創業150年以上の歴史を持つトータルヘルスケアカンパニー“スミス・アンド・ネフュー”において、関節鏡視下手術など、関節鏡を用いた手術用医療機器をフルラインで提供しているスミス・アンド・ネフュー エンドスコピー。
スポーツ整形における実績を豊富に持ち、従業員数130人強の企業ながら、この分野におけるマーケットリーダーとして、抜群のブランド力を確立しています。
社員規模が小さな会社なので、採用ニーズがそれほど大きなわけではないのですが、常に優秀な人材を求めているので、会社側が求める人物像に合う人であれば、転職出来るチャンスは十分にあります。
スミス・アンド・ネフュー エンドスコピーの中途採用事情
エンドスコピーでは、通年で各職種の中途採用を行っています。急募の求人については、公式サイトの採用ページに掲載され、募集がかかりますが、それ以外の求人については、表立って公開されてはいません。
だからといって、採用枠がないということではなく、常に募集を受け付ける態勢を取っています。そのため、エンドスコピーへの転職を目指すのであれば、直接、採用担当に連絡して、詳細について確認するようにしてください。
もしくは、転職エージェントに登録して、サポートを受けるという方法もあります。このページの最後に、スミス・アンド・ネフューへの転職支援実績があるエージェントをリストアップしておきますので、是非コンタクトしてみてください。
なお、参考までに、募集がかかっている職種の具体例としては、営業、経理シニアスペシャリスト、臨書研究マネージャー、品質保証、薬事スペシャリストといったものが挙げられます。
応募の際に必要となる条件としては、それぞれ、該当業種に関する2~5年以上の経験が必須となります。マネージャークラスの求人に関しては、より要求度が高く、7年以上の実務経験が求められるケースが大半です。
実務経験以外では、語学(英語力)が必須スキルとして要求されることになりますが、業務上必要な読み書きに支障が出ないレベルであれば問題はないので、それほど要求度は高くありません。TOEICに換算すると、スコア500以上あれば十分です。(700ぐらいあれば完璧でしょう。)
スミス・アンド・ネフュー エンドスコピーの社員年収について
スミス・アンド・ネフュー エンドスコピーの社員年収ですが、具体例としては、以下のようになっています。
- 営業 25歳 年収500万円
- 営業 28歳 年収430万円
- 営業 31歳 年収650万円
- 営業マネージャー 33歳 年収1000万円
- 薬事マネージャー 38歳 年収800万円
- 経理 35歳 年収700万円
全職種共通で、成果主義の色合いが濃い給与体系となっており、特に営業職は、基本給とは別に支給されるセールスインセンティブの割合が大きいため、この傾向が、より顕著になります。
なお、社員の声を聞くと、給与額の大きさに関わる要素として、英語力の高さが重要な要因になるようです。エンドスコピーが世界の全市場を相手に事業を展開しているため、海外企業との取引が日常的に発生するためです。
また、海外本社・支社との協働しながら、業務を進めていくのも日常茶飯事であるため、英語でのコミュニケーション能力次第で、成果が大きく変わってきます。エンドスコピーは成果主義の会社なので、語学が自分の収入に直結するという理屈です。
そのため、会社側からの要求うんぬんを抜きにして、自ら語学スキルを向上させる意識を持つ社員が多いです。
成長環境について
スミス・アンド・ネフュー エンドスコピーでは、新入社員研修、営業研修など、職位や職種に応じた様々な研修を行っています。こういった研修を通じて、中途で入社した人でも、業務遂行に欠かせない製品知識・業務知識を、短期間で習得することが出来るので、実務にスムーズに入っていくことが可能です。
加えて、管理職研修が充実しています。レベル別に用意されているため、経験に応じて必要な知識を吸収できるため、無駄がなく効率的に、スキルアップを図ることができます。
就業環境、ワークライフバランスについて
エンドスコピーは、全社的に労働時間が長い傾向にあります。特に営業部に関しては、オペ立ちをする機会が多く、午前0時付近の帰宅となる日々が続くことも珍しくありません。出張の機会も多いため、肉体的にハードな環境であることを覚悟しておくことが必要です。
ただ有給休暇に関しては問題なく取得可能なので、定期的に長期休暇を取って、リフレッシュしている社員が多いです。
スミス・アンド・ネフュー エンドスコピー社員の退職検討理由
スミス・アンド・ネフュー エンドスコピーは、高いブランド力を持つ製品を有するリーディングカンパニーであり、手術の術式を変えるぐらいの大きな影響力を持つ器具を扱っているため、やりがいを感じて仕事に臨んでいる社員が多いです。
一方で、退職を検討する社員が、常に一定数存在するのも事実です。その理由の大半が、労働時間の長さに起因しています。生の声として、一日平均14時間以上の労働が当たり前になっており、その状況が改善されそうになかったため、退職したという人もいます。
エンドスコピーへの転職を検討している人は、この点については、よくよく考えたうえで決断を下すことをオススメします。
エンドスコピーへの転職支援実績がある転職エージェント
最後に、エンドスコピーの中途採用情報を入手する時に、相談先としてオススメの転職エージェントをリストアップします。エンドスコピーへの支援実績があり、スミス・アンド・ネフューグループとのコネクションもあるので、情報源として信頼出来ます。
また、この3社であれば、エンドスコピーの就労環境などについて教えてもらうことも出来ますし、医療業界の実情も把握しているので、他社と比較して、エンドスコピーが転職先として適切なのかどうか、アドバイスを求めることも出来ます。場合によっては、より良い選択肢を提示してもらえるかもしれないので、是非、相談してみてください。
※補足
リクルートエージェントは、元々、英語が得意な人の転職支援に力を入れていましたが、最近では、入社後、勉強して身につけることを条件に、今現在の英語力については不問とする採用方針を採る企業からの求人についても、取り扱うようになっています。
そのなかには、海外出張や海外勤務の機会が想定される求人も含まれるので、興味がある人は、リクルートに相談してみてください。
なお、20代・30代の人には、マイナビエージェントという転職会社もオススメです。リクルートとは、また違った系統の求人を確保しているので、両者をダブルで利用すると、多角的に情報を集められるので、よりチャンスが広がります。
特に、第二新卒者の場合、好条件の求人を紹介してもらえる可能性が大です。一方、30代後半以降の経験豊富な人の場合、マイナビはそれほど良い求人を扱っているわけではないので、それほど期待は出来ないです。(他社のほうがオススメです。)