市民レベルでの国際交流を促進することを目的として設立されている国際交流協会。毎年、定期的に新卒を採用しているといったことはなく、空きが出来た時、不定期で求人を出すというケースが殆どです。
そのため、求人情報を得るには、自分が働きたい地域の国際交流協会の公式サイトを定期的にチェックすることです。求人が発生している時には、職員募集といった案内が掲載されているので、こまめにアクセスしてみてください。
国際交流協会は市町村単位で存在するので、数は非常に多く、粘り強く待っていれば職員募集のタイミングを掴めるはずです。
また、契約社員やバイトでもいいということであれば、indeed、careerJETといったサイトで検索してみるのもアリです。
あくまでも正社員(無期雇用)、正規職員としての採用を望むということであれば、転職支援サイトのほうがいいです。登録して希望職種を伝えておけば、求人が出た時に教えてもらえるので、自分で探しつつ、転職サイトに登録して、そちらでもアンテナを張るというのは賢いやり方です。
国際交流協会での仕事は幅広い
ちなみに、国際交流といっても地域によって活動形態は様々であり、それに伴い、業務内容も千差万別です。
外国人にその街や文化を伝えるような広報活動、青少年交流プログラムの管理、国際会議の運営といったものから、その地域に居住する外国人の日本語教育や、生活に関する様々な相談・サポートを行うといった業務まで色々あります。
必要とされる言語も決して英語だけではなく、中国語や韓国語、地域によってはポルトガル語やスペイン語が求められることもあります。
自分のスキルや希望を加味して、どんな仕事に就きたいのか、しっかりと考えておくことが大切です。
国際交流という仕事について学べるサイト・書籍
もっと具体的に国際交流という仕事の内容について知りたいという方にオススメのサイト、書籍を幾つかご紹介しておきます。
まず、サイトだとJENTRO(日本政府観光局)、国際交流基金が要チェックです。
各地の国際交流協会の元締めのような機関でもあり、活動内容に関する説明が詳しく載っているので、そちらをみれば、どんな仕事なのか感覚を掴めると思います。
たまに求人情報が掲載されていることもあります。
書籍だと、国際協力・国際交流ハンドブックが分かりやすいです。丁寧に解説されていますし、この分野で働いている人のインタビューも読めるので参考になります。この本でなければ得られない情報がたくさんあるので、見ておいて損はなしです。
数年ごとに改訂されて出版されているムック本です。最新版を読んでみてください。