【内部監査】総合商社、専門商社の求人に強い転職会社5選

商社からの内部監査の求人というのは、常時一定数の案件が発生していますが、業務内容は多岐に渡ります。会計監査、コンプライアンス体制評価、リスク分析・評価といった従来からある検査中心の内部監査に加えて、近年では、業績拡大のための業務改善提案が中心となる案件が増えています。

具体的には経営戦略・施策の点検・評価、業務効率性・業務管理体制の点検・評価、人材育成・評価システムのチェックといった業務を担当することになります。

また、化学商社、メディカル商社等、技術専門商社からの求人だと、品質保証・品質管理に関連する業務監査を担当するといった業務内容の案件も出ています。

リスク分析業務のなかには、海外の政治・経済分析、投資環境の分析といった極めて高い専門知識が要求される案件も含まれているなど、業務内容の幅が広く、それに伴い、転職者に要求される経験・スキルも違ってくるので、個々に確認するようにしてください。

下記に、商社の求人に強い転職エージェントをリストアップしています。内部監査の案件もカバーしているので、詳細については直接問い合わせてみてください。（エージェントごとに保有する求人情報が違うので、複数のエージェントに同時に連絡をとって、多角的に求人を紹介してもらうことをオススメします。）

ビズリーチ

ビズリーチは最後まで職務経歴書を記入しないと、求人案件を紹介してもらえません。登録作業は数分で済むので、最後までキチンと入力しておきましょう。僅か数分で有力な転職先がみつかるどうかが大きく違ってきます。特に現在の年収が750万円を超える人の場合、より好条件の求人を同時に複数紹介してもらえる可能性が大です。

年収1000万レベル、もしくは1000万オーバーのハイクラス求人専門の転職エージェント。専門性の高いプロフェッショナル職、及びマネジメント職の求人案件を多数保有しています。

内部監査担当者を募集する商社からの人材募集案件についても、常時扱っています。海外各国に支社を持つ総合商社からの求人が多くなっているため、海外における監査が必須業務となる案件が中心となります。

会計監査、業務監査、コンプライアンス体制構築・管理等、業務内容は様々です。海外電力資産の資産管理責任者として、発電所の運営効率化、安全制チェックに関する業務監査を担当するため、発電所における運転・保全業務経験を有していることが必須条件になるといった、高度な専門スキルが要求される案件も出ています。

そのため、年収も1000～1600万といったレンジの案件ばかりとなるので、キャリアアップを狙っている人は、是非一度相談してみてください。

リクルートエージェント

約9万件の求人案件を保有する国内最大手転職エージェント。グローバル企業からの求人の取り扱いに力を入れており、商社からの人材募集案件についても、常時、多数の求人をカバーしています。

内部監査についても、冒頭で触れた検査中心の監査、業務改善提案が中心の監査、双方を押さえています。日本国内の本社・支社の監査だけでなく、海外子会社の監査業務を担当することになるため、ビジネスレベルの英語力（TOEIC730以上）が必須条件として要求されるケースが多くなっています。

また、該当業務に対する実務経験（会計監査であれば、経理や財務経験等）があれば、監査業務経験は不問とする企業が多いため、監査経験がなくても応募可能となっています。

※補足
リクルートエージェントは、元々、英語が得意な人の転職支援に力を入れていましたが、最近では、入社後、勉強して身につけることを条件に、今現在の英語力については不問とする採用方針を採る企業からの求人についても、取り扱うようになっています。

そのなかには、海外出張や海外勤務の機会が想定される求人も含まれるので、興味がある人は、リクルートに相談してみてください。

なお、20代・30代の人には、マイナビエージェントという転職会社もオススメです。リクルートとは、また違った系統の求人を確保しているので、両者をダブルで利用すると、多角的に情報を集められるので、よりチャンスが広がります。

特に、第二新卒者の場合、好条件の求人を紹介してもらえる可能性が大です。一方、30代後半以降の経験豊富な人の場合、マイナビはそれほど良い求人を扱っているわけではないので、それほど期待は出来ないです。（他社のほうがオススメです。）