ポルトガル語スキルが要求される求人案件

ポルトガル語が出来る人材を募集する求人というのは、決して少なくありません。中南米市場に進出している日系メーカー、中南米から資材や原材料などを調達している商社、メーカーを中心に、様々な企業からビジネスレベルで、ポルトガル語を操れる人材を募集する求人が出ています。海外営業、調達購買といった職種の求人が中心です。

 

ポルトガル語スキルが要求される求人案件

 

また、少し珍しい仕事としては、日本国内に支店を構えるブラジル系銀行における、ブラジル人顧客やペルー人顧客に対する窓口業務、オンラインゲームのローカライズスタッフ、国際協力関連のNGO団体職員といった求人も発生しています。

 

選択肢は豊富に存在するので、是非可能性を模索してみてください。ただし、勤務地に関しては、東京をはじめとする大都市に集中しているので、地方で仕事を見つけるのは難しいです。その反面、中南米に赴任するといった海外勤務案件は多いので、勤務地に関して許容範囲が広い人ほど、転職先が見つかるチャンスも広がるといった状況です。

 

下記に、ポルトガル語に堪能な人材を募集する企業からの求人案件を常時取り扱っている転職エージェントをリストアップしていますので、詳細については、直接確認してみてください。

 

ビズリーチ

ビズリーチは最後まで職務経歴書を記入しないと、求人案件を紹介してもらえません。登録作業は数分で済むので、最後までキチンと入力しておきましょう。僅か数分で有力な転職先がみつかるどうかが大きく違ってきます。特に現在の年収が750万円を超える人の場合、より好条件の求人を同時に複数紹介してもらえる可能性が大です。

 

年収1000万レベルのハイクラス求人専門の転職エージェント。専門性の高いプロフェッショナル職、及びマネジメント職の求人案件を多数保有しています。

 

ポルトガル語のスキルが要求される求人としては、中南米から資材、資源を輸入している商社やメーカー、及び現地市場に進出しているメーカーからの求人案件を扱っています。前者は調達購買、物流管理、後者は海外営業の求人が中心です。

 

いずれも、該当業務に関する実務経験を有していることが応募資格となっており、外国企業相手のビジネス経験がある人材、海外勤務経験がある人材が優先的に採用されています。語学に関しては、英語に対する需要も高くなっています。

 

また、現地拠点の統括責任者を募集する求人が出ていることもあり、こちらではマネジメント経験が必須とされています。

 

リクルートエージェント

国内最大手の転職エージェント。語学が得意な人材の転職支援を得意としており、ビジネスレベルのポルトガル語を身につけている人材を募集する企業からの求人案件についても、多数保有しています。中南米に事業拠点を置くメーカー(自動車・輸送機器、電機、産業機械、医療機器等)からの海外営業職、マーケティング職、調達購買職の求人が中心です。

 

また、中南米市場における日系企業の新規事業立ち上げ支援、マーケティングシェア拡大支援、オペレーション支援事業を展開するコンサルティング会社からのコンサルタント募集案件も扱っています。

 

いずれも該当業務に関する実務経験を有していることが応募条件となり、なかには中南米におけるビジネス経験が要求されるケースもあります。現地子会社に赴任することが想定される海外勤務案件も少なくないので、海外で働きたい人は要チェックです。

 

なお、語学に関しては、ポルトガル語に加えて、ビジネスレベルの英語力(TOEIC700以上)を有している人材が歓迎される傾向が強いので、英語が出来る人のほうが有利です。

 

※補足
リクルートエージェントは、元々、英語が得意な人の転職支援に力を入れていましたが、最近では、入社後、勉強して身につけることを条件に、今現在の英語力については不問とする採用方針を採る企業からの求人についても、取り扱うようになっています。

 

そのなかには、海外出張や海外勤務の機会が想定される求人も含まれるので、興味がある人は、リクルートに相談してみてください。

 

なお、20代・30代の人には、マイナビエージェントという転職会社もオススメです。リクルートとは、また違った系統の求人を確保しているので、両者をダブルで利用すると、多角的に情報を集められるので、よりチャンスが広がります。

 

特に、第二新卒者の場合、好条件の求人を紹介してもらえる可能性が大です。一方、30代後半以降の経験豊富な人の場合、マイナビはそれほど良い求人を扱っているわけではないので、それほど期待は出来ないです。(他社のほうがオススメです。)

 

ミドルの転職

30代後半、40代の中堅ビジネスマンの転職支援に特化している人材紹介会社。日系企業のグローバル進出を支援しているコンサルティング会社、会計事務所からの求人案件を扱っており、そのなかで、スペイン語、ポルトガル語をマスターしている人材に対して、募集がかかっていることがあります。

 

ネイティブレベルが求められることが多く、ハードルは高くなっています。日本国内における企業勤務経験があれば、外国人でも応募可能となっている案件も多いです。

 

doda

国内有数の大手転職エージェント。海外に進出しているグローバル企業からの求人案件の取り扱いに力をいれており、英語を含めて、様々な言語に対応出来る人材を募集する案件を多数保有しています。

 

ポルトガル語が必須となる求人だと、海外にむけて中古車の輸出販売事業を展開する流通小売業者からの海外営業職案件を扱っていることがあります。アフリカや中南米が主要輸出先となるため、ポルトガル語に加えて、フランス語が出来る人材に対する需要が高くなっています。

 

この2つの言語のいずれかに加えて、英語が出来れば、語学力だけで採用が決まる可能性が十分にあるので、該当する人は要チェックです。

 

国際NGO協力センター

国際協力関連のNGO団体が正会員として所属する支援組織の公式サイト。NGO団体からの求人情報をまとめた掲示版が開設されており、ポルトガル語やスペイン語が出来る人材を募集する求人が掲載されていることもあります。

 

半年から1年を契約期間とする臨時職員の求人が中心となるので、安定的に働ける職場を探している人にとっては、希望とは合わないかもしれませんが、各国大使館や国際機関と連携を取りながら働くなど、民間企業ではなかなか経験出来ない業務に従事出来るので、興味がある人は、こまめにチェックすることをオススメします。

 

やまとごごろキャリア

インバウンド業界専門の求人情報サイト。中南米、カリブ地域からの訪日客を専門とする旅行会社からの求人で、ポルトガル語が出来る人材を募集する案件が掲載されています。

 

日本国内のホテルや観光手配をはじめとするインバウンド業務に関わる全ての旅行業務を担当することになり、ポルトガル語のスキルに関しては、ネイティブレベルが求められています。旅行業などの経験は不問とされているので、語学がクリア出来れば、採用される可能性は十分にあります。