外資エアラインの求人を探す時には、希望する職種によって情報ソースが違ってきます。まず、キャビンアテンダントやパイロット、整備員といた現場の専門職の求人を探す時には航空業界専門の情報サイトや就職・転職対策講座&セミナーを行っているエアラインスクールの公式サイトが主要情報源となります。
こういったサイトには、必ず採用情報ページが設けられており、こういった職種の求人案件が多数掲載されています。
一方、旅客ハンドリング業務、コールセンター業務、旅客手荷物ポーター業務、ラウンジ業務といった地上要員の求人を探す時には、派遣社員としての採用となるケースが多いため、航空会社に対する人材派遣業務を展開している派遣会社をあたったほうが賢明です。
最後に、運航企画や整備企画、マーケティング、経営企画といったエアライン事業のハンドリングを行う職種での求人の場合、総合転職エージェントを当たるのがベストです。
このように、目指す仕事によって求人情報の探し方が違ってくるので要注意です。下記に、外資エアラインの求人情報を入手出来る媒体をリストアップしていますので、参考にしてください。
リクルートエージェント
国内最大手転職エージェント。外資企業とのコネクションも強く、様々な業種の求人案件を扱っています。航空会社からの求人に関しては、運航部門や経営部門、マーケティング部門からの人材募集案件を扱っています。
人事、採用、企画、総務、経理、マーケティング、広報等、様々な職種で求人が発生していますが、該当する職種に関する実務経験があれば、エアライン業界での経験は不問とされるケースが多いので、異業種からの転職を考えている人にもチャンスがあります。
※補足
リクルートエージェントは、元々、英語が得意な人の転職支援に力を入れていましたが、最近では、入社後、勉強して身につけることを条件に、今現在の英語力については不問とする採用方針を採る企業からの求人についても、取り扱うようになっています。
そのなかには、海外出張や海外勤務の機会が想定される求人も含まれるので、興味がある人は、リクルートに相談してみてください。
なお、20代・30代の人には、マイナビエージェントという転職会社もオススメです。リクルートとは、また違った系統の求人を確保しているので、両者をダブルで利用すると、多角的に情報を集められるので、よりチャンスが広がります。
特に、第二新卒者の場合、好条件の求人を紹介してもらえる可能性が大です。一方、30代後半以降の経験豊富な人の場合、マイナビはそれほど良い求人を扱っているわけではないので、それほど期待は出来ないです。(他社のほうがオススメです。)
アージスジャパン
外資系企業、日系グローバル企業専門の転職エージェント。航空会社からの求人案件を取り扱っている数少ないエージェントの一つです。
外資エアラインの求人だと、整備部門、運航部門の案件を保有しています。整備部門に関しては、整備部門予算作成、コスト執行管理、整備部門実行計画の立案・取り纏めといった業務を担当することになります。
職種を問わず、エアライン業界での勤務経験者を優先的に採用するといったケースが多くなっています。
エアラインスクール
日本企業の海外進出・外資企業の日本進出コンサルタント業務を展開している、株式会社エブリシングオーケーが運営しているCA養成スクール。公式サイト内にキャビンアテンダントの採用情報が掲載されています。
スチュワーデス塾
日本キャビンアテンダント協会が運営するCA志願者向けの受験アドバイスを行っている専門塾。各航空会社のキャビンアテンダントの求人情報が掲載されています。会員限定の転職支援サービスも展開されています。
航空人
業界誌『AIR LINE』、『AIR STAGE』を発行するイカロス出版が運営するエアライン業界専門情報サイト。航空会社の一覧集や専門学校・スクールガイドと合わせて、航空業界の求人情報が掲載されています。そのなかには、外資エアラインからの求人情報も含まれているので、要チェックです。
CREW NET
航空業界専門の求人情報サイト。客室乗務員を中心に、エアライン業界の様々な職種の求人案件が掲載されています。外資系エアラインの求人も多数掲載されているので、要チェックです。ただし、内容を確認するには、会員登録を行う必要があります。(無料です。)
キャプラン
伊藤忠グループ内の人材紹介会社として設立された経緯を持つ転職エージェント。航空会社に対する人材派遣事業を展開しており、外資エアラインを含め、多数の求人案件を保有しています。地上要員の派遣が主となっています。