかには、海外出張や海外勤務の機会が想定される求人も含まれるので、興味がある人は、リクルートに相談してみてください。
なお、20代・30代の人には、マイナビエージェントという転職会社もオススメです。リクルートとは、また違った系統の求人を確保しているので、両者をダブルで利用すると、多角的に情報を集められるので、よりチャンスが広がります。
特に、第二新卒者の場合、好条件の求人を紹介してもらえる可能性が大です。一方、30代後半以降の経験豊富な人の場合、マイナビはそれほど良い求人を扱っているわけではないので、それほど期待は出来ないです。(他社のほうがオススメです。)