イトクロの中途採用事情～求人の傾向、社員年収、就労環境など～

幼児教育情報ポータルサイト『幼児教育なび』、家庭教師派遣情報ポータルサイト『家庭教師比較ネット』、医学部受験情報ポータルサイト『医学部受験マニュアル』など、様々なポータルサイトを展開する、メディアサービス会社、イトクロ。

教育関連サイトの運営を主軸としつつ、カードローン情報サイト、証券会社情報サイトなど、様々な分野において、メディアコンテンツを展開しています。

また、メディアサービスの運営を通して培ったノウハウを活用する形で、コンサルティング事業にも進出、教育業界を中心に、クライアント企業のWEBマーケティング活動をサポートしています。

直近の動向では、2015年の上場から順調に業績を上げており、今後は、既存事業を拡大しつつ、M&A、自社開発の両面で、新たな事業の創出を目指すとしています。

社員数100名ほどの会社ですが、上場以来、事業拡大のペースが加速しており、それに伴い、組織が大きくなっているので、人材採用の動きは力強く、中途採用に関しても、常時、募集をかけています。

このページでは、イトクロの中途採用求人の傾向、及び、社員の年収・給与水準、社内の労働環境についてまとめていますので、参考にしてください。

イトクロの中途採用求人の傾向

繰り返しになりますが、イトクロでは、事業拡大に伴い、積極的な中途採用を行っています。募集対象となる職種は多岐に渡りますが、そのなかでも、募集頻度が高い職種は、下記の通りとなります。

• Webエンジニア（マネージャー候補）
• Webエンジニア（リーダー候補）
• 経営企画 M&A担当
• 事業開発（マネージャー候補）

いずれの職種に関しても、該当業務に関する実務経験が必須となりますが、具体的な経験の内容（職歴・経歴）、年数については、求人ごとに異なりますので、募集要項を確認するようにしてください。

※補足
イトクロの場合、稀に未経験者でも採用するケースがあります。特に、経営企画に関しては、未経験者応募可の求人が出てくる頻度が高いので、興味がある人はチェックしてみてください。

求人情報の入手方法

イトクロの中途採用者向けの求人情報の入手方法ですが、会社の公式サイト内において、採用情報ページが設けられており、そのページにおいて、中途採用求人の一覧が表示されています。
http://recruit.itokuro.jp/career/

また、イトクロは、中途採用に関しては、転職会社経由でも募集をかけています。基本的に、公式サイト、転職会社の双方で、同時に募集が行われていますが、求人によっては、どちらかのみというケースもあります。

そのため、転職会社に問い合わせたら、イトクロの公式サイトに掲載されていない求人を、紹介してもらえたということもあるので、イトクロへの転職のチャンスを模索している人は、公式サイト、転職会社の両方を、押さえておいたほうが賢明です。

このページの最後に、イトクロの中途採用求人を扱う代表的な転職会社をリストアップしておきますので、ぜひチェックしてみてください。

※補足
転職会社の場合、様々な企業の求人情報を扱っているので、他社の求人のことについても、知りたいということであれば、イトクロの求人情報とあわせて、教えてもらうことが出来ます。

自分で探す手間が省けて便利ですし、イトクロ以上に魅力を感じる求人を、紹介してもらえるかもしれないので、興味がある人は、ぜひ他社のことについても、話をしてみてください。

イトクロの社員の年収・給与制度について

イトクロに勤務する社員の年収ですが、職種別に幾つか事例を挙げると、下記の通りとなります。

イトクロでは年棒制が採用されており、年棒の1/12が、毎月支給される形となります。賞与は、決算連動型となり、業績によって、支給額が変動します。

昇給については、イトクロでは、ミッショングレード制と呼ばれる制度が採用されています。具体的には、半期ごとに、個々のメンバーの能力・志向性を考慮したうえで、ミッショングレードを決めるとともに、個人の目標値を設定、その目標値の達成度に応じて、報酬を決定するというものです。

5月と11月に、給与改定が行われるため、最大で年2回、給与が上がることになります。

年俸以外の福利厚生としては、各種社会保険が完備されているほか、通勤交通費（月額上限5万円）、借り上げ社宅制度（会社の指定圏内に居住する場合、上限3万円まで家賃負担）、従業員持株会、財形貯蓄制度などが、用意されています。

また、イトクロは、社員の健康管理に関する福利厚生に力を入れており、定期健康診断、予防接種が受けられるようになっています。

中途採用で入社する時の注意点

中途採用の場合、前職までの経歴・実績をベースにして、年俸額が算出されることになりますが、ここは、交渉次第で変動するという要素があるので、会社側からの提示額に満足出来ない時には、納得出来るまで、話し合うことをオススメします。

特に、イトクロの場合、最初は、わざと低めの金額を提示するケースが多いので、なおさらです。（イトクロの判断基準は厳しめで、低めになるというのが、正確なところであり、人によっては、前職を大きく上回る金額が提示されるケースもあるようです。）

もし、こういった条件交渉を、どうやって進めていいのか分からない、あるいは、お金の話をするのは、気が引けるということであれば、前述した転職会社に、交渉を代行してもらうことを、オススメします。

彼らはプロなので、うまく話を進めてくれますので、その結果として、条件の上積みに成功するケースが多々あるので、ぜひ一度相談してみてください。

イトクロの評価制度について

先ほども触れたように、イトクロでは、年2回、人事査定が行われており、人物面と業績面の二面評価で、判断されるようになっています。

複数名から評価を受けるという、仕組みなので、特定の査定者の趣向（好き嫌い）で、評価が付けられることはありません。

また、評価項目が明文化されるとともに、各項目の目標達成度が、全て数値化されるので、曖昧なところがなく、納得がいくものとなっています。

同時に、自分自身の現状を客観的に把握して、将来の目標を達成するための課題・問題点を意識する指標ともなるなど、非常に有意義な制度となっています。

なお、数字での評価となると、一般的には、営業など、仕事のパフォーマンスを数値化しやすい部署だけに限定され、事務系の職種だと、評価体系が別物だったりしますが、イトクロの場合、そういった職種の人も、評価は数値化されています。

職種ごとに、定められた基準に沿って、評価されるのですが、その内容は分かりやすくなっており、自分のパフォーマンスを把握しやすいので、そういった意味では、やり甲斐があります。

ちなみに、イトクロの主力事業である、メディア運営というのは、各個人でモノやサービスを売るような事業スタイルとは違い、複数のメンバーで協働して、創り上げていくものなので、仕組みやルールを作れる人、チームをマネジメント出来る人などが、高く評価される傾向があります。

イトクロの教育制度・成長環境について

イトクロの事業は、教育という社会貢献性が高いものであるため、報酬や出世というよりは、社会的に貢献しているということに、意義を感じて、仕事をしている人が多い会社です。

そのため、労働意欲が高い社員が多く、そういった人に囲まれて、仕事が出来るというのは、自己成長という観点から見ても、大きなメリットと言えます。

また、イトクロでは、この会社独自のシステムとして、社内の組織を細分化して、責任者のポジションを多く創ることで、社員一人一人が、『責任者としての経験を積める』環境を整えるとともに、各社員に、大きな裁量を与えて、自分の好きなように、仕事を進められるようにしています。

同時に、全社員に対して、いつでも事業計画を作る権利を与えている会社なので、何かやりたいこと、実現したいことがあれば、自由に提案することが可能です。（もちろん、その計画が認められれば、自分が責任者となって、進めることになります。）

こういった職場なので、仕事に対する責任感は強くなりますし、努力すれば、それに相応する見返りが得られるので、常にやり甲斐を感じながら、仕事に取り組むことが出来ます。

結果として、かなり速いスピードで、成長することになるので、ビジネスマンとして、自分を高めていきたいと考えている人にとっては、このうえない環境です。

なお、イトクロは、この規模の会社としては珍しく、教育制度が充実しており、新入社員研修から始まって、リーダー研修、マネージャー研修、ビジネススキルアップ研修（マーケティング、プレゼンテーション、モデリング、ロジカルシンキング）まで、様々な教育プログラムが用意されています。

また、新入社員に対しては、2～3年目の社員がメンターとなり、月1度のMTGを実施して、フィードバックを与えるという制度を設けるなど、社員が効率的に、スキルアップを図れる環境整備にも、積極的に取り組んでいます。

ワークライフバランスについて

イトクロの就労環境は、なかなか良好です。まず、働き方の自由度が高く、勤務スケジュールに関して、各社員が自ら計画出来るようになっており、有休についても、基本的に、自分自身で、取得日を決められます。

また、毎日の始業時間などについても、本人の希望で選択することが可能です。

目標に対する高いコミットを要求する会社なので、仕事自体は厳しいものとなりますが、長時間労働を良しとするような風土はなく、ノルマを果たしていれば、後は自由です。

そのため、残業は、各個人が自分の判断で、必要に応じてということになりますが、会社としては、残業が少ないに越したことはないという姿勢なので、働く側としては、やりやすいでしょう。ちなみに、イトクロにおける、社員の平均残業時間は、1ヶ月あたり、約45時間です。

なお、イトクロでは、仕事の進め方については、上司から、しっかりとフォローしてもらえるので、仕事を丸投げされて、苦労するといったことはないですし、業務の多能工化、標準化を進めているため、誰かが休んだとしても、特定の人に、業務がかたよったりするといったこともないです。

女性の働きやすさについて

イトクロは実力主義の会社なので、男女で仕事の内容や、責任分担で、違いが生じるということはなく、女性も男性と同じ立場で働くことが出来ます。

評価も平等なので、結果を出せば、どんどん、昇進していけますし、実際、役職に就いて、最前線で働いている女性メンバーもいます。頑張れば頑張るだけ、重要な仕事を任せてもらえる会社なので、やり甲斐は十分です。

また、イトクロでは、育児支援体制が、しっかり整備されています。産前産後休暇、育児休暇を自由に取得出来ますし、復帰後も、フォローを受けながら働くことが出来るので、安心です。

イトクロの転職先としての価値

イトクロは、新興のIT企業なので、会社の気質は、ベンチャーそのものであり、バリバリの成果主義を採用していますので、自分の実力で勝負したいという人にとっては、最高の会社でしょう。

また、イトクロで培われているノウハウというのは、インターネットビジネスにおいては、様々な領域に応用可能なので、この分野でキャリアを積んでいきたいという人にとっては、将来的にも役立つ、貴重な経験を積む機会にもなります。

こういった会社でありながら、福利厚生や休暇制度がしっかりしているなど、就労環境の整備にも、余念がないので、転職先候補として見た時の価値は、非常に高い会社とも言えます。

強いていえば、社歴が10年ほどの小さな会社なので、安定性を望む人にとっては、不安を感じる部分があるかもしれません。

このあたりは、その人の考え方次第となるので、イトクロが、自分が求めるものを満たしている会社なのかどうか、自分自身の価値観と照らしあわせたうえ、冷静に転職の判断を下すことをオススメします。

イトクロの中途採用求人を扱っている転職会社

下記に、イトクロの中途採用求人を扱う転職会社をリストアップしておきますが、彼らは社内事情に精通しているので、このあたりの判断に迷うことがあれば、一度相談してみてください。プロの視点で、客観的に分析してくれるので、参考になるはずです。

また、転職会社は、様々な企業の求人情報を保有しているので、他社の求人を紹介してもらって、イトクロと比較してみるのもアリです。

イトクロ以上に、魅力を感じる求人が見つかるかもしれないので、興味がある人は、あわせて話を聞いてみてください。

※JACに関する補足

• JACは海外移住、海外転職を支援するサービスではありません。海外勤務、海外駐在などの求人を紹介してもらえます。
• 年収600万円～2,000万円の方にオススメのサービスです。