ケンブリッジ・テクノロジー・パートナーズの中途採用事情

ケンブリッジ・テクノロジー・パートナーズの中途採用事情

 

ケンブリッジ・テクノロジー・パートナーズは、1984年、米国マサチューセッツ州ケンブリッジ市に設立されたケンブリッジ・テクノロジー・グループの日本法人として1997年に東京において設立された企業です。

 

2001年には米国ノベル社と併合、そして、2006年、日本法人が日本ユニシスの傘下になることで。独立しました。

 

ケンブリッジ・テクノロジー・パートナーズは、国内のITプロジェクトの成功率31.1%に対し、95.6%のプロジェクト成功率を達成しています。

 

これは、独自の革新的なスピード導入手法『ケンブリッジRAD』や、組織のポテンシャルを引き出す『ファシリテーション型コンサルティング』により、満足度の高い、高水準のITコンサルティングサービスを提供しているためです。今後もますますの発展は予測されます。

 

このような背景から、人材採用の動きが活発化しており、中途に関しても、様々な職種において、募集がかかっています。ケンブリッジ・テクノロジー・パートナーズへの転職のチャンスは豊富に存在するので、関心がある人は、このタイミングで真剣に検討することをオススメします。

 

このページでは、ケンブリッジ・テクノロジー・パートナーズの中途採用求人の傾向、及び、社員の年収・給与水準、社内の労働環境についてまとめていますので、参考にしてください。

 

ケンブリッジ・テクノロジー・パートナーズの中途採用求人の傾向

現在、ケンブリッジ・テクノロジー・パートナーズの公式サイトでの中途採用は、プロジェクトマネージャー、シニアコンサルタント、コンサルタントの職種からの募集があります。公式サイト以外にも転職エージェント経由での募集も見られ、こちらは、ITコンサルタントの募集になります。

 

<プロジェクトマネージャー>
5名以上のプロジェクトチームの実行責任者で、業務の全工程のマネジメントに携わります。必須の条件としては、前職でのマネージャー経験やコンサルティングなどがあり、経験年数も職務経験は8年以上、コンサルティング3年以上となっています。

 

<シニアコンサルタント>
プロジェクトのコアメンバーとして、チームリーダーまたは担当チームを率いる業務です。現状分析から導入支援までの全工程の遂行を担っています。必須の条件として職務経験5年以上で、プロジェクトマネージャーの経験やチームリーダー経験などあります。

 

<コンサルタント>
プロジェクトめんばーとして、担当領域を遂行する業務になります。経験年数は3年以上、チームリーダー経験や業務プロセス設計経験が必須となっています。

 

<ITコンサルタント>
こちらは転職エージェント経由での募集ですが、コンサルタント未経験でも大丈夫ですので、未経験者でキャリアチェンジを考えている方にもチャンスはあります。

 

公式サイト、転職サイトとも募集要項の諸条件がありますので、転職希望の方は確認するようにしてください。

 

求人情報の入手方法

ケンブリッジ・テクノロジー・パートナーズの中途募集は、下記の公式ページにて記載されますので、転職希望の方は必ずチェックしておいてください。
https://www.ctp.co.jp/recruit/entry_mid-career/

 

また、ケンブリッジ・テクノロジー・パートナーズの求人は、転職エージェントでの募集もあります。公式サイトとは条件や職種が異なる場合がありますので、事前に確認をして下さい。

 

 一般的に、転職エージェントの場合、様々なデーターを取り揃えていますので、同業他社に関しても情報を知ることが出来ます。ケンブリッジ・テクノロジー・パートナーズ以上の条件の会社も見つけることが出来るかもしれません。

 

ケンブリッジ・テクノロジー・パートナーズの社員の年収・給与制度について

ケンブリッジ・テクノロジー・パートナーズに勤務する社員の年収ですが、職種別に幾つか事例を挙げると、下記の通りとなります。

 

ケンブリッジ・テクノロジー・パートナーズの社員年収

  • 経営コンサルタント 29歳 年収590万円
  • 経営コンサルタント 30歳 年収670万円
  • システムコンサルタント 31歳 年収650万円
  • ビジネスコンサルタント 37歳 年収750万円
  • コンサルタント マネージャー 37歳 年収1100万円

 

採用後の給与体制は、年俸制を採用しています。新卒の年俸が約460万ですので、中途採用は、その額を基準と考えて下さい。年俸の中には月40時間のみなし残業代が含まれており、約113.9万円が相当額となっています。

 

ケンブリッジ・テクノロジー・パートナーズは、グレードごとにコンピテンシーが定義してあり、優秀なものは高収入を得ることが出来ます。それは社内で公開されていますので、非常に透明性が高い給与制度になります。賞与は年1回12月に支給され、昇給は年1回になります。

 

諸手当として、交通費全額支給、保険は各種社会保険完備、福利厚生に関しては、ユニシス福祉会加入や慶弔、保養所、レク施設費用補助等があります。その他、退職金制度があります。なお、企業年金制度はありません。

 

中途採用で入社する時の注意点

中途で入社する場合には、前職までの経歴・実績をベースにして、年俸額が決まることになりますが、交渉次第で数字が変わってくるので、会社側からの提示額に納得がいかない時には、そこで諦めずに、自分の希望条件を伝えて、しっかりと話し合うようにしてください。

 

ここで妥協してしまうと、後々まで影響を受けることになるので、要注意です。もし、こういった金銭交渉を自分で行うのは、気が引けるということであれば、前述した転職エージェントに交渉の代行を依頼することを、オススメします。

 

彼らはプロなので、この手の交渉ごとに長けており、うまく話を進めてくれます。自分の希望条件を100%通すというのは難しいのですが、何らかの上積みが為される可能性は十分にあります。

 

代行してもらうことで、慣れない交渉を実行するストレスから解放されるというメリットもあるので、苦手な人は、最初から任せてしまったほうが賢明です。

 

ケンブリッジ・テクノロジー・パートナーズの評価制度について

ケンブリッジ・テクノロジー・パートナーズの評価制度は完全な実力主義を採用しており、明確な基準が定義されていて、その基準通りにプロジェクトマネージャーがプロジェクト毎に各メンバーに評価します。その評価を一年分集めて経営会議で一人一人の総合評価を決めます。

 

こういった評価方法は経営陣にとっては大変ですが、適正な評価が行われますので社員にとっても会社に信頼が感じられる良いものと思います。現に評価の結果については、不平不満が無いと言うところもケンブリッジ・テクノロジー・パートナーズの信頼度の証になるのではないでしょうか?

 

ケンブリッジ・テクノロジー・パートナーズの教育制度・成長環境について

ケンブリッジ・テクノロジー・パートナーズでは各自裁量性を与えられていますので、若手の段階から自ら動くということが意識付けられています。

 

また何事もオープンなので、お互いへの期待値やフィードバックなどは、改善点でなく、良かった点を積極的に評価し合うなど、思っていること、考えていることを言語化し共有するような職場です。

 

研修制度として実プロジェクトでの育成のOJTや、コアスキル、方法論、業種業務、プロジェクト勉強会等など定期的に開かれています。その他、RA(リサーチ・アシスタント)制度や、自己研鑽費用補助制度として年間20万円が支給されます。

 

ワークライフバランスについて

前述したように、ケンブリッジ・テクノロジー・パートナーズでは、残業代は専門業務型裁量労働制のため、残業代は年俸に含まれていますが、深夜、休日は割り増し分が支給されます。ちなみに月間平均残業時間は56.2時間となっており、年俸内の数字になっています。

 

休暇に関しては、週休2日制、年次有給休暇、その他特別休暇などが用意されています。一般メンバークラスであれば、かなりワークライフバランスは良好で、有給休暇もプロジェクトとプロジェクトの合間では取りやすくなっています。月間の取得率は52%となっています。

 

ただしマネージャークラスになると、多忙になり、プロジェクト以外での仕事が増えていきますので、経営メンバーは土日を使って経営合宿などを行っています。

 

女性の働きやすさについて

ケンブリッジ・テクノロジー・パートナーズでの女性社員の環境は、全体的に女性が少ないので会社としては模索中といったところです。しかし、新卒採用での女性コンサルの割合の増加などから女性が働きやすくなるような制度を取り入れる働きがあり、今後の展開は期待できると思われます。

 

現段階では、出産・育児という面では、具体的にはプロジェクトの関与率を調整したり、時短勤務など、女性からの提案でどんどんルール化されているという現状です。

 

ケンブリッジ・テクノロジー・パートナーズの転職先としての価値

ITコンサルタント業務を希望し、なおかつ正しく自分の仕事が評価されたいと考える人ですと、ケンブリッジ・テクノロジー・パートナーズは最適な職場と言えるでしょう。完全な実力主義を呈し、仕事を通じて出世をしたいという人にも合った会社です。

 

ケンブリッジ・テクノロジー・パートナーズの弱点を強いて挙げれば、国内のコンサルティングに偏っているところがあります。将来的にグローバル的な展開を行っていきたいという人には、物足りなさを感じるかもしれません。

 

このあたりは、個人の考え方次第となるので、自分自身の価値観と照らしあわせながら、ケンブリッジ・テクノロジー・パートナーズへの転職の判断を下すようにしてください。

ケンブリッジ・テクノロジー・パートナーズの中途採用求人を扱っている転職エージェント

最後に、ケンブリッジ・テクノロジー・パートナーズの中途採用求人を扱っている転職エージェントをリストアップしておきますが、彼らは社内事情に精通しているので、このあたりの判断に迷うことがあれば、一度相談してみてください。プロの視点で、アドバイスしてくれるので、参考になるはずです。

 

また、転職エージェントは、様々な企業の求人情報を扱っているので、他社の求人を紹介してもらうのもオススメです。ケンブリッジ・テクノロジー・パートナーズ以上に、魅力を感じる求人が出てきてもおかしくないので、関心があれば、ぜひ他社のことについても、話をしてみてください。

 

※JACに関する補足

  • JACは海外移住、海外転職を支援するサービスではありません。海外勤務、海外駐在などの求人を紹介してもらえます。
  • 年収600万円~2,000万円の方にオススメのサービスです。