このページにアクセスした人は、アイルランドで働く機会を求めている人だと思いますが、結論から言えば、実際に働ける可能性というのは、極めて低いです。求人自体が少ないからです。2016年の実績で言えば、募集がかかったのは1回のみです。
https://www.dfa.ie/irish-embassy/japan/news-and-events/2016/embassy-of-ireland-staff-vacancy/
その前の2015年には、数件の求人が発生していたので、一応、求人が発生することはするのですが、この程度ですからチャンスは極めて限られたものとなります。
そのため、本気でアイルランド大使館で働きたいのであれば、求人情報をこまめにチェックして、募集がかかったら、すぐに応募するようにしてください。
アイルランド大使館は、現地スタッフの募集をかける時、公式サイト内において、プレスリリースを行うので、定期的にアクセスすることをオススメします。
もしくは、アイルランド大使館はFacebookページ、ツイッターアカウントも保有しており、こちらからも告知を行うので、いずれかをフォローしておくのもオススメです。(配信があれば、自動的に表示されるので、こちらのほうが楽ですね。)
あとは、民間の転職会社、リクルートエージェントは、各国大使館の求人情報を扱っています。求職者登録(会員登録)をしておけば、新規求人が発生した時に、メールなどで通知してくれるので、こちらに登録しておくのもアリです。
ただし、アイルランド大使館の求人情報をカバーしているのかどうかは不明です。アメリカ、イギリス、オーストラリア、韓国といった国々の大使館・領事館であれば、ほぼ確実に押さえているのですが、アイルランドについては、確認出来ていません。
なので、この点が気になる人は、事前に確認しておくことをオススメします。なお、大使館で働けるのであれば、どの国でも構わないということであれば、リクルートエージェントは複数の国の求人情報をまとめて押さえられるので、なかなか便利な存在です。
アイルランドと関わりがある民間企業で働くという選択肢
なお、こうやってチャンスを模索したとしても、アイルランド大使館で働ける機会というのは、そう簡単には見つからないので、時間だけが過ぎるだけで終わってしまう可能性があります。
そのため、代替となるような選択肢についても、考えてみることをオススメします。それが、民間企業で働くという選択肢です。アイルランドに製造拠点・販売拠点を設けている日系企業は、約100社近くになりますし、アイルランド企業と取引関係にある企業は、その数倍に達します。
こういった企業に勤めることで、アイルランドという国と身近に接する形で、働くことが可能です。場合によっては、ダブリンに駐在して、現地で働くといったことも出来るかもしれません。
こういった企業からの求人というのも、限られたものとはなりますが、それでも、数十件程度の求人は見つかるので、大使館で働くことよりは、遙かに現実的です。
上記で触れたリクルートエージェントであれば、グローバルな仕事に関連する求人案件の取り扱いを得意としており、こういった求人を紹介してもらうことが可能なので、興味がある人は、大使館の求人とあわせて、確認してみてください。
また、ビズリーチ、JACリクルートメントといった転職会社も、この手の案件を得意としているので、情報源としてオススメです。(転職会社ごとに、取り扱う求人が微妙に異なるので、数社を同時にチェックしたほうが賢明です。求人が見つかる可能性が、確実にアップします。)
※JACに関する補足
- JACは海外移住、海外転職を支援するサービスではありません。海外勤務、海外駐在などの求人を紹介してもらえます。
- 年収600万円~2,000万円の方にオススメのサービスです。
各国大使館の求人情報を調べる方法
先ほど、リクルートエージェントは、様々な国の大使館の求人情報を扱っているということをお伝えしましたが、もし、他国の大使館で働くことも視野に入れているのであれば、ハローワーク品川もオススメの情報源です。
リクルートエージェント同様、各国大使館の求人を押さえています。アイルランド大使館の求人については、取り扱い実績を確認出来なかったのですが、アフリカや中東など、滅多に募集がかからない大使館の求人も扱っているので、国にこだわらないのであれば、かなり役立ちします。
注意点としては、品川でないとダメということです。大使館は港区に集中しているためですが、品川以外のハローワークをあたっても、まず求人は出てこないので、必ず、品川のハローワークに相談するようにしてください。