東証マザーズ上場のコンサルティング会社、シグマクシス。2008年に三菱商事とRHJIの共同出資により発足した、ビジネスコンサルティングファームで、2015年度の売上高は、95億700万円におよびます。
AI、ロボティクス、ビッグデータ、クラウドといった、デジタルテクノロジーのビジネス活用に早くから着目していた企業でもあり、ソフトバンク社が手掛けるIBM Watsonエコシステムプログラムへの参画、Google Cloud Platformを日本市場に展開するサービスパートナー契約など、社外の先進プログラムにも積極的に参加して、事業範囲とネットワークを拡大しています。
また、近年は、コンサルティングサービスに加え、コンサルティングで培った知識、経験、ネットワークを活用する形で、ビジネスパートナーとの共同出資によるJVやインキュベーションといったリアルビジネスも手掛けています。
次から次へと新しい試みに挑戦する、文字通りのベンチャースピリッツを持つ企業なので、まだ誰も手掛けていないようなことにトライしてみたいといった気質を持つ人に、最適な会社です。
このページでは、シグマクシスの中途採用求人の傾向、及び、社員の年収、就労環境についてまとめていますので、参考にしてください。
シグマクシスの中途採用求人の傾向
シグマクシスでは、以下の職種において、中途採用の募集を行っています。
- P2(Program & Project)マネージャー
- 経営戦略コンサルタント
- デジタルアーキテクチャ
- サービスデザイン
- デジタルコンサルタント
- デジタルエンジニア
- アカデミックコンサルタント
- クラウドソリューション
- サイバーセキュリティコンサルタント
- IT アーキテクト
- IT サービスマネジメント
- 金融コンサルタント
- インダストリーコンサルタント(製薬業界)
転職希望者に課せられる応募条件のハードルは高く、該当業務に精通していることは、もちろんこと、プロジェクトマネジメント経験や管理職経験、新規事業の立ち上げ経験、経営戦略の構築経験なども、要求されるケースが多いです。
シグマシクスという企業の特性上、自分自身で、ゼロから物事を創り上げていけるような、経営センスを有する人材が求められており、ここは採用面接の時に、厳しくチェックされるので、覚悟してください。
求人情報の入手方法
シグマクシスでは、公式サイト上に中途採用希望者向けの専用ページを用意しており、こちらのページから、募集を行っている求人の一覧・詳細について、確認することが出来ます。
https://www.sigmaxyz.com/career/recruit-careers/
また、シグマクシスには、転職エージェント経由でも募集をかけており、そちらから、求人情報を入手することが可能です。
公式サイト、転職エージェント、どちらでも、入手出来る情報に変わりはありませんが、後者の場合、様々なコンサルティングファーム、一般事業会社の求人案件を扱っているので、シグマクシスの求人を、他社の求人と比較したいといった時には、まとめて求人情報を入手出来るので便利です。
このページの最後に、シグマクシスの中途採用求人の取扱実績がある、代表的な転職エージェントを数社、リストアップしておきますので、参考にしてください。
シグマクシスの社員の年収・給与制度について
シグマクシスに勤務する社員の年収例を職種別に挙げると、下記の通りとなりますが、コンサルティング会社としては、ごく平均的な給与レベルとなります。
- コンサルタント 26歳 年収450万円
- コンサルタント 29歳 年収650万円
- 戦略コンサルタント 42歳 年収2500万円
- アシスタントマネージャー 32歳 年収700万円
- プロジェクトマネージャー 27歳 年収800万円
- ソリューション 27歳 年収480万円
- テクノロジー 26歳 年収550万円
昇格後の年俸の目安としては、アシスタントマネージャーになると年収 700万円~、マネージャーで年収 900万円~1200万円、プリンシパルになると年収 1400万円以上が狙えるというイメージです。
給与システムは、賞与込の年俸制となっており、年棒を12分割したものが月給として支給される形となります。初任給やベアといった考え方はなく、年俸額は、あくまで資格とポジションによって、決まります。定期昇給はなく、昇進する際にのみ、給与が上がることになります。
年俸における固定給と賞与(変動給)の比率は、マネージャー以下で、固定給:賞与=7:3、プリンシパル以上は、6:4が基本になります。
賞与は実績評価となり、会社の実績、部門の業績、個人の業績の3要素を加味して、支給額が決まりますが、目標が未達の場合においても、ある程度は支給されます。
また、アクセルレートという業績連動の変動率を選択することが可能となっており、具体的には、変動幅の少な目な保守的なものと、変動幅の大きいアグレッシブなもののいずれかを選択することになります。
ただし、プリンシパル以上になると、アグレッシブなもののみ選択可能となっている=業績による影響をもろに受けるようになっています。(会社の業績に対する責任を直接的に負うことになるということです。)
福利厚生に関しては、社宅制度や従業員持ち株制度があるほか、アシスタントマネージャー以下の共働き家庭には、育児支援手当として、毎月75000円が支給されるなど、かなり手厚いです。また、プロジェクトの日当(宿泊代・飲食代)も、それなりの金額になります。
なお、コンサルティング業界では珍しくないことですが、退職金制度はないので、その点を加味したうえで、給与レベルをチェックするようにしてください。
中途採用で入社する時の注意点
中途採用の場合、それまでの経歴や実績などをもとに、年俸が算定されることになりますが、上記でも触れたように、シグマクシスは昇格しない限り、基本給の昇給は行われません。
そのため、少しでも良い条件で入社出来るように、転職時には、可能な限り交渉しておくことを、オススメします。
シグマクシスからの提示額が十分と感じる時は、それで問題なしですが、不満が残る金額であった場合、ここで妥協してしまうと、入社後、何年も同じ給与額で過ごすことにもなりかねず、後々まで後悔することになるので、要注意です。
転職時というのは、会社側も交渉に応じてくれるので、ある意味、最も、給与を上げやすいタイミングとも言えます。そのため、納得がいくまで、しっかり交渉するようにしてください。
もし、こういった条件交渉を行うのが苦手ということであれば、前述した転職エージェントに交渉の代行を依頼するのがベストです。彼らは、交渉のプロなので、双方の希望条件、及び、その場の状況を把握したうえで、適切に交渉を進めてくれます。
企業側から、良い条件を引き出す術についても、エージェントは心得ているので、ぜひ一度相談してみてください。(交渉ベタな人が、自分で何とかしようとするよりも、よっぽど安心です。)
シグマクシスの評価制度について
シグマクシスの人事評価制度は、アサインされたプロジェクトにおけるパフォーマンスについて、年1回、査定を行うというものとなり、自己評価、上長による評価をもとに、評価会議の審査を経て、最終評価が決まるという流れとなります。
上長による評価は、自分のラインの上司ではなく、プロジェクトのオーナーが行うことになり、実績はもちろんですが、プロセスに対しても、一定の評価が行われるため、たとえ実績が目標値に満たなくても、きちんと仕事をしていれば、ある程度の評価は得られるようになっています。
また、人事評価とは別に、年に1度、上司に対して、プロモーションを申請出来る機会があり、その場において、自分の希望を伝えることが出来ます。
同時に、自分の実績をアピールすることも出来ますが、そのアピールが認められ、希望ポジションの期待値に見合う実績を残していると判断されれば、役職が上がり、それに伴い、年俸もアップすることになります。
シグマクシスは実力主義の会社なので、社会人経験ゼロの新卒者でも、4年程度で、年収700万円クラスのアシスタントマネージャーになることが可能です。
また、ある程度の年次を超えた段階であれば、別部署への異動申請も出来るようになっているため、様々な業務を経験して、自分の幅を広げていくことが出来ます。
このように、シグマクシスは、自分の好きなように、キャリアを形成していける会社なので、キャリア志向が強い人にとっては、このうえない最適な環境と言えます。
ちなみに、中途採用の応募条件を見ても分かるように、シグマクシスは自主性を強く求める企業であり、こういったキャリア形成についても、自発的に行う人間に対しては、チャンスを与えますが、自分から動かない人には何もしない会社なので、その点は注意してください。
成長環境について
シグマクシスは、自社開発の各種トレーニングプログラムが充実している会社であり、戦略分析、リサーチ方法論、問題解決力、プロジェクトマネジメント、ファシリテーションなど、様々な領域において、スキルアップを図ることが出来るようになっています。
また、社外トレーニング・セミナーへの参加が推奨されているほか、外部から人を呼んで講演を行う機会を定期的に設けているなど、学ぶための機会が、豊富に用意されています。
先ほども触れたように、シグマクシスは実力主義の会社なので、自分から積極的にアピールすれば、色々なことに挑戦させてもらえるので、そこから得られる経験値というのも、自己成長という意味では、非常に大きいです。
また、シグマクシスは、コンサルティングファームとしては珍しく、OJTの仕組みがしっかりしている会社であり、各個人にメンターが付いて、フォローを行うようになっています。
そのため、同業他社と比較しても、スムーズに業務を進められるようになっていますが、『自立』がキャリア開発の基本に据えられていることもあり、手とり足とり教えてもらえることはありません。自分から求めたフォローに対する応えが、必ずもらえるというのが、適切なイメージになります。
つまり、ここでも、自らフォローを求める、自主性が必須となるということです。この姿勢がないと、せっかくの制度も活かせないという結果になってしまうので、このことは、しっかり頭に入れておくべきです。
ワークライフバランスについて
シグマクシスにおけるワークライフバランスは、コンサルタントやエンジニアに関しては、どういったプロジェクトを担当するのか、アサインされたプロジェクトの状況によって、大きく異なることになります。
客先常駐型プロジェクトの場合には、拘束時間が長くなるケースが多いため、長時間労働になりがちですが、それ以外のプロジェクトであれば、みなし労働制が採用されており、出勤・退勤時間の制約がなくなることから、柔軟な働き方が可能です。
さらに、常駐型でなければ、在宅勤務も認められているため、プライベートの時間を捻出することは容易です。労働時間が長いことを美徳とするような企業文化も一切ないため、自分のマネジメント次第では、残業ゼロで働くといったことも可能です。
また、プロジェクトの合間には、プロジェクト休暇が5日~10日ほど与えられる仕組みとなっているため、定期的に、リフレッシュする機会を得ることが可能です。(有給と合わせて、長期の休暇を取得、海外旅行に行くというような人も多いです。)
一方、バックオフィス勤務の場合には、例外的に残業が立て続けに発生することもありますが、そういった時期を除けば、基本的に残業は少なく、休日出勤もないので、ワークライフバランスは良好と言えます。(有給の取得率も高いです。)
女性の働きやすさについて
シグマクシスは、女性社員の比率は低いものの、女性に対する差別などは一切なく、男性と同じように、責任ある地位に就いて、第一線で働くことが出来ますし、そこで実績を残せば、昇進していくことになります。
特に、バックオフィスだと、上級職にランクアップして活躍している女性社員が多く、キャリア志向が強い女性にとっても、恵まれた環境と言えるでしょう。
また、シグマクシスは育児支援体制がしっかりしている会社でもあります。産休・育休制度が整っているほか、妊娠休暇や産前産後休暇を、取得出来るようになっています。
さらに、年収のところでも触れましたが、育児手当が高額なほか、第3子以降には100万円の出産祝い金が支給されるなど、金銭面での支援制度も、かなり手厚いと言えます。
業務量の多いコンサルタント業務でも、オフィス外ワークが可能な就業形態になっているため、子持ちの女性でも、子供に合わせて、時間のやりくりが出来るので、産休からの復職率も高く、育児をしながら、働き続ける女性社員が多いです。
シグマクシスの転職先としての価値
コンサルティング会社としては、それほど年収が高い会社ではありませんが、そのかわり、業務負荷は他社よりも少ないので、プライベートの時間を確保しながら働けるというメリットがあります。(人間らしく働けるので、長期的に働き続けることが現実的な会社です。)
また、自分を成長させる機会に溢れている会社であり、短期間で実力を付けることが可能なので、いざという時には、より好条件を提示する他社へ転職するといった選択肢を持てるので、そういった意味では、シグマクシスで働くというのは、悪くない考え方です。
もちろん、仕事が最優先、プライベートは犠牲にしても構わないので、もっと高収入を目指したいということであれば、同業他社を選ぶという考え方もあります。
このあたりは、当人の価値観次第ともなるので、自分自身の価値観と照らしあわせながら、シグマクシスへの転職を目指すかどうか、判断するようにしてください。
シグマクシスの中途採用求人の取り扱い実績が豊富な転職会社
最後に、シグマクシスの中途採用求人の取り扱い実績が豊富な転職エージェントをリストアップしておきますが、彼らは社内事情に精通しているので、このあたりの判断がつかないということであれば、相談してみるのもアリです。プロの視点でアドバイスしてくれるので、参考になります。
また、他社の求人を紹介してもらって、比較検討してみるというのもオススメです。もしかしたら、シグマクシスよりも、この会社のほうが良いという判断になるかもしれませんが、それはそれで、自分が納得出来る会社が見つかったということで、良い結果と言えます。
転職先を選ぶ際には、選択肢が多いに越したことはないので、興味があれば、ぜひ他社のことについても、色々と聞いてみてください。
※JACに関する補足
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