東京にある各国大使館のなかには、積極的に現地スタッフを採用している大使館もあれば、滅多に募集がかからない大使館もあります。トルコ大使館がどちらのタイプに入るかといえば、残念ながら後者になります。
求人が全く発生しないというわけではありませんが、1年に1回募集がかかるかどうかというのが、正直なところです。また、求人が出た時にも、身内のなか(大使館関係者の知り合いなど)で採用者が決まってしまい、表には出てこないというケースが少なくありません。
そのため、トルコ大使館の求人情報を得ること自体、かなり難しいのですが、そういった状況下において、僅かながらでも情報を入手出来る可能性がある方法を3つお伝えします。
大使館の公式ツイッターをフォローする
現地採用スタッフの募集がかかる時には、公式サイト内において新着ニュースとして、求人情報が公開されるケースが少なくありません。そのため、こまめにサイトをチェックするのが、非常に有効な手段ではあるのですが、かなり面倒です。
いつ、掲載されるかも分からないので、求人情報を見つけるまで、チェックを続けるのは大変です。そこで、オススメなのがツイッター。新着ニュースは必ずツイートされるので、フォローしておくことで、チェック漏れを防ぐことが出来ます。
また、新着ニュースはFacebookページでも投稿されるので、こちらをフォローしておくのもアリです。どちらでも好きなほうを選択してください。
- トルコ大使館公式ツイッター https://twitter.com/EmbassyTokyo
- トルコ大使館Facebookページhttps://goo.gl/INxivv
トルコ大使館に直接問い合わせてみる
トルコ大使館の場合、いつ求人が出てくるか分からないので、待つのは性に合わないという人は、直接、問い合わせてみるのもアリです。下記サイトに、電話番号やメールアドレスが記載されています。
http://tokyo.be.mfa.gov.tr/ContactInfo.aspx
文化広報参事官室や商務参事官室などに、問い合わせればいいかと思います。もちろん、これですぐに採用されるというケースはまず考えられないのですが、トルコ大使館で働きたいという意思を伝えておけば、実際に求人が出た時に、直接声を掛けてもらえるかもしれません。
各国大使館の求人を取り扱っている民間の転職エージェントに相談する
転職エージェントというのは、民間企業への転職支援を行う会社なので、大手だと政府関係機関、国際機関の求人も扱っています。実際、アメリカやイギリス、オーストラリアなど、転職エージェント経由で募集をかけている大使館、政府観光局が少なからず存在します。
トルコ大使館が求人をかける時に、必ずエージェントを利用するとは断言出来ないのですが、可能性はあるので、今のうちに求職者登録をしておいて、新規求人が発生した時には教えてもらえるようにしておくのもアリです。
大使館関連の求人を扱うエージェントとしては、下記の会社が有名です。
特に、リクルートエージェントはダントツで実績があるので、転職エージェントを活用するのであれば、最優先で登録することをオススメします。
※補足
リクルートエージェントは、元々、英語が得意な人の転職支援に力を入れていましたが、最近では、入社後、勉強して身につけることを条件に、今現在の英語力については不問とする採用方針を採る企業からの求人についても、取り扱うようになっています。
そのなかには、海外出張や海外勤務の機会が想定される求人も含まれるので、興味がある人は、リクルートに相談してみてください。
なお、20代・30代の人には、マイナビエージェントという転職会社もオススメです。リクルートとは、また違った系統の求人を確保しているので、両者をダブルで利用すると、多角的に情報を集められるので、よりチャンスが広がります。
特に、第二新卒者の場合、好条件の求人を紹介してもらえる可能性が大です。一方、30代後半以降の経験豊富な人の場合、マイナビはそれほど良い求人を扱っているわけではないので、それほど期待は出来ないです。(他社のほうがオススメです。)
民間企業で働くことを検討する
ここまで、トルコ大使館の求人情報を入手するための方法についてお伝えしてきましたが、求人が発生すること自体が稀なので、いつまでたってもチャンスが来ないという結果になる可能性は十分にあります。(正直、その可能性のほうが高いです。)
そのため、トルコと関われるような形で働ける仕事を、大使館に限定せずに幅広く探してみるというほうが、より現実的な選択肢と言えます。元々、トルコは親日の国ですし、年々、日本経済との結びつきが強くなっています。
現地に進出する日系企業もどんどん増えているので、こういった企業で働くことも選択肢に入れて、仕事を探してみてください。上記で触れたエージェントであれば、当然、民間企業の求人は押さえているので、一度相談してみるといいです。