アクチュアリー求人を探す時にチェックすべき転職サイト4選

このページでは、アクチュアリーの求人を探す時に、有効な情報源となる転職エージェントを4社リストアップしています。日本国内には大小合わせて数百のエージェントが存在しますが、アクチュアリーというのは、かなり特殊な仕事であることもあり、求人を扱っているエージェントは、ごく一部に限られます。

そのなかでも、保有求人数が最も多い部類に入るエージェントを下記に厳選しています。この4社を押さえれば、存在する求人の大半を押さえることが出来るはずです。エージェントごとに、得意とする求人に違いがあるので、それぞれの特徴をまとめておきますので、参考にしてください。

ビズリーチ

ビズリーチは最後まで職務経歴書を記入しないと、求人案件を紹介してもらえません。登録作業は数分で済むので、最後までキチンと入力しておきましょう。僅か数分で有力な転職先がみつかるどうかが大きく違ってきます。特に現在の年収が750万円を超える人の場合、より好条件の求人を同時に複数紹介してもらえる可能性が大です。

年収1000万円レベル、もしくは1000万オーバーのハイクラス求人専門の転職エージェント。高度な専門技能を持つプロフェッショナル人材を求める企業からの求人の取り扱いに特化しているエージェントです。

金融は最も得意とする業種であり、アクチュアリーの求人についても、常時70～100の募集案件を保有しています。これは、このページでリストアップしている4社のなかで最も多い数となります。

求人元となる企業についても、保険会社、信託銀行、監査法人、コンサルティングファームなど、多岐に渡りますし、日系・外資、どちらも押さえています。

自分が希望する条件に合う仕事を紹介してもらえる可能性が最も高いエージェントなので、最優先でコンタクトすることをオススメします。

リクルートエージェント

9万件以上の求人案件を保有する国内最大手転職エージェント。あらゆる業種・職種の求人をカバーしており、アクチュアリーの募集案件についても、常時取り扱っています。生命保険会社（日系・外資）、及び、外資系金融機関からの求人が中心となります。

リクルートエージェントの特徴の一つとして、英語に堪能な人材を募集する企業からの求人を積極的に扱っており、アクチュアリーの求人に関しても、その傾向があります。そのため、日系よりも外資企業からの求人のほうが多くなっています。

USGAAPベースの計算・分析、レポート作成、報告を全て英語で行う必要があるため、語学力に関しては、ネイティブレベルのスキルが求められるケースが大半です。

また、リクルートエージェントは日系大手保険会社からの求人で、大阪や福岡等、東京以外が勤務地となる求人も扱っています。ビズリーチ、アンテロープ、コトラの3社が扱う求人は、東京勤務の案件ばかりなので、東京以外でアクチュアリーの仕事を探している人は、リクルートエージェントに一度相談してみてください。

※補足
リクルートエージェントは、元々、英語が得意な人の転職支援に力を入れていましたが、最近では、入社後、勉強して身につけることを条件に、今現在の英語力については不問とする採用方針を採る企業からの求人についても、取り扱うようになっています。

そのなかには、海外出張や海外勤務の機会が想定される求人も含まれるので、興味がある人は、リクルートに相談してみてください。

なお、20代・30代の人には、マイナビエージェントという転職会社もオススメです。リクルートとは、また違った系統の求人を確保しているので、両者をダブルで利用すると、多角的に情報を集められるので、よりチャンスが広がります。

特に、第二新卒者の場合、好条件の求人を紹介してもらえる可能性が大です。一方、30代後半以降の経験豊富な人の場合、マイナビはそれほど良い求人を扱っているわけではないので、それほど期待は出来ないです。（他社のほうがオススメです。）

アンテロープ

金融業界、コンサルティング業界専門の人材紹介会社。アクチュアリーの求人案件を常時30件前後保有しています。外資コンサルティングファーム、監査法人からの求人が多いのが特徴です。特に企業年金コンサルティングの案件が多くなっており、日本の年金制度に関する深い知識を有している人材が求められているので、該当する人は要チェックです。

一方、保険会社からの求人については、取り扱い頻度がそれほど高くないので、保険会社への転職を考えている人にとっては、あまり有益な情報源にはならないかもしれません。保険会社向けの監査サポート、保険数理関連のアドバイザリーサービスを提供している監査法人からの求人であれば、取り扱い頻度が高くなっています。