栃木県内において、国際交流に関わることが出来る仕事を探す場合、求人情報を入手出来る情報源として、必ずチェックしておくべき媒体があります。ハローワーク、リクルートエージェント、リクナビ派遣の3媒体です。
ハローワークに関する説明は、今さらするまでもないと思いますが、国際交流・国際開発分野のNPO・NGO団体、財団法人、及び、各市町村の国際交流協会からの求人を扱っているので、最も有効な情報源となります。
国際交流に関する仕事を探す時には、何よりもハローワークで、募集中の求人がないかどうか、確認することをオススメします。
ハローワーク以外では、リクルートエージェントが有効な情報源と言える存在です。民間の転職会社ですが、国際的な業務内容の求人の取り扱いに力をいれており、大使館、政府観光局といった公的機関、及び、民間団体の求人もカバーしています。
実際、東京都内であれば、こういった求人が多数出てきます。栃木県内の民間団体や公的機関の求人については、必ず扱っているとは言えないのですが、過去には取り扱い実績もあるので、ダメ元で問い合わせてみることをオススメします。
また、リクルートエージェントの場合、一度、求職者登録(会員登録)をしておけば、希望する条件に合う求人が新規で発生した時に、その都度メールで通知してもらえるので、自分で探す手間が省けて便利です。
良い求人が出ていたのに気付かず見過ごしてしまったというミスを防ぐことも出来ます。国際交流関連の求人というのは、どのタイミングで出てくるのか、全く読めないだけに、こういったアラートを受けられるというのは、かなり大きいです。当然、登録料といったものが発生することなく、無料で利用出来るので、うまく活用してください。
最後に、リクナビ派遣というのは、リクルートエージェントの姉妹サービスにあたる存在ですが、こちらは派遣社員の求人情報を専門的に扱っている媒体です。栃木県内各地の国際交流協会からの求人のなかには、派遣契約で募集がかかるものが少なくないので、こういった意味で、要チェックの媒体です。
民間企業で働くという選択肢
栃木県内において、国際交流関連の求人を見つけるためには、上記の3媒体をうまく活用するのがポイントとなりますが、正直、こうやって探したとしても、希望通りの仕事に就ける可能性は、かなり低いです。
そもそもの大前提として、求人自体が少ないからです。恐らく、栃木県内において出てくる求人というのは、年間で10件あれば良いほうです。かなり少ないですし、その反面、国際交流というのは人気がある分野なので、求人が出た時には、応募者が殺到します。
採用プロセスを通過するのは、かなり狭き門となるので、時間をかけて職探しに取り組んだけど、結局ダメだったということになりかねません。
そこで、代替策としてオススメなのが、普通の会社で働くことも視野に入れて考えるということです。これは、国際交流という仕事を諦めるということではなく、それに近いことを民間企業で働きながら実現することを狙っていくという意味合いとなります。
栃木県には、メーカーをはじめとして、グローバルで活躍している企業が多数存在しますが、そういった企業のなかには、現地の人達と密接に関わり合いながら、事業を展開している会社もあります。
日本にとって関係性が薄い国に進出している企業だと、日本を代表するような形で、現地の政府機関・民間人と密接な関係性を築いているケースもあります。これは、文字通りの国際交流と言えるものであり、国内の交流団体よりも、よっぽど真剣に海外の人達と触れ合っていると言えます。
また、最近では、事業とは別に、海外におけるボランティア活動に力をいれる企業が増えています。途上国における教育支援という形が最も多いのですが、社員であれば、日常業務のかたわら、活動に参加するということも出来ます。
もちろん、こんな感じで、うまく国際交流に絡めるというのは、どこの会社でも出来るということではなく、レアケースではありますが、国際交流団体で働く機会を得るよりは、よほど実現の可能性が高い選択肢となります。
上記で触れた
また、栃木県に事業拠点を置くグローバル企業の求人ということでいえば、下記のエージェントも取り扱い数が多いので、相談先としてオススメです。
※補足
リクルートエージェントは、元々、英語が得意な人の転職支援に力を入れていましたが、最近では、入社後、勉強して身につけることを条件に、今現在の英語力については不問とする採用方針を採る企業からの求人についても、取り扱うようになっています。
そのなかには、海外出張や海外勤務の機会が想定される求人も含まれるので、興味がある人は、リクルートに相談してみてください。
なお、20代・30代の人には、マイナビエージェントという転職会社もオススメです。リクルートとは、また違った系統の求人を確保しているので、両者をダブルで利用すると、多角的に情報を集められるので、よりチャンスが広がります。
特に、第二新卒者の場合、好条件の求人を紹介してもらえる可能性が大です。一方、30代後半以降の経験豊富な人の場合、マイナビはそれほど良い求人を扱っているわけではないので、それほど期待は出来ないです。(他社のほうがオススメです。)