意外かもしれませんが、外資系企業の求人で語学力（英語力）を重視しているものは決して多くありません。
なかには語学力不問という案件もありますし、英語スキルが求められるにしても、TOEIC600ぐらいあればOK（日常会話が出来ればOK）といったレベルで、最低TOEIC800以上なんて求人は、ごく少数です。
英語が得意な人にとっては、残念に思えるかもしれませんが、これが現実です。語学よりも実務処理能力やコミュニケーション能力、プレゼン能力のほうが採用の際には重視されます。
下記のページでも触れていますが、語学力が出来ない人材でも、ビジネスマンとしての能力が高ければ外資でも採用するようになってきているのが実情です。
ただし、こういった状況下において、割合としては少ないながらも高い語学力が必要とされる求人、語学があれば他の経験は不問という求人もあります。
このような英語スキルを重視する求人案件を紹介してくれる転職エージェントをリストアップします。
リクルートエージェント
英語が出来る人材が求められる求人に力を入れている転職エージェント。TOEIC700以上の人であれば、優遇される案件が多くなっています。
※補足
リクルートエージェントは、元々、英語が得意な人の転職支援に力を入れていましたが、最近では、入社後、勉強して身につけることを条件に、今現在の英語力については不問とする採用方針を採る企業からの求人についても、取り扱うようになっています。
そのなかには、海外出張や海外勤務の機会が想定される求人も含まれるので、興味がある人は、リクルートに相談してみてください。
なお、20代・30代の人には、マイナビエージェントという転職会社もオススメです。リクルートとは、また違った系統の求人を確保しているので、両者をダブルで利用すると、多角的に情報を集められるので、よりチャンスが広がります。
特に、第二新卒者の場合、好条件の求人を紹介してもらえる可能性が大です。一方、30代後半以降の経験豊富な人の場合、マイナビはそれほど良い求人を扱っているわけではないので、それほど期待は出来ないです。（他社のほうがオススメです。）
Daijob.com
外資系の求人情報を集めて掲載している専門サイト。社内通訳・社内翻訳といった語学力で勝負するような仕事の求人も掲載しています。
情報サイトなので、面接のアドバイスといったサポートは受けられませんが、英語を活かせる仕事を探す時には貴重な情報源となるので要チェックです。
Japan Times
英字新聞Japan Timesが運営する求人情報サイト。Daijob.com同様、語学力で勝負出来る仕事の求人が掲載されています。
ちょっと面白いところでは、外国人相手の接客業（お店の店員）といった仕事の求人もあります。
Global Recruit
英語が必要とされる求人を集めた情報サイト。勤務地が東京の求人に特化していますが、外資の案件もあります。
グローバルキャリア
こちらも情報サイト。要求されるTOEICのスコア別に求人情報が公開されています。TOEIC900以上のレベルだと、翻訳チェッカーや社内英語講師（社員に英語を教える講師）といった求人が中心となっています。
リクナビ派遣
派遣社員の案件になってしまいますが、高度な語学力が求められる求人案件が掲載されています。
doda
外資、日系グローバル企業の求人に強い会社ですが、営業やエンジニアといった職種の求人が多く、あまり英語スキルの比重が強い求人はありません。 しかしながら、それでもゼロではないので、一度は相談して損がないエージェントと言えます。
