富山で国際交流に携わることが出来るような仕事を探す場合、最も可能性があるのが、大学の国際交流課（国際交流センター）の事務員です。富山大学をはじめとする県内の大学から、求人が発生することがあります。具体的には、下記のような業務を担当することになります。
- 国際学術・教育交流事業等の支援業務
- 英語の手紙やメールの作成・送受信
- 日本語文書の英訳作業補助
- 海外からの来訪者への対応補助
- 留学生支援
期間契約のフルタイムパートといった位置づけの求人になりますが、定期更新が可能なケースが多いので、長期的に働くことも可能です。
次に可能性があるのが、国際交流団体。とやま国際センター、富山市国際交流センター、富山市国際交流協会など、複数の団体が存在しており、こういった団体からも事務職員を募集する求人が出ていることがあります。
こういった求人は、ハローワーク、もしくはリクナビ派遣のような求人サイトで見つかることが多いので、定期的にチェックすることをオススメします。
富山では、仕事を探すのはかなり難しい
ただし、これらの求人を合わせても、年間で数件程度、発生するかどうかなので、かなりの狭き門となります。また、長期での仕事が可能ではあっても、正規雇用ではないので、どこまで続けられるか保証されているわけではなく不安定です。給料も見込める額は、月収14～16万円程度です。
子育てを終わった主婦が、社会と接点を持ちたいので、空き時間を利用して働くといったことであれば、ともかく、正職として取り組むには、かなり厳しい条件の仕事ではあります。
こういった職場で経験を積んで、転職するといったことも難しいので、将来のキャリアのことも含めて、よくよく考える必要があります。（本気で国際交流という分野に進みたいということであれば、東京に出て、国際交流基金やJICAなどで働くことを考えたほうがいいです。）
また、富山県内で仕事を探すということであれば、海外との関わりが強い民間企業を選択肢に入れたほうがいいです。富山には製造、建築、資源開発といった分野において、グローバルで活躍している企業が存在します。
そういった企業のなかには、現地の人達と密接に関わり合いながら、事業を展開している会社も存在します。
建築会社や資源開発会社だと、日本にとっては馴染みのない国に進出している企業もあり、その場合、日本政府を肩代わりするような形で、現地の政府機関・民間人と関係性を築いているケースもあります。
これは、文字通りの国際交流と言えるものなので、下手な国内の交流団体よりも、よっぽど真剣に海外の人達と触れ合うことが出来ます。
民間企業の場合、あくまでもビジネスありきなので、公的機関や民間団体の国際交流というイメージとは違ってきますが、もしかしたら、あなたにとって充実感・満足感を得られる仕事になるかもしれません。一度はこういった会社で働くことを真剣に考えてみてもいいと思います。
下記の転職会社であれば、グローバルに展開している富山県内の企業からの求人を扱っているので、興味がある人は、一度相談してみることをオススメします。
リクルートエージェント
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転職会社ごとに扱う求人が違っていますし、タイミングによっては、有効求人がないというケースもあるので、面倒ですが、複数の会社にまとめてコンタクトを取るほうが無難です。
また、このなかでは、リクルートエージェントが最も求人を扱っている可能性が高いので、最初に連絡することをオススメします。
※補足
リクルートエージェントは、元々、英語が得意な人の転職支援に力を入れていましたが、最近では、入社後、勉強して身につけることを条件に、今現在の英語力については不問とする採用方針を採る企業からの求人についても、取り扱うようになっています。
そのなかには、海外出張や海外勤務の機会が想定される求人も含まれるので、興味がある人は、リクルートに相談してみてください。
なお、20代・30代の人には、マイナビエージェントという転職会社もオススメです。リクルートとは、また違った系統の求人を確保しているので、両者をダブルで利用すると、多角的に情報を集められるので、よりチャンスが広がります。
特に、第二新卒者の場合、好条件の求人を紹介してもらえる可能性が大です。一方、30代後半以降の経験豊富な人の場合、マイナビはそれほど良い求人を扱っているわけではないので、それほど期待は出来ないです。（他社のほうがオススメです。）
