大阪には世界各国の領事館が集まっているので、日本のなかでは比較的、求人が発生しているエリアです。ただし、絶対数が少なく、求人情報を入手するルートが限られています。
このページでは、大阪にある領事館の採用情報を入手するための手段についてまとめています。
1:大使館の公式サイト
公式サイトのなかに自国の領事館の現地スタッフ採用情報を掲載している国があります。(欧米の大使館だと、専用の募集ページを用意しているところが多いです。)
最も確実な情報源となりますが、求人枠が発生するたびに不定期で告知されるので、こまめにチェックすることが必須となります。
2:大使館・領事館とつながりの強い団体のサイト
民間団体のなかには、政府とつながりの強いものがあり、そういった団体の求人情報に領事館の求人情報が掲載されることがあります。
一例をあげるとすれば、韓国の民団大阪です。
http://www.mindan-osaka.org/recruit/
こういった団体を幾つかピックアップしておきますので、これらの団体の公式サイトについても確認してみてください。
- 駐大阪韓国文化院
http://www.k-culture.jp/ - 大阪ドイツ文化センター
http://www.goethe.de/ins/jp/osa/jaindex.htm - セルバンテス文化センター
http://tokio.cervantes.es/jp/noticias_jp/bolsa_de_trabajo_jp.htm - タイ国政府貿易センター
http://japan.thaitrade.com/ - イタリア文化会館大阪
http://iicosaka.blog55.fc2.com/ - オーストラリア貿易促進庁
https://www.austrade.gov.au/Local-Sites/Japan - 日仏文化協会
https://www.ccfj.com/
3:口コミ
領事館の現地スタッフを採用する時、一般公募する前に職員の家族の知り合いや友人に『働いてみないか』と声を掛けるケースが少なくありません。あるいは知り合いの知り合い、友達の友達といった感じですが、要は人づてです。
これはけっこう多いパターンであり、ここで重要になってくるのが人脈です。大使館主催のイベントに参加して、スタッフと仲良くなったり、語学スクールに通って教師や生徒とつながりを作るといったことが貴重な情報ルートを持つことにつながります。
(特に日本でマイナーな国、言語の場合、語学スクールつながりというのは、バカになりません。)
4:民間の転職エージェント
数は少ないのですが、領事館のスタッフを募集する時に、民間の転職会社・求人サイトが利用されることもあります。在大阪領事館の求人情報が公開されたことがある転職会社をリストアップしますので、参考にしてみてください。
なお、これらの会社には、政府観光局のような領事館以外の官公庁の求人情報、その国と密接な関わりがある日系企業の求人情報も集まってくるので、色々な選択肢がみつかると思います。
正直、領事館の求人というのは、不定的にたまたま枠があるというのが実情なので、他の働き口を探すことも真剣に考えたほうがいいです。
※補足
リクルートエージェントは、元々、英語が得意な人の転職支援に力を入れていましたが、最近では、入社後、勉強して身につけることを条件に、今現在の英語力については不問とする採用方針を採る企業からの求人についても、取り扱うようになっています。
そのなかには、海外出張や海外勤務の機会が想定される求人も含まれるので、興味がある人は、リクルートに相談してみてください。