国際協力に関連する求人情報を入手出来る手段はたくさんあります。インターネット上で広く採用情報が公開されていることが多いので、いつでもどこでも確認出来ます。
ただし、絶対数は少なく、限られた採用枠に応募が殺到することが珍しくありません。一般企業の採用と違い、求める人材が確保出来たら、その時点で募集が終わるので、早い者勝ちという一面もあります。
興味がある人は、こまめにチェックするようにしてください。
国際協力に関係する専門サイト
PARTER(パートナー)
国際協力機構(JICA)内に設置された国際協力人材センターが運営するサイトです。常に100を超える国際協力に関する求人情報が掲載されており、その数はダントツです。
国際機関、政府関係機関、自治体からNPO/NGO、公益法人、開発コンサルタント、大学・学校法人、CSR活動として国際協力に積極的な一般企業の求人情報まで幅広く掲載されています。
国際協力関連の求人情報を探すのであれば、真っ先にアクセスすべきサイトです。
国際協力・国際貢献ナビ
http://www.apic.or.jp/career/employment_url.html
日本の国際協力に関する情報を伝えることを目的に1975年に設立された一般財団法人です。現在は途上国に対する開発支援や、国際協力の実情を伝える講演会を開催しています。このサイトのなかで、求人情報が掲載されているので、要チェックです。
国際協力station
http://www.idj.co.jp/?page_id=582
専門誌『国際協力ジャーナル』の運営企業のwebサイトです。国際機関、NGO、コンサルタント企業などの求人情報が随時公開されています。
国際協力NGOセンター
http://www.janic.org/more/ngostudy/recruitguidance/
国際協力関連のNGO団体が加盟するネットワークです。NGOで働くことに興味がある人を対象としたガイダンスを実施しているので、NGOに興味がある人は要チェックです。
国際協力に関わる企業の求人情報を所有している転職会社
転職サイトのdoda、リクルートエージェントであれば、国際協力に関わる日本企業の求人情報を所有していることがあります。
採用情報の数が少ないので、いつでも必ず紹介してもらえるとは限りませんが、情報のネットワークが豊富なので、登録しておいて損はありません。
政府機関に関する求人情報が入ってくることもあります。
※
今では、日本には数えきれないほどの転職会社がありますが、この分野の求人情報に強いのはdodaとリクルートエージェントのみです。この2社以外だと厳しいと思います。
※補足
リクルートエージェントは、元々、英語が得意な人の転職支援に力を入れていましたが、最近では、入社後、勉強して身につけることを条件に、今現在の英語力については不問とする採用方針を採る企業からの求人についても、取り扱うようになっています。
そのなかには、海外出張や海外勤務の機会が想定される求人も含まれるので、興味がある人は、リクルートに相談してみてください。
なお、20代・30代の人には、マイナビエージェントという転職会社もオススメです。リクルートとは、また違った系統の求人を確保しているので、両者をダブルで利用すると、多角的に情報を集められるので、よりチャンスが広がります。
特に、第二新卒者の場合、好条件の求人を紹介してもらえる可能性が大です。一方、30代後半以降の経験豊富な人の場合、マイナビはそれほど良い求人を扱っているわけではないので、それほど期待は出来ないです。(他社のほうがオススメです。)
NGO団体の求人
国際協力関連のNGO団体と、どこでも公式サイトを持っており、そのなかで求人をかけていることも少なくありません。
こんな感じですね。
これこそ不定期にはなってしまうのですが、NGO団体の数は多いので、地道に調べてみてください。