「人事の総合ソリューション」を提供する、レジェンダグループの事業会社、レジェンダ・コーポレーション。企業の人事に向けて、人と組織のパフォーマンスを向上させるためのサービスを提供することを主な事業内容としています。
東京と大阪にオフィスを構え、企業の採用活動をサポートする採用支援や、独自開発のクラウド型人事システム「EHR」の開発・運用、また、その「HER」を活用し、人事労務管理のアウトソーシングによる人事労務支援のサービスを行なっています。
人材登用の動きも活発で、中途採用についても積極的に採用活動を行なっています。このページでは、レジェンダ・コーポレーションの中途採用求人の傾向、及び、勤務する社員の年収・給与水準、社内の就労環境などについてまとめていますので、転職活動の際に、参考にしてください。
レジェンダ・コーポレーションの中途採用求人の傾向
中途採用に関しては、人事・採用プロジェクトマネージャー、人事・労務スペシャリスト、といった職種で求人が発生しています。どちらの職種についても、応募要項として、大卒以上であること、Word、Excel、Power PointなどのPCスキルが標準水準以上であること、という条件が挙げられています。
また、人事・労務スペシャリストに関しては、給与計算・社会保険・勤怠管理・福利厚生などの、人事・労務についての実務経験が必須となります。
ちなみに、会社としては30代までの年齢の人が望ましいとのことですが、それ以上の年齢の人であっても、能力によっては採用される可能性がありますので、応募してみる価値はあります。
求人情報の入手方法
レジェンダ・コーポレーションの中途採用に関する求人情報を入手する方法ですが、公式サイト内にある採用情報ページにおいて、現在、募集がかかっている求人の一覧について、確認することが出来ます。
https://www.leggenda.co.jp/careers/career/
また、中途に関しては、転職会社経由でも募集がかけられているので、そちらに問い合わせることでも、求人情報を入手することが出来ます。
公式サイト、転職会社、どちらでも、入手出来る情報に変わりはありませんが、転職会社の場合、様々な企業の求人案件を扱っているので、レジェンダ・コーポレーションだけでなく、他社の求人のことについても知りたいという時には、まとめて情報を教えてもらえるので便利です。
このページの最後に、レジェンダ・コーポレーションの中途採用求人を扱っている代表的な転職会社をリストアップしておきますので、情報源として活用してください。
レジェンダ・コーポレーションの年収について
レジェンダ・コーポレーションに勤務する社員の給与水準ですが、幾つか具体的な年収事例を挙げると、以下のようになります。
- 営業 23歳 年収300万円
- 営業 25歳 年収400万円
- 営業 27歳 年収600万円
- 営業 30歳 年収520万円
- 営業 30歳 年収600万円
- 営業 32歳 年収550万円
- 営業 34歳 年収450万円
- 経理 24歳 年収360万円
- 組織・人事コンサルタント 29歳 年収560万円
- 組織・人事コンサルタント 30歳 年収540万円
- 組織・人事コンサルタント 33歳 年収550万円
- 組織・人事コンサルタント 33歳 年収600万円
- 組織・人事コンサルタント マネージャー 35歳 年収750万円
- 総務 27歳 年収360万円
- 経営企画 30歳 年収500万円
- 経営企画 32歳 年収440万円
- プロジェクトマネージャー 30歳 年収500万円
- プロジェクトマネージャー 33歳 年収700万円
レジェンダ・コーポレーションは、基本給に加えて、年2回賞与が支給されるというオーソドックスな給与体系となっており、基本給自体の給与水準は、一般的な企業と比較するとやや低めです。そのため、給与に占める残業代の割合が大きく、残業をすることが当たり前の文化になっています。
残業代に関しては、あらかじめ月20時間分がみなし残業代として支給されますが、20時間を超えたものについては全額支払われるようになっているので、残業が多い環境とはいえ、その点については、納得感を持って残業をしている人が多いです。
ただし、中には残業代を稼ぐために時間をかけて長く働くといった人も少なからずおり、そういった人のほうが、生産性を意識して短時間で働く人よりも給与が高くなるといった矛盾を感じている人がいるのも実情です。
昇給は年2回、人事評価によって昇給額が決まるようになっていますが、評価によってそれほど大きな差が生じるわけではないので、真面目に仕事をしていれば安定して上がっていくといえます。また、賞与についてはおよそ1.5か月~2か月分といったところです。
福利厚生に関しては、基本的な社会保険は完備されているものの、退職金制度や、家族手当、住宅手当といったものは用意されていないため、それほど充実したものではありませんので、給与を他社と比較する時には、この点も加味して考えるようにしてください。
中途採用で入社する時の注意点
中途採用で入社する時には、前職までの経歴・実績を考慮して、基本給を算出することになりますが、ここは交渉次第でもあり、交渉の結果によって、金額が大きく変わってきます。
そのため、会社側からの提示額に不満がある時には、そのまま受け入れるのではなく、自分の希望条件を伝えて、しっかり話し合うようにしてください。
こういった条件交渉の経験がないので、どう進めていいのか分からないということであれば、前述した転職会社に、交渉の代行を依頼してください。彼らは転職のプロなので、この手の交渉に長けており、しこりが残らない形で、うまく話を進めてくれます。
実際に条件アップに成功するケースが多々あるので、苦手な人の場合、無理に自分で何とかしようとするよりも、最初から任せてしまったほうが賢明です。
レジェンダ・コーポレーションの評価制度について
レジェンダ・コーポレーションでは、半期ごとに目標を設定、その達成度合いやプロセスなどを期末に自己評価し、上司の評価を受けるといったMBO評価制度となっています。
レジェンダ・コーポレーションのその評価制度には特徴があり、個人の取り組み内容や成果について、社長や人事部長、直属の上司の前で自らプレゼンテーションするようになっており、自分の言葉で仕事の成果をアピールする必要があります。
自分で積極的にアピールすることが得意な人や、社長と直接話す機会が欲しい人にとっては良い機会となりますが、こういったプレゼンテーションやアピールが苦手な人にとっては苦痛となるので、その点は注意が必要です。
また、時には成果をうまくアピールできず、評価に結びつかないといったことも起こるため、しっかりとした事前準備が必要となり、業務量も多い中でその準備に時間を割くのが大変といった声もあります。
もちろん、このプレゼンテーションで全ての評価が決まるといったわけではなく、高い評価を受けるためには、普段からどれだけ上司とコミュニケーションを取り、円滑な人間関係を築けているかといった点も重要となります。
レジェンダ・コーポレーションの成長環境・キャリア開発について
レジェンダ・コーポレーションでは、中途採用は基本的に経験者採用となっているため、中途採用者に対しての研修制度はほとんどありません。仕事に必要なことは、業務をこなしながら、実践のなかで覚えていくことになります。
そのため、教えてもらうのを待つのではなく、自発的に行動を起こす必要があり、レジェンダ・コーポレーションでどれだけ成長できるかは自分次第といったところですが、会社には優秀な人材も多いので、そういう人たちと一緒に働くことで学べることも多いです。
仕事面においては、様々なクライアントの人材採用や人事に携わることになるため、企業の人材採用や人事についての専門的な知識やスキルが身に付きますし、業務を進めていく上で、論理性や分析力、チームでの協働やプロジェクト管理能力、クライアントとの交渉力、といったビジネススキルも身に付きます。
また、業務上、Excel、Word、Power Pointといった事務系ソフトについても高いスキルが求められるので、どこの会社でも通用するスキルがおのずと身に付くため、今後のキャリアパスを描く際には役立つはずです。
ワークライフバランスについて
レジェンダ・コーポレーションの就労環境ですが、時期やプロジェクトなどによって、状況が異なる部分もありますが、基本的には、ハードワークな職場です。
日常的に業務量も多いので、夜遅くまでの残業も頻繁ですし、特に繁忙期などにおいては、毎日の残業はもちろんのこと、休日出勤が必要となることも少なくないため、その際はプライベートな時間はほとんど取れないものと考えてください。
担当クライアント次第で、休日出勤の振替休日を取ることは可能ですが、いずれにせよ忙しい状況での業務調整はそれほど容易ではないため、繁忙期を外して調整するケースがほとんどです。
繁忙期でなければ、業務調整は比較的に自由にできる可能性が高いですし、担当プロジェクトによっては定時で退社できることもあるので、メリハリをつけて働くことができますが、常にワークライフバランスを重視して働きたいという人には向きません。
女性の働きやすさについて
レジェンダ・コーポレーションは、女性社員の比率も高く、割り当てられる仕事や評価において、男女差は一切ありません。実際に管理職においても、約4割は女性であり、仕事で認められれば男性と同様に昇格していきますので、やりがいを持って働けます。
もちろん、差別がない分、女性だからといって優遇されることもないので、男性と同様に働かなければいけませんが、レジェンダ・コーポレーションは、ハードワークの職場なので、体力的にキツイ部分はあります。
ちなみに、女性社員が多いという理由もあって、女性の働きやすい環境は整っています。産休・育休・時短勤務制度もしっかりと活用されており、実際に取得後の復職率も高いです。また、上司や周囲の理解もあるので、子供の事情で休む際などにも、周囲にカバーしてもらえる環境です。
(時短勤務の間は、任される仕事が限定されるケースも多く、仕事と子育ての両立はしやすくなりますが、キャリアという点においては不満を感じる人もいるようです。)
ただし、繰り返しになりますが、レジェンダ・コーポレーションは残業が当たり前の職場なので、時短勤務でなくなった際に仕事と家庭を両立させようと思ったら、家族の理解とサポートが必要不可欠となりますので、その点は頭に入れておいたほうがいいです。
レジェンダ・コーポレーションの転職先としての価値
ここまで、レジェンダ・コーポレーションの就労環境について、様々な角度から見てきましたが、印象としては、いかがだったでしょうか。
レジェンダ・コーポレーションの給与水準は決して高くなく、残業が多い分、その残業代が給与で大きな割合を占めるといった状況であり、またこれといって特筆するような福利厚生もないため、待遇面でのメリットはほとんどありません。
また、残業は常態化しており、特に時期によっては連日の深夜残業や休日出勤も当たり前の環境ですので、プライベートな時間を確保するのも難しく、ワークライフバランスを重視した働き方を望む人にとっては向きません。
実際に働いている社員も、そういったハードワークを、やらされ感を持って働いている人は少なく、やりがいを持って働いている人がほとんどです。
このように、レジェンダ・コーポレーションは、絶対にこの会社にすべきと即断出来るだけの大きなメリットがあるわけでもないので、最終的には、他社との比較ということになってくると思います。
そういった意味では、様々な企業の求人情報を入手して、レジェンダ・コーポレーションの求人と比較検討したうえで、転職の判断を下すのが、賢明です。
レジェンダ・コーポレーションの中途採用求人を扱う転職会社
下記に、レジェンダ・コーポレーションの中途採用求人を扱っている代表的な転職会社をリストアップしておきますが、彼らは、様々な企業の求人案件を保有しているので、ぜひ、色々な企業の求人案件を紹介してもらってみてください。
また、そのうえで、どの会社を候補にすべきか、判断に迷うということであれば、転職先選びについて、相談してみるのもオススメです。プロの視点で、客観的に分析してくれるので、参考になることが多々あるはずです。
いずれにしても、転職会社は、転職先を決める際には、何かと助けになる存在なので、うまく活用してください。