コスタリカ大使館の求人情報を探すときには、必ずチェックすべき情報源が二つあります。一つは大使館の公式Facebookページ、もう一つは、セルバンテス文化センターの公式サイト内にある、『スペイン語で働く、求人・採用情報』ページです。
コスタリカ大使館では、Facebookページを開設しており、イベントの告知などを行っています。このなかで、職員募集の告知がされることもあるので、要チェックです。ただし、いつ、告知がされるか分からないので、とりあえずフォローしておくのが、いいと思います。
セルバンテス文化センターは、スペイン語の教育・振興、スペイン語文化圏の普及を目的に、1991にスペイン政府によって設立された文化施設ですが、公式サイト内に、スペイン語が話せる人材を募集する求人をまとめた、採用情報ページを設けています。
コスタリカ大使館の求人が掲載されることも多いので、こちらも押さえておいて損がない情報源と言えます。
大使館に、直接問い合わせる
ただし、コスタリカ大使館は小さな組織ということもあり、そう頻繁に求人が出てくることはありません。下手したら、1年に1回あるかないかです。また、大使館がスタッフを募集する時に、よくあることなのですが、職員の家族やその友人、関係者のツテを当たって探すことがあります。
こうなると、求人が表に出てこないので、求人の存在自体を知ることが出来ないということになります。こういった背景もあるので、尚更、大使館の求人を探し出すのは困難となります。
そこで、本気でコスタリカ大使館で働きたいのであれば、直談判したほうが速いです。公式サイト内に連絡先が記載してあるので、スタッフを募集していないかどうか、今後、募集の予定があるのかどうか、問い合わせてみてください。
恐らく、答えとしては『No』となると思いますが、そこで終わりにするのではなく、履歴書などを送って、今後、空きが出るようだったら、連絡してほしいとお願いしてみてください。これが、スンナリうまくいくとは限りませんが、もしかしたら、善処してくれるかもしれません。
ダメ元で・・・という感じではありますが、これぐらいのことはしないと、仕事を得るのは厳しいと思います。それぐらい、元々、チャンスが少ないと捉えてください。
民間企業で働くという選択肢
ここまで、コスタリカ大使館の求人情報を入手するための方法について、お伝えしてきましたが、根本的に厳しいことがお分かりになったかと思います。求人自体が、殆ど存在しないのですから、当然です。
そのため、『探し方』といったコンテンツを書いてきて、何なのですが、コスタリカ大使館で働くというのは、かなり非現実的なことというのが、結論となります。
過去には求人が出ているので、可能性はゼロではなく、最初から諦める必要はありませんが、いつまでも固執するというのも、賢いやりかたではありません。そこで、代替となるような選択肢についても、考えることをオススメします。
それが民間企業で働くという選択肢です。コスタリカは、日本経済とは、まだまだ接点が薄い国ですが、それでも、20近くの日系企業にコスタリカに、事業拠点を設けています。また、コスタリカと取引関係にある企業は、数百という数になります。
こういった企業に勤めることで、コスタリカと接点を持ちながら働くことが可能です。(駐在員として、コスタリカに派遣されるといった可能性もあり得ます。)
こちらも、求人数は少ないので、そう簡単にうまくいくとは限りませんが、コスタリカ大使館で働くということと比べれば、比較にならないぐらい、現実味があります。
また、中南米と接点を持つ形で働く、スペイン語圏で働くなど、さらに範囲を広げれば、かなり現実的な話となってきます。(これであれば、何らかの仕事が見つかるはずです。)
海外に進出している日系企業からの求人案件の取り扱いに、力を入れている転職会社に相談すれば、具体的にどんな求人が存在するか調べてくれますし、働いてみたいという会社が見つかれば、そのまま応募することも可能です。
下記に、代表的な転職会社をリストアップしておきますので、ぜひ一度相談してみてください。