1980年の創業より35年間、ソリューションプロバイダとして、顧客の事業戦略に合わせたソリューションを提供している会社、それが、『日本コンピュータシステム』です。
時流の先端の動きをキャッチし、制御系のシステム開発やゲームソフトのヒットメーカーなど時代の動きに合わせ、先端技術を活用したソリューションサービスを迅速に提供しています。
現在は、現在は金融、インフラ、スマートグリッド、ERP(基幹統合システム)の4事業領域をメインとして、医療、介護福祉分野といった事業領域にも注力しています。
さらに、今後はクラウドを含んだ仮想化のほか、スマートグリッド関連等の社会基盤系システム開発、GIS(地理情報システム)事業など新たな分野への進出も果たしています。
人材採用の動きが活発な会社でもあり、中途に関しても、様々な職種において、募集がかかっています。日本コンピュータシステムへの転職のチャンスは豊富に存在するので、関心がある人は、このタイミングで真剣に検討することをオススメします。
このページでは、日本コンピュータシステムの中途採用求人の傾向、及び、社員の年収・給与水準、社内の労働環境についてまとめていますので、参考にしてください。
日本コンピュータシステムの中途採用求人の傾向
中途採用で募集がかかる職種は多岐に渡りますが、そのなかにおいて、特に募集頻度が高い代表的な職種を挙げると、下記の通りとなります。
<システムエンジニア・プログラマ>
介護・福祉分野での介護・福祉系WEBシステムの開発や知的財産分野の業務系WEBアプリケーションの開発など
<GISシステムエンジニア>
地理情報システムエンジンを利用したアプリケーションや周辺システムの企画・提案・受託開発など
<金融系システムエンジニア>
保険系、証券系、銀行系それぞれのシステムの設計・開発など
<スマートデバイス系システムエンジニア>
社会的公共性の高い各種システム(電気、ガス、通信)の設計や開発・保守や、IoT関連システムの設計・開発など
<インフラ構築技術者>
インフラ構築PM支援やサーバー設計・構築に関するもの
<エンタープライズ系エンジニア>
SAP製品の導入支援、AddOn開発など
<オープン系システムエンジニア>
企業向け基幹システムの開発や情報セキュリティシステムの開発など
日本コンピュータシステムでの中途採用者の割合は35.9%にあたり、求められる条件や経験などは各職種違いますが、どれもWeb関連技術に深い知識があり、即戦力になりうる人の採用が前提となります。
求人情報の入手方法
日本コンピュータシステムは、公式サイト内に開設されている募集要項のカテゴリーで求人情報を入手することが可能です。中途やキャリアといった記載はありませんが全ての募集が中途採用の求人になります。
http://www.ncsx.co.jp/recruit/guidelines/
または、転職会社数社での募集がありますので、そちらから、求人情報を入手することも可能です。
公式サイト、転職会社、どちらからも、入手出来る情報に変わりはありませんが、転職会社の場合、様々な企業の求人情報を扱っているので、日本コンピュータシステムの求人を他社のものと比較してみたいといった時には、まとめて紹介してもらえるので、自分で探す手間が省けて便利です。
また、転職会社に一度登録しておけば、その後は、自分が希望する条件に合致する求人が発生するたびに、メールなどで通知してもらえます。
日本コンピュータシステムの社員の年収・給与制度について
日本コンピュータシステムに勤務する社員の年収ですが、職種別に幾つか事例を挙げると、下記の通りとなります。
- インフラエンジニア 35歳 年収520万円
- エンジニア 30歳 年収450万円
- エンジニア 31歳 年収500万円
- 営業 30歳 年収500万円
- 営業 40歳 年収570万円
- 営業 主任クラス 34歳 年収550万円
- ビジネスアプリケーションSE 30歳 年収560万円
- ビジネスアプリケーションSE 38歳 年収480万円
- ビジネスアプリケーションSE 40歳 年収470万円
- プログラマー 28歳 年収310万円
- プログラマー 28歳 年収350万円
- プログラマー 32歳 年収410万円
- サーバー運用 34歳 年収450万円
- プロジェクトリーダー 30歳 年収360万円
- プロジェクトリーダー 40歳 年収620万円
日本コンピュータシステムの給与体制は、月給にプラスして年2回の賞与から成ります。昇給は年1回で毎年6月に実施されます。年度の業績によっては年度末に期末賞与が支給されます。
日本コンピュータシステムの給与システムは5段階のテーブルに分かれており、おおよそ3段階で年収500万クラス、5段階が管理職クラスとなっています。
日本コンピュータシステムの残業代はみなし残業制を採っていますが、契約先との契約形態により支給される場合もあります。
諸手当として、時間外勤務手当、休日勤務手当、深夜勤務手当、資格手当(約60種類の資格が対象となっています)、家族手当、交通費(これは上限50,000円までとなっています)住宅手当が支給されます。
保険に関しては、健康保険、厚生年金、雇用保険、労災保険などの各種社会保険が完備され、福利厚生は、社員持株会制度、資格取得報償制度、キャリア開発ポイント褒賞制度、退職金制度、財形貯蓄、健保組合各種施設の利用、公認サークル活動補助、JTBベネフィット・などの社内制度が利用できます。
ダーツ、ランニング、ゴルフ、フィッシング、スポーツエンターテインメントなどの社内公認サークルもあり各社員が利用しています。
中途採用で入社する時の注意点
中途で入社する場合には、前職までの経歴・実績をベースにして、給与額が決まることになりますが、交渉次第で数字が変わってくるので、会社側からの提示額に納得がいかない時には、そこで諦めずに、自分の希望条件を伝えて、しっかりと話し合うようにしてください。
実際に採用時に前職よりも高い希望を出した方はそれなりの表示があります。ここで妥協してしまうと、後々まで影響を受けることになるので、要注意です。もし、こういった金銭交渉を自分で行うのは、気が引けるということであれば、前述した転職会社に交渉の代行を依頼することを、オススメします。
彼らはプロなので、この手の交渉ごとに長けており、うまく話を進めてくれます。自分の希望条件を100%通すというのは難しいのですが、何らかの上積みが為される可能性は十分にあります。
転職会社からのアプローチは、こういった面接に苦手な意識を持っている方ですと、ストレスになりませんから、是非利用してください。
日本コンピュータシステムの評価制度について
日本コンピュータシステムは評価制度を年間2回実施しています。半期ごとに目標を設定し、その達成度で評価されます。
日本コンピュータシステムは人事ではなく、自分の上司に直接評価をしてもらう制度です。これは日本コンピュータシステムの考えでは、『技術者の評価は技術者が行う』とあり、上司も部下の目標達成について熱心に相談に乗っています。その他、各社員のアピールも重要な評価要素となっています。
日本コンピュータシステムの教育制度・成長環境について
日本コンピュータシステムは教育制度に力をいれており、特に資格取得を推奨しています。情報処理技術者試験などの国家資格から、PMI認定PMP資格、SAP認定R/3コンサルタントなど約60種類の資格が対象となっており、資格取得時にのみ一時金の支給・受験料負担を行っています。
その他、外部講師を招いての講習など、かなり手厚い教育・研修制度を持っています。スキルを身に付けたいと考えている方ですと最高の環境と言えるでしょう。
日本コンピュータシステムでは、社外での仕事がメインになりますから、各社員が自ずと動くような環境にいます。その分『ホウ・レン・ソウ』を通じて会社との共有を密に取り、そうした環境で、自分のやりたいものはなにか? それが出来ているのか? を常に会社側にヒヤリングしながら業務を行っています。
また手を挙げると、どんどん仕事を与えてもらえる環境ですので、若手でも成長のスピードが早いといったことが日本コンピュータシステムの特徴です。
ワークライフバランスについて
会社側の取り組みとしては、時間内で切り上げるような仕事の取組みを推奨していますので、コンプライアンスを遵守しようとしていることは伺えます。しかし、日本コンピュータシステムは社外に社員を派遣するスタイルですので、必然的に派遣先のプロジェクトにより業務が変わってきます。当然忙しいプロジェクトですと、残業や休日出勤もあります。
休日休暇は、土日、祝日、年末年始休暇、夏季休暇、特別休暇、年次有給休暇などが取得でき、年間休日は122日となっています。年次有給休暇は、入社3か月後から取得でき、最高日数は20日となっております。ちなみに有給消化率は50.7%で、日数としては10日前後となっています。
女性の働きやすさについて
日本コンピュータシステムでの女性の割合は少なく、男女比として9:1の割合です。しかし、女性だからといって差別は一切ありません。女性リーダーも活躍していますので、将来キャリアを積みたいと考えている方にも十分満足のいく環境です。
育児支援制度も完備され育児短時間制度、育児休業制度、介護休業制度が利用できます。出産時に1年間産休されている方や、時短勤務やテレワークなどの業務を行ったり、結婚後も働きやすい環境が整えられています。
日本コンピュータシステムの転職先としての価値
日本コンピュータシステムは、独立系Sierとして、金融系、社会インフラ系の開発実績や大手企業とのパイプもあり、経営も安定しています。給与面からも高額とは言えませんが、他社と比べても引けを取りません。
社内の雰囲気も良く、社員全員が一堂に会して研修やパーティ等も多くある明るい社風です。長く安定的に働きたいと考えている方ですと、日本コンピュータシステムは最高ではないかと考えます。
ただし、長期的なキャリアを考えた場合には、悪くない職場ですが、自らキャリアを勝ち取っていこうとするベンチャー気質の方ですと、少し物足りなさを感じるかもしれません。
このあたりは、個人の考え方次第となるので、自分自身の価値観と照らしあわせながら、日本コンピュータシステムへの転職の判断を下すようにしてください。
日本コンピューターシステムの中途採用求人を扱っている転職会社
最後に、日本コンピュータシステムの中途採用求人を扱っている転職会社をリストアップしておきますが、彼らは社内事情に精通しているので、このあたりの判断に迷うことがあれば、一度相談してみてください。プロの視点で、アドバイスしてくれるので、参考になるはずです。
また、転職会社は、様々な企業の求人情報を扱っているので、他社の求人を紹介してもらうのもオススメです。日本コンピュータシステム以上に、魅力を感じる求人が出てきてもおかしくないので、関心があれば、ぜひ他社のことについても、話をしてみてください。
※JACに関する補足
- JACは海外移住、海外転職を支援するサービスではありません。海外勤務、海外駐在などの求人を紹介してもらえます。
- 年収600万円~2,000万円の方にオススメのサービスです。